2022年ボカロ名曲【楽曲解説】2022年を代表するボカロ名曲13選を徹底解説

奈落 / みきとP

みきとPのボカロ曲「奈落」。

2022年11月8日に楽曲が公開された楽曲です。

レトロな雰囲気が心地よく、どことなく懐かしさが漂っています。

バーチャルシンガー理芽の歌声をベースにしたCeVIO AI 音楽的同位体 裏命(RIME)にて制作されている「奈落」。

動画のコメント欄には「人が歌ってるのかと思った」という声が上がるくらいにいい意味で”ボカロらしくない“歌声が響いています。

ベースやトロンボーン、アコーディオンの音色が耳にスッと馴染むこの楽曲。

一列に並んだマーチングバンドが歩きながら演奏しているようなミドルテンポが印象的です。

楽曲の奇妙さを引き立てるのは、華やかな演奏とダークな歌詞のアンバランス加減。


誰にも届かぬメロディ 奈落の底で歌え

「奈落」は、「地獄、どん底」などの意味を持つ言葉ですが、舞台用語では「舞台や花道の床下」を指す言葉でもあります。

華やかな世界を見上げながら、自らの状況に悲観しつつ、「それでも」と表現を続ける主人公。

誰かのことが羨ましくなった時、生きることに疲れてしまった時に寄り添ってくれるような楽曲です。

あわせて読みたい!

星界ちゃんと可不ちゃんのおつかい合騒曲 / 南ノ南

南ノ南のボカロ曲「星界ちゃんと可不ちゃんのおつかい合騒曲」。

YouTubeでは2022年10月14日に公開された楽曲です。

本楽曲の特徴は、ネットミームがこれでもかと詰め込まれた点。

思わずニヤリとしてしまうポイントが至る所に散りばめられています。

タイトルの通り、おつかいに行く様子が描かれた本楽曲。

カレーうどんを食べたい可不ちゃんのために、星界ちゃんがおつかいに行くことに。

道中に小雨が降り出したり、洗濯物を干しっぱなしで来てしまったことに気付いたりと、てんやわんやな状況がハイテンポで表現されています。

サビの「急かさんといて 急かさんといて」は中毒性抜群。

日常生活の中で急ぐ場面があれば、勝手に脳内BGMとしてこの曲が流れ出すというファンも多いのではないでしょうか。

本楽曲は、「The VOCALOID Collection 2022 Autumn」とプロセカとのコラボ企画「ボカセカ」により、プロセカのプレイ楽曲として追加されることが決定。

ファンからは「楽しみ!」の声が上がる一方、「鬼譜面確定」「偉い人たちが譜面作るために聴き込んでるの想像したら草」などの声もある楽曲です。

MEMO

「The VOCALOID Collection」とは、人気ボカロPや様々なジャンルの新進気鋭のクリエイターが一斉にボカロ動画作品を投稿し、各種カテゴリでランキング順位を競うイベントです。

熱異常 / いよわ

いよわのボカロ曲「熱異常」。

2022年10月12日に公開された本楽曲は、「The VOCALOID Collection 2022 Autumn」で第1位に輝きました。

本楽曲は、等身大美少女ロボット制作計画で開発中の等身大ヒューマノイドロボットである足立レイが歌唱。

「熱異常」は、ニコニコ動画で殿堂入りを果たし、足立レイ歌唱のボカロ曲では初の快挙となりました。


消去しても 消去しても 消去しても
すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで

同じ歌詞の並びが特徴の一つである本楽曲。

タイトルの通り、熱異常を起こした機械を想像させるような構成となっています。

MVに映し出されているのは、音楽プレーヤーを右耳に当てた足立レイ。

風が吹き、髪や服はなびいているのにもかかわらず、彼女は一度も瞬きをしません。

足立レイの境遇や、初音ミクとの関係性を知っているボカロファンからは、多くの考察が上がっている1曲です。

MEMO

ニコニコ動画の「殿堂入り」とは、再生数が10万以上の動画に付けられるタグの名称です。

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