2022年ボカロ名曲【楽曲解説】2022年を代表するボカロ名曲13選を徹底解説

2022年ボカロ名曲【楽曲解説】2022年を代表するボカロ名曲13選を徹底解説

ラヴィ / すりぃ

すりぃのボカロ曲「ラヴィ」。

スマホゲーム「#コンパス 戦闘摂理解析システム」に登場するキャラクター「ラヴィ・シュシュマルシュ」のテーマソングとして書き下ろされた楽曲です。

ラヴィ・シュシュマルシュは吸血鬼の王であり、周りに舐めた態度を取りつつも実は打たれ弱い人物。

歌詞内には、吸血鬼を想像させる「チュウ」という表現や、「威張ってたい」「弱虫」など、彼を端的に表した単語が散りばめられています。

MVに登場するのは、パッと見た感じ女の子に見えるピンク髪の人物。

ただ、歌唱しているのは男性声である鏡音レンであり、MVの人物は喉仏を隠すような服を着ています。

ラヴィ・シュシュマルシュが男の娘であることを表現しているような仕掛けだと考えられるでしょう。

また、この楽曲の長さは3分きっかり。

スマホゲーム「#コンパス 戦闘摂理解析システム」は、3分で行う陣取りバトルのため、この点にも制作者のこだわりが感じられます。

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ヘンシン / じん

じんのボカロ曲「ヘンシン」。

2022年8月24日に公開された楽曲です。

本楽曲のテーマは「虫」。

じんは、楽曲公開の際に、Twitterで「セミとセミヤドリガがモチーフ」と言葉を添えました。

疾走感のあるエレキギターと、粒立ったドラムの音が印象的な本楽曲。

華やかなロックサウンドが際立っていますが、実は本楽曲はスタジオレコーディングを行っていないそう。

あえてスタジオを使わずに楽曲制作を行い、「どんな音がこの音には合うのか」と模索しながら作り上げていったのだといいます。

楽曲のドラムを担当したジャンクは「聴いた覚えがないはずなのにどっかで聴いたことあるみたいな懐かしい感じ」と語り、リスナーからも「どことなく昔の雰囲気が心地いい」などの声が上がっている楽曲です。

ラッシャイナ / 柊マグネタイト

柊マグネタイトのボカロ曲「ラッシャイナ」。

1分52秒という短い楽曲でありながら、曲のメリハリがあり、満足感を得られる1曲です。

ベースの重低音が印象的な本楽曲。

サビでは一気にボルテージが上がり、リスナーを惹きつけます。

10月31日に公開された楽曲ということもあり、どことなく漂うハロウィン感。

当て字や言葉遊びが魅力的なため、ぜひ歌詞を見ながらじっくり聴いてほしい楽曲です。

動画公開時のタイトルは「トリガーハッピー」だったこの楽曲。

動画公開翌日に、柊マグネタイトの「タイトル変わりました。かわいいので。」のコメントとともに「ラッシャイナ」に変更され、ファンからは「かわいい」「きゃわ」などの声が上がりました。

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バグ / かいりきベア

かいりきベアのボカロ曲「バグ」。

プロセカ内のユニット・25時、ナイトコードで。に書き下ろされた楽曲です。

2022年6月18日に公開され、12月5日現在、プロセカ公式チャンネルのMV再生回数は2315万回再生を突破しています。

本楽曲のプロセカ実装と同時に開催された「迷い子の手を引く、そのさきは」というストーリーイベント。

母の期待に応え、優等生として振る舞い続ける朝比奈まふゆが、初めて母を裏切ります。

「バグ」の歌詞には「迷子」「いい子」など、朝比奈まふゆを表したような言葉が散りばめられており、彼女に起きたバグを表現している本楽曲に多くの注目が集まりました。

明るさ、暗さ、怖さ、勢いなど、さまざまなものが入り混じっている本楽曲。

その奇妙さが、平気なふりをしながらもどんどん狂っていってしまうバグを表しているように感じられます。

実際に人が歌うとなると、かなりの難易度である本楽曲。

コメント欄では、楽曲をキャラクターの声で完璧に歌いこなし、感情を乗せて表現する声優への賞賛の声も上がっています。

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まとめ

2022年に発表されたボカロ曲の一部をご紹介しました。

個性的なボカロPが発表する楽曲は、どれも魅力的なものばかりです。

来年もぜひボカロ界から目を離さないでくださいね。

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