和楽器で奏でられた旋律や切ない歌詞が評価され、大ヒットした楽曲「阿吽のビーツ」。
その制作者である羽生まゐご(はにゅう まいご)は、強いストーリー性に定評があるボカロPとなっています。
リスナーを物語世界へと誘う作風は、どのようにして生まれたのか。
その経歴について迫ってみましょう!
目次
羽生まゐご・プロフィール
- 性別:非公開
- 誕生日:7月31日
- 使用VOCALOID:初音ミク、flower
羽生まゐご・経歴
2015年、ボカロPデビュー
2015年11月6日、処女作「ゆれる」を公開。
思わず眠りについてしまいそうな程にゆったりとした穏やかなエレクトロニカソングとなっており、羽生まゐご自身も「作曲しながら何回寝落ちしたかわからない曲」とその作曲経緯を明かしているほど。
公開先であるニコニコ動画では、「寝る前に聞きたくなる楽曲」につけられるタグ「VOCALOIDおふとん入り」をつけられる事にもなりました。
以降、ボカロ曲を続々と公開。
そうして2017年8月19日、楽曲「阿吽のビーツ」がヒット。
哀愁漂う「和」の曲調や切ない歌詞、美しいイラストで作られたMVが話題を呼び、ボカロ史に名を残す名曲となりました。
この曲以降、羽生まゐごは次々と殿堂入り楽曲を輩出。
人気ボカロPの1人となったのでした。
羽生まゐごの作風が生まれた理由
羽生まゐご曰く、楽曲毎に主人公が設定されているとのこと。
その設定をもとに作られているからか、羽生まゐごの楽曲は「ストーリー性」が強い事に定評があったりもします。
この作風の根底には、BUMP OF CHICKENがいる事を羽生まゐごは明かしています。
BUMP OF CHICKENの楽曲「K」を聴いた際に、「自分もこういう物語、ストーリー性を持った曲を作りたい」と強く思ったとのこと。
国民的人気バンドの名曲が、今の羽生まゐごの作風を生み出していたようです。
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羽生まゐご・オススメ曲
阿吽のビーツ
和楽器が奏でる哀愁漂う旋律と、とある少年少女を主役に歌われたと思われる切ない歌詞に胸打たれる1曲。
MVで使用されているイラストの美しさも必見です。
懺悔参り
「神様」が登場する和風伝奇もののような物語が繰り広げられる楽曲。
アップテンポで軽快な旋律からは考えられない切ない歌詞の内容に、胸が苦しくなる1曲です。
羽生まゐご・まとめ
2019年、羽生まゐごはボカロではなく、ヴォーカリストをフィーチャーしたアルバムをリリースしています。
今後はボカロだけではなく、こうしたゲストを迎えた楽曲なども増えていくのでしょうか。今後の活動に注目です!