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『紗痲』が大ヒット!アーティストとしての活動
ロック系の楽曲を中心に制作していた煮ル果実が人気ボカロPとなった大きなきっかけは、8作目に投稿された『紗痲』(しゃま)でした。
2018年10月に投稿され、ニコニコ動画では自身初の殿堂入り(10万回再生)を達成。
YouTubeでは、2023年5月2日現在1300万回再生を突破しています。
『紗痲』は、疾走感のあるかっこいいギターロック。
絵師WOOMAとのコラボ曲でもあり、アニメのようなストーリー仕立てのMVが楽曲の世界観をより引き立てています。
煮ル果実自身、本楽曲から歌詞を重視して聞くファンが増えたと感じたそうで、その後も歌詞や映像を意識した作品制作に専念。
現在のような作品スタイルが出来上がっていきました。
また、2019年には前日譚にあたる楽曲『キルマー』、2021年にはepisode Guiとして『アランダーノ』を投稿。関連性やストーリーを考察するファンが多数登場しました。
メジャーアーティストにも多数楽曲を提供
ボカロPとして活動する一方で、煮ル果実はAdoやSou、ずっと真夜中でいいのに。など、歌い手やメジャーアーティストに数多くの楽曲を提供しています。
アーティストのイメージや声質などに合った楽曲制作が行われており、普段のボカロ曲とはひと味違った楽曲を楽しめるのが魅力です。
Ado『マザーランド』
ずっと真夜中でいいのに。『マイノリティ脈絡』(編曲)
ナナヲアカリ『ヒステリーショッパー』
Sou 『クイニーアマンダ』
宮下遊『Coquetterie dancer』
缶缶『バビルサ』
VALIS 『道化師ブランケット』
Rain Drops『ブギーマン』他
特におすすめなのは、ずっと真夜中でいいのに。『マイノリティ脈絡』、缶缶『バビルサ』、Rain Drops『ブギーマン』の3曲。
煮ル果実の代名詞でもあるロックの要素を取り入れたものや、ボカロ曲ではあまり見られないような意外性抜群の楽曲もあり、アーティストと煮ル果実の魅力を同時に感じられます。
どれもYouTube等で配信されているため、気になった方は聞いてみてください!