煮ル果実【ボカロP詳細解説】ジャンルレスな音楽性で存在感を発揮! 超人気ボカロPを徹底解説

煮ル果実【ボカロP詳細解説】ジャンルレスな音楽性で存在感を発揮! 超人気ボカロPを徹底解説

煮ル果実のおすすめ楽曲5選 Part.2

イヱスマン

2020年に投稿された『イヱスマン』は、蜂屋ななし(現在は栗山夕璃として活動中)との共作で誕生した楽曲。

煮ル果実が得意とするロックと蜂屋ななしの代名詞でもあるジャズ、クラップなどのEDM的要素が混ざり合ったテンポのいいもので、音を聞いているだけでも気持ちのいい楽曲です。

煮ル果実楽曲でおなじみのflowerの歌声と、蜂屋ななしの癖を取り入れた初音ミクの歌声もマッチしており、まさにザ・コラボという印象を覚える1曲。
ちなみに、本楽曲で初音ミクの調声を行っているアミメキリンは、たびたび蜂屋ななしのボカロ曲でボーカルアレンジを担当しているクリエイターです。

また、ノリのいい音楽の一方で、ニヒルな詞が綴られているのも煮ル果実らしいところ。
歌詞にはタイトルのとおり“イエスマン”として働く男の内心が描かれています。

MVでは他作品との関連性も考察されており、音楽・歌詞・映像すべてを楽しめる作品です。

アメリ

『アメリ』は、2023年5月2日現在最新のボカロ曲。
「ひとつ上の豆乳 豆乳飲料 あまおう」とのタイアップとして制作された楽曲で、少し低いflowerの歌声とポップでキャッチーなリズムが魅力的な楽曲です。

魔女見習いの女の子が登場するアニメーション風のMVも可愛く、一人前になろうと奮闘するストーリーが気になるところ。
明るい曲調ですが、歌詞では“幸せになること”について描かれており、言葉のひとつひとつに考えさせられます。

「可能とか 不可能とかもう無い 貰ったキャパシティで遮二無二生きるだけ」など、『ハイネとクライネ』とはまた違った方向から背中を押してもらえるような楽曲です。

まとめ

今回は、ロックを中心に多様なジャンルの楽曲制作を行うボカロP・煮ル果実をご紹介しました。

ポップな曲からシリアスでダークな曲まで、さまざまな楽曲を楽しめるのが煮ル果実の魅力。
また、歌詞に込められているテーマ性や独特の世界観、映像表現も含めて1つの作品となっているのもすごいところです。

煮ル果実の楽曲は、ニコニコ動画やYouTube、各種音楽配信サービス等で視聴できるため、ぜひ気になったものから聞いてみてください!

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事