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ミュージカル「刀剣乱舞」おすすめ公演 Part.2
東京心覚
ミュージカル本公演作品として初めて8人の刀剣男士が出演したのが、2021年3月〜5月上演の「東京心覚」です。大典太光世役の雷太、ソハヤノツルキ役の中尾暢樹、豊前江役の立花裕大、桑名江役の福井巴也、水心子正秀役の小西成弥、源清麿役の佐藤信長、五月雨江役の山﨑晶吾、村雲江役の永田聖一朗が出演しています。
同作のカギを握るのは、江戸時代に打たれた打刀・水心子正秀。オープニングでは令和の東京にたたずむ彼の姿が描写され、これまでの刀ミュとは違った世界観であることが示されました。
水心子正秀はそばで見守ってくれる源清麿とともに、平安、室町、江戸、幕末と続いてきた東京の歴史に触れながら、自分の存在意義と向き合っていきます。
平安の平将門、室町の太田道灌、江戸の南光坊天海、そして幕末の勝海舟が生きた時間を切り取った構成で、これまで刀剣男士がたどってきた歴史の数々が今の時代と地続きであることを強く認識させてくれる物語でした。
これまでとは一線を画した雰囲気でありながら、人が紡いできた歴史への思いはより強く感じる同作。フィナーレで歌われる「問わず語り」にもその思いが込められており、「人の歴史は人が語り継ぐことで“今”につながる」というメッセージが感じられます。
真剣乱舞祭
刀ミュを語る上で欠かせないのは、ミュージカル公演とは別に年に1回ほどのペースで開催されているライブイベント。
「らぶフェス」という愛称で親しまれている「真剣乱舞祭」は、2016年〜2018年、2022年の計4回実施されました。
これまでのミュージカルパートとライブパートで披露された楽曲の中から、その年のテーマに合わせたセットリストを構成。全員共通デザインの新しいライブ衣装がお披露目されるのも大きな見どころです。
例えば、2018年のテーマは「東西祭対決」。刀剣男士が東日本と西日本にわかれ、祇園祭やねぶた祭り、阿波おどりなど日本各地の祭りを再現したパフォーマンスで競い合いました。
オリジナル曲のパフォーマンスは楽曲のアレンジやユニットメンバーの組み合わせも変わることがあり、本公演では見られない刀剣男士の新たな魅力を再発見できるイベントです。
最後に
🪷陸奥一蓮🪷
初日公演の幕が無事におりました。
温かなご声援をありがとうございました!
最後までカンパニー一丸となってこの作品を届けてまいります!本日の公演の見逃し配信もございます。https://t.co/0oEe07A3eH
引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします!#刀ミュ #陸奥一蓮 pic.twitter.com/ixgPsFlsWk
— ミュージカル『刀剣乱舞』公式 (@musical_touken) March 10, 2024
ミュージカル「刀剣乱舞」の公演順解説とおすすめ公演をご紹介しました。
過去公演はDVDやBlu-rayとして販売されており、dアニメストアやDMM.comでも視聴できます。
またオリジナル曲はシングルCDやアルバムにも収録されているため、そちらもぜひチェックしてみてください。