加藤大悟のプロフィールや出演作品を徹底解説

加藤大悟のプロフィールや出演作品を徹底解説

主な出演作品

ここからは、加藤がこれまで出演してきた2.5次元舞台の中から特に注目を集めている3作品をご紹介します。

舞台「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage」四十物十四役


加藤の舞台デビュー作品である舞台「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage」シリーズは、男性声優によるキャラクターラッププロジェクトを原作とした作品です。

それまで演技の経験はほとんどなかった加藤ですが、ラップや歌がテーマの舞台という点に興味を持ちオーディションへ挑みました。その結果、2020年10月に上演された「track.3」から四十物十四(あいものじゅうし)役に抜擢されています。

十四はナゴヤ・ディビジョンのBad Ass Templeに所属する青年。ヴィジュアル系バンド・アルゴξ楽団のヴォーカリストであり、ステージで見せる姿とオフの姿に大きなギャップがあるという二面性を持つキャラクターです。加藤は出身地や職業など共通点の多い十四により近づくために、体重を5キロ落としたりCDを聴きこんで歌い方を限りなく近づけるなど徹底的な役作りに挑みました。

2022年7月からは舞台本編から派生して各ディビジョンごとの単独ライブが展開され、2023年5月にBad Ass Templeによるライブツアー「Rep LIVE side B.A.T」が名古屋・大阪・東京の3都市で開催されています。

舞台「魔法使いの約束」ヒースクリフ役


魔法使いを題材にしたアプリゲームが原作の舞台「魔法使いの約束」にて、加藤は大貴族の子息である東の国の魔法使い・ヒースクリフ役を演じています。

同作は人と魔法使いが共存する世界に賢者として召喚された主人公・真木晶が、<大いなる厄災>と呼ばれる世界各地の異変を鎮めるために21の魔法使いと共に世界各地を旅する物語です。ヒースクリフが登場する「第1章」は2021年5月に上演されました。

ヒースクリフは東の国のブランシェット家に生まれ、容姿端麗で魔法使いとしての能力も高い少年。しかし引っ込み思案な性格で人見知りが激しく、幼馴染のシノのように自己主張ができるようになりたいと憧れを抱いています。

シノは2021年11月に上演された「第2章」から登場しており、田村升吾がキャスティングされました。加藤と田村はこれが初共演でしたが、稽古序盤から波長が合いすぐに意気投合。常に一緒にいることで信頼関係が生まれ、ヒースクリフとシノの幼馴染としての距離感も自然に表現されています。

ミュージカル「刀剣乱舞」山姥切国広役


ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズは、日本刀をモチーフにした“刀剣男士”が戦うゲームを原作とした作品です。加藤は2022年1月に上演された「江水散花雪」で、山姥切国広役を演じました。

山姥切国広は、安土桃山時代に作られたとされる日本刀をモチーフとした刀剣男士。霊剣「山姥切」を模して造られたという逸話のある打刀で、主に忠誠心が高いところや自分なりの矜持をもって戦いに挑んでいる姿が人気のキャラクターです。

「江水散花雪」では、刀剣男士が日々戦う宿敵・時間遡行軍によって歴史が改変され、本来の時間軸から外れた“放棄された世界”で巻き起こる物語が描かれました。

ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズはミュージカル本編とライブパートの2部構成となっており、ライブパートで披露された加藤の歌唱力やパフォーマンス力がファンに絶賛されています。

「江水散花雪」以降は、2022年6月開催の「真剣乱舞祭2022」や2023年開催の「㊇ 乱舞野外祭」といったライブイベントに出演し、2024年3月に上演された「陸奥一蓮」で約2年ぶりに本公演に登場。同年8月には、山姥切国広と和泉守兼定(有澤樟太郎)、堀川国広(阪本奨悟)の3振りがメインとなる「和泉守兼定 堀川国広 山姥切国広 参騎出陣 八百八町膝栗毛」が上演されました。

「江水散花雪」の頃は儚く繊細な雰囲気の山姥切国広でしたが、約2年半の間で筋力や歌唱力に磨きがかかり男らしい印象に。「八百八町膝栗毛」で力強く仲間を引っ張る姿には、「山姥切が成長してる!」「いつの間にか頼もしくなっててかっこいい」とファンから感動の声が相次いでいます。

まとめ


俳優デビュー以来2.5次元舞台の中でも注目度の高い作品への出演が相次いでおり、演技力にも磨きをかけている加藤。

2025年6月には、2.5次元舞台で活躍する俳優たちがゲームで競い合うイベント「ACTORS☆LEAGUE in Games 2025」に出場する予定です。

さらに同年7月にはミュージカル「刀剣乱舞」のライブイベント「目出度歌誉花舞 十周年祝賀祭」へも出演することが明かされており、今後の活動からも目が離せません。

 

 

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