石川凌雅のプロフィールや出演作品を徹底解説

ミュージカル「刀剣乱舞」の肥前忠広役や舞台「炎炎ノ消防隊」の森羅日下部役など、数々の舞台で活躍している俳優・石川凌雅。

かつてはダンス＆ボーカルグループ・スクランブルガムのメンバーとしても活動していました。

今回はヘアショーのモデルからグループ活動を経て、2.5次元舞台の人気俳優として知られるようになった石川の活躍について詳しくご紹介しましょう。

石川凌雅のプロフィール

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デビューのきっかけ

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石川は本格的な芸能活動を始める前、サロンモデルや読者モデルをしていました。サロンモデルを始めたのは、髪を伸ばしていた頃に美容師から声をかけられてヘアショーに出演したことがきっかけです。

その後読者モデルの先輩に、2018年4月からテレビ東京系で放送されていた番組「ガチだん!」のオーディションに誘われます。「素人参加OK」という条件に興味を持った石川は、「素人の自分だからこそできることをやってみよう」と考えオーディションに挑戦。およそ3カ月にわたる審査期間を経て、2018年6月に白金高輪SELENE b2で開催されたイベント「ガチだん！決勝戦～メジャーデビューを勝ち取るのはどっちだ！？～」に参加します。

オーディション参加者はAチーム5人とBチーム6人に分けられており、石川が所属していたのはBチームです。イベントでは両チームがライブパフォーマンスを披露した後、来場者投票によってBチームがダンス&ボーカルグループ・スクランブルガムとしてデビューすることが決まりました。

石川凌雅の経歴

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スクランブルガムとしてデビューしてから、歌やダンスに加えて演技の仕事にも挑戦するようになった石川。

ここからは、スクランブルガム時代の活動と舞台俳優としての活動に分けて石川の経歴をご紹介しましょう。

スクランブルガム時代の活動

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2018年6月のイベントでメンバーが決定した後、2か月後の8月に1stシングル「夜明けの1ページ」でメジャーデビューを果たしたスクランブルガム。2019年2月には新メンバーが加入し、2019年6月からメンバー7人が全員出演するネットドラマ「渋谷ボーイズスクランブル」が配信されました。石川にとってはこれが初めての演技経験となります。

2019年7月に2ndシングル「下書きのHero」がリリースされ、デビュー1周年となる2019年8月に初のワンマンライブを開催。2019年11月には、メンバー全員で挑む3公演限定の舞台「GREEN GRASS」を上演しています。

同年12月には1st デジタルシングル「Got Move! Share Love!7」がリリースされ、2020年2月には2ndワンマンライブ「Shall we GUM? 2020冬のフレーバー祭り!!!」が開催されました。

石川は2021年11月をもってグループを卒業しましたが、所属事務所には専属契約で残ることに。以降は本格的に舞台俳優としての活動に力を入れています。

舞台俳優としての活躍

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石川はスクランブルガム時代から、個人活動として舞台「コールド・ベイビーズ」（2020年2月）や朗読劇「Letter -Re:start-」（2020年9月）に出演していました。卒業後は2022年1月上演のミュージカル「刀剣乱舞 ～江水散花雪～」の肥前忠広役に抜擢され、2022年9月にも舞台「炎炎ノ消防隊 -地下からの奪還-」で主人公の森羅日下部を演じています。

舞台俳優としては新人でありながらも、立て続けに人気作品での大役を務めたことで人気が急上昇。2022年12月には、国民的作品「ちびまる子ちゃん」の連載35周年記念公演として上演された舞台「ちびまる子ちゃん THE STAGE 『はいすくーるでいず』」に山根つよし役で出演しています。

2.5次元以外にもさまざまな舞台に挑戦しており、2023年1月には荒牧慶彦や佐藤流司がレギュラーを務めるテレビ番組「ろくにんよれば町内会」にゲスト出演。荒牧がプロデュースを手がけるオリジナル舞台のオーディションに参加しました。

オーディションではホストクラブの面接というシチュエーションで即興演技を求められ、石川はその場にあったアコースティックギターで即興のラブソングを披露しています。荒牧から「とてつもなく主人公属性を持っている」と絶賛されるほどの完璧なホスト役を作り上げ、みごとに主人公の座を勝ち取りました。

オリジナル舞台は「Club キャッテリア」というタイトルで2023年5月に上演され、2024年4月からはドラマ版も放送されています。

2023年7月からは舞台「マッシュル-MASHLE- THE STAGE」にランス・クラウン役で出演し、2024年3月には舞台「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -New Encounter-」の山田一郎役を務めました。

「ヒプノシスマイク」は、武力の代わりにラップで抗争をする世界を描いた音楽プロジェクトシリーズです。一郎はイケブクロ・ディビジョン代表チームのBuster Bros!!!として活動する3兄弟の長男であり、舞台では石川も迫力のあるラップパフォーマンスに挑戦しています。

数多くの舞台経験を経て、2024年9月に公開された映画「トラウマ。～日常に潜む恐怖をあなたに～」で初の映画出演を果たしました。全7編の短編で構成されたオムニバス形式のホラー作品で、石川は第5編「死に至る知覚と現象の法則」の主演を務めています。

また2025年1月には、週刊少年マガジン公式アプリ「マガジンポケット」人気ランキング首位常連の人気マンガを舞台化した「WIND BREAKER」の主演に抜擢されました。孤独な不良高校生・桜遥が、街を守る集団“防風鈴（ボウフウリン）”の一員として成長していく物語です。