アトミックモンキーに所属する声優・木村昴。
アニメ「ドラえもん」のジャイアン役を務める人物として広く知られています。
また、最近はラッパーや番組MCとしての顔も持つ彼。今回は、木村昴の魅力をご紹介します。
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目次
木村昴とは? Part.1
#内村のツボる動画 ご覧くださりありがとうございました🧚✨
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— 木村昴 (@GiantSUBAru) August 30, 2022
- 出身地:ドイツ
- 生年月日:1990年6月29日
- あだ名:きむすば、スバにぃ
7歳までドイツで生活
ドイツ人の父と日本人の母の間に生まれた木村昴。父はオペラ歌手、母は声楽家という音楽一家で育ちました。
木村が7歳の頃、日本へと移住。小学校に入学したものの、当時の彼は日本語が全く話せませんでした。クラスの友達とコミュニケーションが取れずにいましたが、その時に日本語を覚える助けとなったのが、のちの彼の人生に大きく関わってくる作品「ドラえもん」でした。
デビューはミュージカル「アニー」
木村は「めちゃくちゃ目立ちたがり屋」と自分で言うほど、人の前に立つことが大好きな人物です。子どもの頃は、自分の人生におけるミッションは「人気者になること」だと思っていたそう。
その夢を叶えるべく、彼は児童劇団に入団。芝居やダンスの楽しさに目覚めた木村は、2011年にミュージカル「アニー」のタップダンサーとして出演し、キャリアをスタートさせました。
2005年、ジャイアン役で声優デビュー
中学1年生になった頃、「僕が一生かけてやっていきたいことはなんだろう?」と考えるようになった木村。そんな時、ドラえもんのオーディションの話が舞い込んできました。
「ドラえもんのオーディションに参加したら、クラスの人気者になれる!」と記念受験のような気持ちで行った彼でしたが、結果はまさかの合格。たてかべ和也からバトンを受け継ぎ、2代目のジャイアン(剛田武)役を務めることになりました。
当時は、「ミュージカル」「タレント」「ラッパー」という3つの道で迷っていた彼でしたが、それをすべて諦めて声優として生きていく決意をしました。
ジャイアン役に抜擢された時、木村はまだ14歳でしたが、「もし僕がなにかをしでかしてしまったら、多くの人に迷惑をかけるし、嫌な思いもさせてしまう。誰かが悲しい顔をすることがないように生きていこう」と覚悟を決めました。
また、2005年3月まで26年もの間ジャイアン役を務めていたたてかべ和也は、木村とお酒を飲める日を待ちわびていたそう。
その夢は、木村が20歳を過ぎてしばらくした頃に実現。二人で何度も何度もグラスを重ねて乾杯し、涙を流して喜び合ったのだといいます。