宝塚歌劇団 伝説級イケメン12選

宝塚歌劇団 伝説級イケメン12選

宝塚歌劇団出身のタカラジェンヌは、粒ぞろいのイケメンや美女揃いであることで知られています。

宝塚に入団するためには宝塚音楽学校に入学する必要がありますが、その募集要項に「容姿端麗で、卒業後宝塚歌劇団生徒として舞台人に適する方」とハッキリ明記されていることからも、優れた容姿の持ち主であることが強く求められる世界であることが分かるでしょう。

本記事は、そんな容姿端麗なタカラジェンヌの中でも、特に伝説級と呼ばれるイケメン12名を、どんなタイプのイケメンか、そのイケメンっぷりを見るのにおススメの舞台は何かを順に紹介していきます。

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伝説級イケメン(花組)

明日海りお(あすみ りお)


    愛称:みりお、さゆみし、みりりん、みりそ
    身長:169cm
    宝塚在籍期間:2003年~2019年

明日海りおは、2014年に花組トップスターに就任し、「トップオブトップ」と呼ばれた伝説的なタカラジェンヌの一人です。

中性的でフェアリーのような雰囲気を漂わせる、ロマンチックなイケメンとして人気を集めました。

花組に配属される前には「芝居の月組」でスキルを磨いてきたこともあり、圧倒的なスター性の中にも陰を感じさせる部分があり、それがより彼女の神秘性を高めました。

「エリザベート」の「死」、「A Fairy Tale -青い薔薇の精-」の「精霊」など、彼女の務めた人ならざる役は、どれも魅惑的でその実在を目の当たりにするような完成度でしたが、その中でも「ポーの一族」の主人公・ヴァンパネラの少年エドガー役は、彼女の当たり役。

この世ならざる美貌と少年の潔癖さ、繊細さを見事に表現し、多くの観客を魅了しました。

柚香光(ゆずか れい)


愛称:れい
身長:171cm
宝塚在籍期間:2009年~2024年5月26日

柚香光は、2019年に花組トップスターに就任、2024年5月26日に「アルカンシェル」東京公演千秋楽で退団したタカラジェンヌ。

「ビジュアルモンスター」と呼ばれる圧倒的な美貌の持ち主で、大きく印象的な瞳に彫りの深いハッキリした目鼻立ち、圧倒的な華やかなオーラを持ったイケメンです。

ファッションブランド「JOSEPH」やメイクブランド「チャコット」のモデルも務め、スター揃いの「花の95期」の中でも突出したスター性を発揮しました。

「はいからさんが通る」や「花より男子」の少女漫画のヒーロー、「うたかたの恋」のオーストリア皇太子、「元禄バロックロック」のライトノベルに登場するようなヤレヤレ系男子。

現実感のない役でもそのビジュアルで説得力あるものに変えてしまう、屈指のイケメンタカラジェンヌと言えるでしょう。

伝説級イケメン(月組)

珠城りょう(たまき りょう)

    愛称:りょう、たまき、たまきち
    身長:172cm
    宝塚在籍期間:2008年~2021年

珠城りょうは、2016年に月組トップスターに就任した、「旦那様にしたい男役」として人気を集めたイケメンタカラジェンヌです。

男役として恵まれた厚みのある堂々とした体格と包容力や誠実さの溢れる演技で、多くのファンを集めました。

特に彼女の魅力が光るのは、退団公演となった「桜嵐記」の楠木正行役。

南北朝時代の日本を舞台に、傷ついた相手であれば敵方でも救う義侠心、恋人や弟たちの行く末を案じる包容力、疑問を抱えながらもなお南朝に尽くそうとする忠誠心と、彼女が培ってきた男役としての魅力をこれでもかと詰め込んだ役柄でした。

誠実であるがゆえに現実との板挟みで苦しむイケメンがタイプの方は、ぜひ視聴をおすすめします。

美弥るりか(みや るりか)


    愛称:るりか、みやるり、るり、みやちゃん
    身長:168cm
    宝塚在籍期間:2003年~2019年

美弥るりかは、宝塚歌劇団の元月組2番手男役として活躍したタカラジェンヌ。

168cmと宝塚の男役としては高くない身長、薄い体型、そして男性にも見え女性にも見える怪しげな魅力を持ったイケメンです。

彼女の当たり役として有名なのは、何と言っても「1789-バスティーユの恋人たち-」のシャルル・ド・アルトワ伯爵。

その意図的に芝居がかった独善的な演技は退廃的な色気と狂気を感じさせ、彼女が中心となるシーンでは舞台の空気すら変わってしまうと話題を呼びました。

月城かなと(つきしろ かなと)

    愛称:れいこ
    身長:172cm
    宝塚在籍期間:2009年~2024年7月7日

月城かなとは、2021年に月組トップスターに就任、2024年7月7日に「Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA 110!」東京公演千秋楽で退団したタカラジェンヌ。

万人受けするクールな美貌を持ったイケメンで、現在の月組人気を作り上げた立役者として人気を集めました。

「芝居の月組」のトップに相応しい高い演技力に加え、コメディエンヌとしての才能も持ち合わせた彼女は、「今夜、ロマンス劇場で」や「グレート・ギャツビー」、「応天の門」などクラシックな雰囲気の舞台が多いのが特徴です。

遠い未来の惑星を舞台にした「Rain on Neptune」といった変わり種の演目もありますが、どの舞台でも誠実な男性としての魅力を感じさせる役柄を演じ、多くの女性を虜にしました。

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