【マシュー・モリソン 】トップミュージカル俳優としてドラマでも大活躍

【マシュー・モリソン 】トップミュージカル俳優としてドラマでも大活躍

ブロードウェイのトップミュージカル俳優として活躍し、日本でも多くのファンに愛されている「マシュー・モリソン」について、ご紹介してまいります。

名前だけではピンとこない方もいらっしゃるかも知れません。

アメリカで2009年に放送が開始され世界中で大ヒット、日本では翌年の2010年にFOXチャンネルで放送されたアメリカの人気ドラマ「glee」で、シュー先生役を演じていたのがマシュー・モリソンさんです。

廃部寸前のグリークラブ(チームで歌やダンスを融合させたパフォーマンスを行う競技)に、校内でもいじめにあっている生徒など弱い立場にいる者を集め、グリーを通じて人間として成長させていく顧問の先生を熱演していました。

その先生役のイメージが強いかも知れませんが、そもそもマシュー・モリソンさんはどんな方なのか改めて詳しくみていきたいと思います。

マシュー・モリソン(Matthew Morrison)

  • 本名:マシュー・ジェームス・モリソン
  • 生年月日:1978年10月30日
  • 出身:アメリカ・カリフォルニア州

小さい頃から演技に興味を持っていたマシュー・モリソンさんは、大学中退後本格的にミュージカルの世界に飛び込みました。

1988年にはミュージカル「フットルース」でブロードウェイデビューを果たすと、順調にスターへの階段を駆け上がっていきます。

MEMO

ジョン・ウォーターズ監督のコメディ映画をミュージカル化したブロードウェイミュージカル「ヘアスプレー」で、リンク・ラーキン役のオリジナルキャストに抜擢されたことで一躍有名になりました。

その後も、ドラマ「glee」をはじめ数々のブロードウェイ・ミュージカル、ドラマ、映画などに出演し、誰もが知るトップ俳優の座に登りつめました。

マシュー・モリソン・代表作品

「ヘアスプレー」


2002年にブロードウェイで初上演された際、オリジナルキャストに選ばれました。

ふくよかで天真爛漫な女子高生トレイシーが、憧れのダンス番組に挑戦し、人種差別などいろんな問題を乗り越えていくコメディ作品で、その主役トレイシーと恋に落ちるハンサムな少年をマシュー・モリソンさんが演じました。

個性の強いキャストが揃う中、マシュー・モリソンさんはオリジナリティ溢れる存在感を出して一気に注目を浴びました。

マシュー・モリソンさんの出世作と言われており、今でも世界中で上演される大人気作品です。

MEMO

2020年6月に東京で上演される「ヘアスプレー」では、渡辺直美さんが主演を務めることで話題になっています。

「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」


2005年に上演されたミュージカルで、障害を持つ女性に一目惚れして恋に落ちる青年を爽やかに演じました。

この作品で、トニー賞ミュージカル助演男優賞など数々の賞にノミネートされ、名実ともにさらに注目を集めることになります。

「ファインディング・ネバーランド」


劇作家ジェームス・マシュー・バリーが、物語「ピーターパン」を誕生させるきっかけとなった秘話を描いた作品で、マシュー・モリソンさんはブロードウェイでのオリジナルキャストで主役のジェームス・マシュー・バリー役を演じました。

ブロードウェイでは、17ヶ月にもおよぶロングラン公演となり人気を博しました。

ドラマ「グリー」


日本でも放送された人気ドラマで、知っている方も多いと思います。

歌やダンスを融合させたパフォーマンスを競い合うグリーを題材に、生徒たちの成長を描いていく作品で、様々な問題を抱える生徒たちを励ましまとめる先生役をマシュー・モリソンさんが演じました。

劇中では、歌やダンスがたくさん出てきますが、マシュー・モリソンさんも大いに歌い、キレきれのダンスを披露しています。

マシュー・モリソン・歌手デビュー


マシュー・モリソンさんは、ブロードウェイでトップ俳優として活躍し、その確固たる地位を築きましたが、歌手デビューも果たしています。

ミュージカルやドラマ「グリー」の中でも、様々な楽曲をカバーし、その美声を響かせてきました。

そして、満を辞して2011年にリリースした1stアルバム「Matthew Morrison」が大ヒットを記録します。

このアルバムは、エルトン・ジョンやスティング、グウィネス・パルトロウが参加した曲や、自身が作曲を担当した「Summer Rain」など話題性に富んだ内容で、歌手としても成功を収めているのです。

MEMO

その後も、2013年リリースアルバム「Where It All Began」ではジャズを中心とし、レイ・チャールズの歌唱で有名な「Come Rain Or Come Shine(降っても晴れても)」や、マイ・フェア・レディの「On The Street Where You Live(君の住む街角)」など、ミュージカルスターマシュー・モリソンさんのルーツを辿っていくかのような選曲でファンを唸らせました。

マシュー・モリソン・魅力


マシュー・モリソンさんは、ブロードウェイ・ミュージカルに始まり、映画、ドラマ、歌手としてなど、様々な分野で活躍をされています。

いまや、アメリカを代表するエンターテイナーの一人として、その名を知らぬ者はほとんどいないでしょう。

どんな役でも華麗に演じきる演技力に加え、躍動感溢れるアグレッシブなダンス、さらに伸びやかで時には情熱的な歌唱力を持つマシュー・モリソンさんは、まさにエンターテインメントの申し子と言っても過言ではないでしょう。

最後に…

世界中で人気を誇るマシュー・モリソンさんは、2018年から来日公演を開催しています。

Billboad Live(東京・大阪)で行われた初のソロ・コンサートでは、やっとマシュー・モリソンを心ゆくまで堪能できるとあって、多くのファンが詰めかけ大盛況となりました。

世界中の役者が目指す世界最高峰の舞台・ブロードウェイで、長年もの間トップ俳優として活躍し続けるマシュー・モリソンさん。

ポイント

なんと2020年1月には、同じくミュージカルスターのシンシア・エリヴォさんのスペシャルコンサートに俳優三浦春馬さんと共にゲスト出演されます。

奇跡とも言えるこの共演を、ファンの皆様はぜひお見逃しなく。

ハンサムでチャーミングでセクシーなエンターテイナーのトップ、マシュー・モリソンさんについてご紹介してまいりました。

年齢を重ねると同時に、どんどん魅力が増していくマシュー・モリソンさんの世界が認めるパフォーマンスを、一度感じてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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