映画『夜明けのすべて』あらすじ、キャストを徹底解説!

映画『夜明けのすべて』の主要キャスト Part.2

大島千尋:芋生悠(いもう はるか)

大島千尋山添の恋人。大学生のときに山添に告白され、交際を始めます。

学生時代から互いに競い合い、高め合うライバルのような関係性でしたが、山添のパニック障害発症をきっかけに少しずつその関係性が崩れていきました。

山添の力になりたいと寄り添い続けているものの、うまくいかず思い悩んでいます。

大島を演じた芋生悠は、熊本県出身の女優。2016年に『バレンタインナイトメアー』でデビューします。

主な出演作品は『斉木楠雄のψ難』、『ユリゴコロ』、『左様なら』、『37セカンズ』、『ソワレ』、『サイレント・トーキョー』など。

藤沢倫子:りょう

藤沢倫子藤沢美沙の母親。娘が3歳のときに夫を病気で亡くし、それ以降は実家の両親に助けてもらいながら暮らしてきました。

PMSに悩まされる娘をいつも気にかけていて、毎月、食料品や日用品などの仕送りをしています。

倫子を演じたりょう雑誌やCMなどモデルとして活躍後、1996年にドラマ『ロングバケーション』で女優デビュー

1999年に主演を務めた『双生児』にて「第14回 高崎映画祭 最優秀主演女優賞」を受賞しました。

主な出演作品は『ロックンロールミシン』、『クワイエットルームにようこそ』、『西の魔女が死んだ』、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』、『名前をなくした女神』など。

岩田真奈美:藤間爽子(ふじま さわこ)

藤沢の友人岩田真奈美。藤沢とは大学からの付き合いで、PMSで悩む彼女を持ち前の明るい性格で支えてきました。

互いの悩みを相談し合える関係性で、藤沢にとって心を許せる貴重な存在です。

岩田を演じる藤間爽子は、日本舞踊家・女優幼少のころから祖母・初世家元藤間紫に師事し、2021年に3代目藤間紫を襲名しました。

主な出演作品は『コンビニエンス・ストーリー』、『大名倒産』、『マイファミリー』、『silent』、連続テレビ小説『ブギウギ』など。

映画『夜明けのすべて』の評価

映画『夜明けのすべて』は、日本だけでなく海外でも高く評価されています。

「第74回 ベルリン国際映画祭」正式招待作品
「第14回 北京国際映画祭」コンペティション部門 最優秀芸術貢献賞受賞
「第48回 香港国際映画祭」クロージング作品
「第25回 全州国際映画祭」オープニング作品
「第24回 ニッポンコネクション」クロージング作品
「Red Lotus Asian Film Festival Vienna 2024」オープニング作品
「トロント日本映画祭2024」コンペティション部門
「第26回 上海国際映画祭」日本映画招待週間作品

本作の見どころは2つ。

1つ目は山添と藤沢の友だちでも恋人でもない関係性です。

三宅監督は映画の制作にあたり、2人きりのシーンにこだわりました。パニック障害とPMSを患う山添と藤沢。互いに生きづらさを抱えている同志として、支え合うようになっていきます。

しかし、あくまでも2人はただの同僚

2人きりのシーンで恋愛感情が見えないように向かい合わせではなく、隣同士に並んで目を合わせないようにしました。

2つ目は栗田科学の存在です。

2人が働く栗田科学は社長や社員、そして会社の関係者たちすべてが、温かさに包まれています。

生きづらさを抱えている2人が、静かにかつ必要以上に干渉しない彼らに支えられ、少しずつ誰かとともに過ごす日常を前向きにとらえられるようになるのです。

会社のシーンはまるで自分が栗田科学の一員になったかのような気分になり、心がポカポカとしてきます。

Blu-ray&DVD発売決定!

2024年7月24日に映画『夜明けのすべて』のBlu-ray&DVDの発売が発表されました。

特典映像には、以下の内容が収録されています。

  • キャストやスタッフにインタビューし、映画の制作過程を振り返った「Making of “All the Long Nights”」
  • 映画公開までに行ったイベントをすべてまとめた「イベント映像集」
  • ベルリン国際映画祭を訪れた三宅監督と主演2人の様子を収めた「ベルリン渡航ダイジェスト」
  • UDCast(映画や映像作品に合わせて字幕・手話・音声ガイドなどを提供するアプリケーション)のオーディオコメンタリーの様子を収めた「ビジュアルコメンタリー」

さらに、16ページにおよぶブックレットには、登場人物たちの詳細な説明や栗田科学の事務所見取り図などが掲載されています。

映画『夜明けのすべて』の世界観をより楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。

最後に

病気や人間関係など、さまざまな問題が理由で生きづらさを抱える私たち。

パニック障害とPMSを患った主人公たちが周りの人に支えられ、そして互いを支え合い、少しずつ前向きになっていく様子に心が救われます。

映画『夜明けのすべて』は、心が疲れたときに見てほしいおすすめの作品です。

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