感情あふれるロックンロールをかき鳴らし、他にはない世界観を築き上げている挫・人間。
彼らはオリジナリティーあふれる楽曲により、熱狂的なファンを獲得している人気ロックバンドです。この記事では、そんな挫・人間のプロフィールや経歴について徹底解説!
さらにおすすめ楽曲をピックアップして紹介し、様々な角度からその魅力に迫っていきます。
目次
挫・人間とは
挫・人間は2008年に熊本県で結成されたロックバンドです。当初は4人組で活動をスタートさせましたが、度重なる脱退・メンバーチェンジを経て、現在はボーカル・ギターを担当する下川リヲと、ベース・コーラスを担当するマジル声児の2名で活動しています。
独自の路線を貫くバンドサウンドは音楽ファンからも高い評価を受け、その激しいライブパフォーマンスで数多くの人々を熱狂の渦に巻き込んできました。
ちなみに、バンド名は下川が衝撃を受けた映画『人間』に由来しており、頭の挫は「大体のバンドにはTheがついている」という印象と、「漢字が入ってるものがかっこいい」というイメージから来ているんだとか。また、読んで字のごとく「挫折した人間」という意味も込められているようです。
挫・人間のメンバー
下川リヲ
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- 担当:ボーカル・ギター
- 生年月日:1991年7月2日
挫・人間のボーカルとギターを担当している下川リヲ。ほとんどの楽曲で作詞を担当し、他メンバーとともに作曲にも関わっているバンドの中心人物です。
あふれ出る感情が詰め込まれた歌詞は、激しいながらもどこかピュア。下川は独特なメロディーとハイトーンボイスでそれを歌い上げ、聴く者を挫・人間の沼へと引きずり込んでいきます。
また、バンド活動のみならず、彼は「ミツカンリンゴ酢」のCM歌唱や楽曲提供、月刊文芸誌『群像』へのエッセイ寄稿、サブカル系イベントに参加するなどマルチな分野で活躍。個人活動にも注目が集まっている、才能豊かな人物なのです。
マジル声児
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- 担当:ベース・コーラス
- 生年月日:1992年8月20日
挫・人間のベースとコーラスを担当しているマジル声児。2020年11月に札幌のHIP HOPチーム「中華一番」から挫・人間に加入してきた、異色のメンバーです。
身体を直接揺さぶってくるような力強いベース演奏とギャルマインドが特徴的で、彼の生み出す重厚な音を聴けばすぐに虜になってしまうはず。
加入からまだ4年しか経っていないものの、挫・人間になくてはならない重要なピースになっています。
挫・人間の魅力!激情と遊び心のロックンロール
挫・人間の魅力は、一言で言うならば「激情」です。
感情のあふれるままに作られたような、激しさを感じる歌詞とメロディー。しかし、そこには力強さだけでなく、胸を熱くする真っ直ぐな抒情も込められています。その泥臭いロックンロールこそが、彼らが持つ一番の武器なのです。
そしてそれだけでなく、挫・人間は名曲のオマージュを取り入れたチャレンジングな楽曲や、ライブで盛り上がるダンサブルな楽曲など、様々なジャンルへ果敢に挑戦しています。ロックを土台にしながら、自分たちのやりたいことをやり続ける。そんな遊び心もまた、彼らが持つ魅力のひとつと言えるでしょう。