「夜永唄」「未来永劫」などで話題を集める4人組ロックバンド・神はサイコロを振らない(神サイ)。代表曲について触れながら、気になる経歴やバンドメンバー、そして彼らが人気の理由についてまとめてみました。
4人組ロックバンド「神はサイコロを振らない(通称:神サイ)」。2015年に結成され、ここ最近ではアニメ『ワールドトリガー』2ndシーズンのエンディングテーマ曲を手がけるなど、今話題を集めているバンドです。
デビュー間もない彼らがどのような下積み時代を過ごしてきたのか、バンドメンバーのプロフィールを踏まえ、アインシュタインを由来に命名されたバンド名の意味などについてご紹介します。
ファンの人も、ちょっと気になるという人も、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
神はサイコロを振らない(神サイ)
- 【Vo.】柳田 周作(やなぎだ しゅうさく)
- 【Gt.】吉田 喜一(よしだ きいち)
- 【Ba.】桐木 岳貢(きりき がく)
- 【Dr.】黒川 亮介(くろかわ りょうすけ)
ロックバンド・神はサイコロを振らない(神サイ)は、2015年に福岡で結成。
結成から間もなくしてYouTubeにデモ「秋明菊(しゅうめいぎく)」を公開。すると、SNSや口コミを通じて話題となり、神サイは期待のロックバンドとして知られるようになります。
この出来事をきっかけに、タワーレコード新宿店が神サイにオファー。ライブ会場限定販売だったデモ音源のパッケージ化が決定し、ワンコインCD「秋明菊/凪-Acoustic-」を限定リリース。
この時リリースしたCDは、実績のないバンドとしては異例ともいえる800枚を出荷し、2016年5月17日には同店のシングルチャート4位に浮上し、完売する人気となりました。
その後、1stミニアルバム「anfang」をリリース。このアルバムにはデモ音源だった「秋明菊」の他に、後に神サイの代表曲の1つともなった「煌々と輝く(こうこうとかがやく)」などが収録されました。
2019年にリリースした3rdミニアルバム「ラムダに対する見解」では大きく飛躍し、特にこのアルバムに収録されている「夜永唄(よながうた)」は、神サイの中で一番のヒット曲となる人気となりました。
「夜永唄」は、神サイを語る上では欠かせない一曲となり、YouTubeで公開されているリリックビデオは1,000万回再生を突破。日本国内だけでなく、海外からのコメントも相次いでいます。
今でこそ人気の「夜永唄」ですが、実は発売当初は圏外でした。しかし、2020年にTikTokなどを中心に話題となり、同年4月のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で64位という躍進を遂げます。ちなみにBillboard(ビルボード)とは、米国で最も権威のある音楽チャートであり、今回の順位はその日本公式サイトによるものです。
そして結成から5年の月日が経った2020年7月には、デジタルシングル「泡沫花火(うたかたはなび)」を配信し、ユニバーサルミュージック内の邦楽レーベル「Virgin Music」と契約してメジャーデビューを果たします。
デビューをした年の10月にはテレビ朝日『ミュージックステーション(Mステ)』に出演。その他、各種音楽雑誌などのインタビューを受けるなど、多忙な日々を送っているようです。
また、2021年にリリースの1stシングル「エーテルの正体」に収録されている「未来永劫(みらいえいごう)」は、テレビアニメ『ワールドトリガー』2ndシーズンの主題歌に起用。
また、同シングルに収録されている「クロノグラフ彗星」は、ドラマ『星になりたかった君と』の主題歌として使用され、神サイの勢いは増すばかりです。
新鋭気鋭のロックバンドとして、今後の音楽業界を盛り上げてもらいたいですね。