ゴールデンカムイ – 最終章突入!凄腕狙撃手、尾形百之助とは?ネタバレ徹底解説!

ゴールデンカムイ – 最終章突入!凄腕狙撃手、尾形百之助とは?ネタバレ徹底解説!

週刊少年ジャンプで連載中の原作漫画が最終章に突入し、大いに盛り上がりを見せる野田サトルの『ゴールデンカムイ』。アニメ第三期も絶好調のうちに幕を閉じ、続編の放映が待たれます。

グルメにバトルにバイオレンスにお色気、面白い要素だけ凝縮したエンターテイメントの真骨頂『ゴールデンカムイ』とはどんな話なのでしょうか?

今回は主人公・杉元佐一に次ぐ人気キャラクター、尾形百之助(おがたひゃくのすけ)に焦点を当て、『ゴールデンカムイ』の魅力をご紹介します。

『ゴールデンカムイ』原作情報

概要

『ゴールデンカムイ』は週刊ヤングジャンプ2014年38号から連載スタートした野田サトルの漫画。ジャンルはひと呼んで和風闇鍋ウェスタン

2021年6月時点でシリーズ累計発行部数1600万部を突破した大ベストセラーで、名実ともにヤングジャンプを牽引する看板作品となっています。

本作では明治末期の北海道を舞台に、アイヌの長老たちが遺した莫大な埋蔵金を巡り熾烈な争奪戦が繰り広げられます。

想い人の目の手術費用を稼ぐ為に一攫千金を目指す主人公・杉元佐一をはじめ、埋蔵金の地図を刺青として皮膚に刻んだイロモノもといクセモノぞろいの脱獄囚たち、新選組の生き残りである鬼の副隊長・土方歳三、屯田兵を前身とし精強をもって知られる帝国陸軍第七師団など、複数の勢力が絡む壮大なドラマが展開されて目が離せません。

また、忘れてはならないのが杉元たちが北海道を旅する中で自ら狩猟・調理するグルメの数々。

鮭のルイペやチチタプに代表されるアイヌの伝統料理はもちろんの事、リスの脳味噌やカワウソの頭など、今日ではゲテモノ扱いされる珍味まで強欲に食べ尽くします。

アイヌ語で「おいしい」を指す「ヒンナ」は「ゴールデンカムイ」で一番登場回数が多いセリフといっても過言ではありません。

公式ファンブックにはレシピも記載されているので、北海道料理に興味がある読者は挑戦してみてはいかがでしょうか。

北海道関連の企業とのコラボにも積極的で、『ゴールデンカムイ』のキャラクターがデザインされたサッポロ缶ビールの限定発売も記憶に新しいですね。

ドン・キホーテとのコラボではメインキャラクターたちのレアな洋装が拝めます。

『ゴールデンカムイ』の賞歴

アイヌ民俗学を徹底考証した描写や北海道の開拓史を取り入れた作風が評価され、2018年に手塚治虫文化賞のマンガ大賞、2021年に第24回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門ソーシャル・インパクト賞を受賞しました。

なおヤングジャンプ公式サイトでは最終章突入を記念し、2021年7月29日から9月17日まで全話無料公開されています。

連載スタートから2年後の2016年にはこのマンガがすごい!オトコ編で第二位、及びマンガ大賞を受賞しており、注目度の高さがうかがえますね。

「このマンガがすごい!WEB」では野田サトルへのインタビューも行われており、ファン必読の創作裏話が掲載されています。

あらすじ

時代は日露戦争後、舞台は明治末期の北海道・樺太。

元陸軍兵の杉元佐一(すぎもとさいち)は、親友の未亡人である幼馴染・梅子の眼病の治療費を稼ぐ為、冷たい小川で砂金を採っていました。
しかしさっぱり成果が出ず途方に暮れていた時、そばで休んでいた飲んだくれからアイヌの埋蔵金の噂を聞かされます。
直後に杉元は冬眠明けのヒグマの襲撃を受けて命からがら逃げだすものの、絶体絶命の窮地を突如として現れたアイヌの美少女・アシリパに助けられました。

このアシリパの父・ウイルクこそがアイヌの埋蔵金を隠した張本人だったのです。

ウイルクを殺害し金塊を奪った犯人・のっぺら坊は不落の網走監獄に収監されていましたが、同房の囚人たちの肌に埋蔵金の地図を彫って脱獄させます。
その地図、通称・刺青人皮の暗号を解読すれば莫大な埋蔵金が手に入るとあり、杉元とアシリパは行動を共にすることになるのでした。

一方で北海道に駐屯する陸軍第七師団の情報将校・鶴見篤四郎や、新選組の生き残りとして網走監獄に幽閉されていた土方歳三も、それぞれの目的を胸に埋蔵金の強奪を目論んでいました。

はたしてアイヌの未来が託された埋蔵金は誰の手に渡るのでしょうか?

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事