林原めぐみが演じる人気キャラクター17選

1980年代のデビュー以来、尋常ならざるこだわりでキャラクターと共に生き、幅広い年代から絶大な支持を集める女性声優・林原めぐみ(はやしばらめぐみ)。

本記事では、そんな彼女が演じる人気17キャラクターを紹介します。

林原めぐみとは？

• 誕生日：3月30日
• 出身地：東京都

林原めぐみは自身を「イタコ声優」と称し、キャラクター1人ひとりと誠実に、そして深く向き合い続ける声優です。

小学生の頃、彼女はアニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』で声優の存在を意識しました。

高校卒業後は看護学校と同時に、声優養成所に通う選択をした林原。多忙な日々を送る中、林原は1986年放送のアニメ『めぞん一刻』で声優デビューを飾ります。

看護学校卒業後は声優として着実に歩みを進め、『それいけ！アンパンマン』のこむすびまん、『平成天才バカボン』のバカボンなど誰もが知るキャラクター達との出会いにも恵まれました。

また、林原はレコード会社と専属契約を結んだ声優アーティストの先駆的存在でもあります。

1989年にOVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のイメージソング「夜明けのShooting Star」を自身名義で発表。

その後、本格的にアーティストとして多くの楽曲を発表していきます。

他にもラジオパーソナリティ、作詞家、エッセイストなど多彩な顔を持つ林原。トップ声優として現在も第一線を走り続けています。

林原めぐみが演じる人気キャラクター17選 Part.1

『魔神英雄伝ワタル』忍部ヒミコ

1988年の初放送以来、シリーズを重ねるロボットアニメ『魔神英雄伝ワタル』。

アニメを中心に多メディアで展開する同作で、林原は異世界「神部界」に召喚されたワタルの旅に同行するヒロイン・忍部ヒミコの肉声を担ってきました。

ヒミコは7歳ながら忍部一族13代目の御頭を務める少女。いつも笑顔のムードメーカー的存在で、どんな時も自分のペースを崩しません。

林原はアドリブも飛び出すハイテンションな芝居でヒミコを熱演。可愛くお茶目なヒミコの姿は、聴き手の心をとびきり楽しい気持ちにしてくれます。

『らんま1/2』早乙女らんま

格闘家で高校生の少年・早乙女乱馬と、彼の許婚で同い年の少女・天道あかねが織り成す物語を描く、高橋留美子の漫画をアニメ化した『らんま1/2』。

おさげ髪とチャイナ服が特徴の乱馬は、「呪泉郷」の呪いで水をかぶれば女になり、お湯をかぶれば男に戻る体質となります。

同作で林原が演じたのは、乱馬が女の姿になった早乙女らんま(以下、女らんま)です。

赤い髪と小柄な姿に、凛々しさと可愛さを備えた女らんま。

明るく可愛らしい声と荒っぽい言葉遣い、そして心は男の女らんまを、林原は絶妙な芝居で表現しました。

『チンプイ』春日エリ

藤子・F・不二雄の漫画をアニメ化した『チンプイ』で林原が担当したのは、小学生の春日エリです。

エリは明るくまっすぐな性格で、少しドジな面もある少女。ある日突然マール星の王子のお妃に選ばれるも結婚を拒否します。

アフレコ当初、新人の林原はエリの事だけを考えるのに精一杯でした。

そんな中、共演者達との交流が深まるにつれ、徐々に周りを意識して芝居に臨めるようになっていきました。

林原は元気いっぱいの声で、等身大の少女をいきいきと表現しています。

『魔法のプリンセス ミンキーモモ －夢を抱きしめて－』ミンキーモモ

1982年放送の『魔法のプリンセス ミンキーモモ』の続編として、1991年に放送されたアニメ『魔法のプリンセス ミンキーモモ －夢を抱きしめて－』。

同作で林原は、海の底に沈んだ夢の国・マリンナーサのプリンセス・ミンキーモモを演じました。

前作の主人公と顔や名前が同じでも、別人である今作のモモ。

好奇心旺盛で楽観的な性格の彼女は、地上で人々に夢と希望をもたらす役目を担っていきます。

林原が肉声を担うモモの軽やかな姿は、見る者に活力を与えてくれる事でしょう。

『3×3EYES』パイ／三只眼

高田裕三の漫画『3×3EYES』のCDドラマやOVA版で、林原は三つ目の妖怪の少女「パールバティー四世」が持つ2つの人格・パイと三只眼を担当しました。

天真爛漫なパイは第三の目が閉じた時に現れる人格。300年の時をチベットで過ごしてきたパイは、人間になりたくて訪れた日本で、少年・藤井八雲と出会います。

一方、三只眼は第三の目の開眼時に現れる本来の人格。

プライドが高く、当初は八雲を見下していた三只眼ですが、成長していく八雲に少しずつ信頼を示すようになります。

林原はパイと三只眼に寄り添い、異なる2つの人格に熱を注ぎ込みました。