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セトリの派生語
ここまではセトリの意味や注意点について解説してきました。
この項では、それらの意味を踏まえ、セトリの派生語をいくつか紹介していきます。
神セトリ
セトリ派生語のなかでも、もっとも使う機会に恵まれたい言葉が「神セトリ」です。
自分が聴きたい曲が数多く演奏されたときに「今日のセトリは俺得だった」などと言いますが、神セトリはそれを遥かに超越した神懸かり的なセトリのことを指します。
ファン冥利に尽きる完璧なセトリと素晴らしい演奏、そのコンビネーションに心臓を撃ち抜かれたとき、あなたの口からは自然と「今日は神セトリだった…」という言葉が漏れ出るはずです。
セトリ落ち
前述の「神セトリ」と違い、こちらは少し残念な用語です。
「セトリ落ち」とは、少なくとも一度はライヴで披露された楽曲が、なんらかの理由で演奏されなくなってしまうこと。
セトリに載っていた曲が落ちていくイメージなので、一度もライヴで披露されたことがない楽曲に対して「セトリ落ち」は使いません。
セトリ落ちの理由はさまざまで、ライヴで演奏しても盛り上がらない、ライヴで再現することが技術的に難しい、その曲の演奏に消極的なメンバーがいる、などが考えられます。
「聴きたかった曲がセトリ落ちしてしまった」などネガティヴな文脈で使われることが多い言葉ですが、「何年もセトリ落ちしていた曲が戻ってきた!」という場合もあり、そちらの意味で使用する機会に恵まれることを願うばかりです。