変わらない人気で愛され続けるバンドくるり。2023年3月に多くのタイアップ曲を収録した「愛の太陽 EP」をリリースしました。表題曲「愛の太陽」は、有村架純主演の映画「ちひろさん」にも起用されています。今回は、くるりと「ちひろさん」をテーマにそれぞれの魅力に迫っていきます。
目次
くるりの経歴
- 岸田 繁(きしだ しげる)
- ボーカル/ギター
- 佐藤 征史(さとう まさし)
- ベース/ボーカル
1996年に立命館大学の音楽サークルを通して結成されたくるり。1998年にシングル「東京」でメジャーデビュー後、「ばらの花」「ロックンロール」「奇跡」など数多くの名曲を生み出しました。結成20年となる2016年には、オールタイム・ベストアルバム「くるりの20回転」をリリースしています。激しいメンバーの移り変わりの中、アルバムごとにギターロック、電子音楽、クラシック…と音楽的趣向を変えていった稀有なバンドです。
2023年10月には、アルバム「感覚は道標」のリリースとともに、楽曲制作過程に密着した映画「くるりのえいが」の公開も控えています。アルバム制作には、2002年に脱退したドラムの森信行が参加。結成時のメンバーである3人が、どんな楽曲を作り上げたのか注目です。
作詞作曲を務めるのは、ボーカル/ギターの岸田繁。バンド活動以外にも、オーケストラ作品の制作や京都精華大学で教鞭をとるなど独自の音楽性を活かして活動の幅を広げています。過去には岸田繁個人として、映画「まほろ駅前多田便利軒」「まほろ駅前狂騒曲」、アニメ「リラックマとカオルさん」「リラックマと遊園地」のサウンドトラックも制作。今回の「ちひろさん」でも主題歌と劇中のサウンドトラックを手掛けました。
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