アイドルのようなかわいらしいルックスと、声が印象的な水瀬いのり(みなせいのり)。
『Re:ゼロから始める異世界生活』のレム役で注目を集め、キャラソンでの高い歌唱力からアーティストとしての活躍も期待されている女性声優の一人です。
この記事では、
・水瀬いのりのプロフィールや経歴
・水瀬いのりの魅力
・水瀬いのりのおすすめ楽曲やキャラソン
をピックアップして紹介。ぜひ最後までお楽しみください。
目次
水瀬いのりとは?経歴や声優になったきっかけ
生年月日:1995年12月2日
出身地:東京都
血液型:B型
身長:154㎝
星座:いて座
趣味・特技:散歩、ショッピング
所属事務所:アクセルワン
放送後旗🚩第260旗
OA曲:Morning Prism /水瀬いのりhttps://t.co/xZL832P6WX
コーナー:あなたの家族ココロソマリ
Instagramでもアナザーショットを公開中📸https://t.co/FMujwfAFou#melody_flag(スタッフ) pic.twitter.com/36sBgTGhBS
— 水瀬いのりinfo (@inoriminase) September 26, 2021
「いのりん」の愛称でファンから親しまれている水瀬いのり。アイドル顔負けのかわいらしい容姿と声で、男性だけでなく女性からも人気を集めている女性声優の一人です。
また、アニメで披露したキャラソンの評価が高いことから、アーティストとしても活躍しています。
そんな水瀬いのりが声優を目指したきっかけは、両親からアニメの声を当てる職業があると教えてもらったことでした。
幼い頃、友だちをたくさん作って遊ぶというよりも、1人で過ごすことが多かった彼女。当時はアニメや漫画を見たり、ゲームをして1人の時間を楽しんでいたそうです。
ある日、両親から声優という職業について教えてもらったことで、声優に興味を持ち始めます。とくにハマった作品は『犬夜叉』や『美少女戦士セーラームーン』。
その後、SPEEDや鈴木亜美、モーニング娘。など、ダンス&ボーカルグループや女性アイドルに憧れるようになります。
しかし、それ以上に彼女の心をとりこにしたのがアニソンでした。『魔法少女リリカルなのは』シリーズで水樹奈々を知り、「いつか自分も声優としてアニメに出演しつつ、歌も歌うアニソン歌手になりたい」と思うようになったそう。
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『あまちゃん』に出演していた!水瀬いのりの意外な経歴
水瀬いのりが本格的に声優になるため動き出したのは、2010年に行なわれたソニーミュージック・アーティスツ主催のオーディション『アニストテレス』。
一度は声優になろうと思ったものの当時の水瀬いのりは、人前で演技をするのが恥ずかしいと思っていました。そんな彼女の背中を押したのが、母親です。オーディション雑誌に載っていた記事を見つけ、勧めてきたのでした。
そして、見事彼女はグランプリを獲得。同年には『世紀末オカルト学院』で岡本あかり役を演じ、声優デビューを果たします。
しかしその後、2~3年の間仕事が決まりません。もともと事務所自体が声優専門ではないということもあり、なかなかチャンスが訪れず声優を辞めようとまで思ったそう。
そんなとき、2013年に『恋愛ラボ』のオーディションに合格。初めてのレギュラーキャラ・棚橋鈴音役を務めました。
この作品をきっかけに水瀬は後ろ向きだった声優という仕事に、情熱を持って向き合うようになります。
2013年には、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』に成田りな役で出演。主人公が所属するアイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」のメンバーとして、登場していました。さらに、この年の「第64回NHK紅白歌合戦」の企画コーナーにも出演。劇中歌『暦の上ではディセンバー』を披露しました。
2015年、ソロアーティストとしてデビュー。翌年には、「第10回声優アワード 主演女優賞」を受賞し、声優として注目を集めます。
2017年、デビュー当初から所属していたソニーミュージック・アーティスツとの契約を終了。現在の事務所、アクセルワンに所属します。
松岡禎丞と共演が多いことから熱愛のうわさが出たこともありましたが、それは事実ではないようです。ラジオやイベントで見せる親しい様子から「兄妹みたい」とファンの間で言われています。
水瀬いのりの代表作品を3つ紹介!
『ご注文はうさぎですか?』チノ(香風智乃)役
「まんがタイムきららMAX」にて連載中のKoiの漫画『ご注文はうさぎですか?』。喫茶店を舞台に繰り広げられる、かわいらしい少女たちの日常を描いた癒やしストーリーです。
水瀬が演じたのは、喫茶ラビットハウスの一人娘・チノ。かわいらしい見た目のわりにクールな性格の女の子です。ボソボソとしたしゃべり方で、でもかわいらしさもある甘い声が癒されると言われています。
『心が叫びたがってるんだ。』成瀬順役
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが集結して作ったオリジナル作品『心が叫びたがってるんだ。』。幼いのトラウマが原因で、言葉を発するとお腹が痛くなるようになったヒロインがミュージカルをきっかけに心を開いていく青春群像劇です。
言葉を話せないヒロイン・順の声を務めた水瀬は、言葉にならない「…」というセリフに想いをのせて息づかいで表現。劇中ではミュージカルの歌も披露しており、歌のうまさよりも順の戸惑いを意識して歌ったそうです。
このときの演技が評価され、「第25回日本映画批評家大賞 アニメーション部門新人声優賞」を受賞します。
『Re:ゼロから始める異世界生活』レム役
長月達平によるライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活』、通称「リゼロ」。コンビニの帰り道に異世界へと飛ばされた少年・スバルが、そこで手に入れた能力「死に戻り」の力に翻弄されていく異世界ダークファンタジーです。
第二章で登場する「鬼族」の生き残りで、メイドのレムを演じた水瀬いのり。普段は物腰柔らかいのですが、鬼化の影響で理性を失うとドスの利いた声で叫びまくるという、感情の起伏が激しく声帯に負荷のかかるキャラクターを見事に演じ切りました。
水瀬いのりさんの魅力
キャラソンで高評価!伸びやかな歌声と表現力
アニメ作品のキャラソンで、歌唱力と表現力に高い評価を得ていた水瀬いのり。普段はかわいらしい声の彼女は、歌になるとガラッと印象を変えます。
透き通った声質と伸びやかな歌声。高音から中音域までしっかりと聴かせてくれる芯の通った響き。さらに声優で鍛えられた表現力も加わることで、楽曲によってさまざまな表情を見せています。
楽曲制作では曲の選考から参加しており、作詞や作曲へも自身の要望を伝えているそうです。彼女の歌声に重なるように聴こえてくるハーモニーやコーラスも、すべて水瀬自身が1人で収録しているとのこと。
一体感のあるライブパフォーマンスと安定した歌唱力
歌もさることながら、ライブでのパフォーマンスも好評な水瀬いのり。本人は役になりきらない、素のままでステージに立つことは「あまり得意ではない」と言っているそうですが、そんな様子は一切感じられません。
ステージも観客も、すべてが彼女の一部になっているような、そんな一体感が感じられるライブになっています。
さらに驚かされるのは、ライブでも音源と変わらない安定した歌唱力。ステージを端から端まで駆け回り、観客を盛り上げ、ダンスを披露しているのにも関わらず、彼女の歌声はぶれることがありません。
ぜひ、ライブに参加して、彼女の歌声とパフォーマンスを生で見てほしいと思います。
素の水瀬いのりが聞ける!?緩くて面白いラジオ
2016年10月2日から文化放送で、毎週日曜22時より放送中のラジオ「水瀬いのり MELODY FLAG」、通称「メロフラ」。こちらで見せる彼女のフランクな一面も人気の一つ。
けっして飾ることなくありのままの姿で、緩くかつ面白い話が聞けるとファンの間で有名になっています。
何より、一人しゃべりが上手。初回の放送ではコーナーが少なかったため、自己紹介をすることに。しかも、それがただの自己紹介ではありません。紙に書かれた2つの言葉を繋ぎ合わせて、自己紹介したというのです。
ちなみにこれまでの放送アーカイブは、水瀬いのりのYouTubeチャンネルに公開中。ぜひ、この機会に聞いてみてはいかがでしょうか。
水瀬いのりのおすすめ楽曲3選!
「Starry Wish」(2016年)
2016年11月9日にリリースされた3rdシングル「Starry Wish」。こちらは水瀬いのりが主役を演じた『ViVid Strike!』のエンディングテーマに起用された楽曲です。
イントロでグッと惹き込まれるとすぐに、今にも消えてしまいそうなはかない水瀬いのりの歌声。サビに近づくにつれてその歌声は力強くなっていき、聞いているだけで不思議と勇気が湧いてきます。
水瀬いのりにとって初のアニメタイアップ楽曲。歌唱するにあたって、自身が演じるキャラクターや作品に寄り添い過ぎないようバランスをとるのに苦労したそうです。
「Ready Steady Go!」(2017年)
2017年に11月29日にリリースされた5thシングル「Ready Steady Go!」。こちらはテレビ朝日系「musicる TV」のエンディングテーマに起用された楽曲です。
コール&レスポンスができるアップテンポなナンバーで、ライブではファンとタオルを振り回して盛り上がる定番曲。
こちらは水瀬いのりの1stライブに向けて作られた楽曲で、夢に向かって頑張っている人の背中を押す、爽やかな応援ソングになっています。
「まっすぐに、トウメイに。」(2018年)
キリンビバレッジの炭酸飲料「キリンレモン」の90周年を記念して、人気アーティストなどがCMソング「キリンレモンのうた」をアレンジし歌う企画の第三弾「まっすぐ、トウメイに。」。2018年5月17日にMVが公開されました。
「キリンレモン」のフレーズで始まるこちらの楽曲は、キラキラしたエネルギーを感じる曲調です。
MVではコインランドリーで夢を追いかける今の私が、夢を叶えた未来の自分と出会うというストーリーで、水瀬いのりが一人二役で演じています。
ちなみにこのMVが公開されると、水瀬いのりのファンから大反響!この年に行なわれた彼女のライブで、「キリンレモン」を箱買いしたファンが会場で配るという現象が起きたそうです。
水瀬いのりのキャラソンおすすめ楽曲3選!
『戦姫絶唱シンフォギアGX』より「殲琴(せんきん)・ダウルダヴラ」(2015年)
歌で人の感情を響かせるをテーマにしたアニメで、水瀬いのりが演じたのは「戦姫絶唱シンフォギアGX」のラスボスキャラ・錬金術師キャロル。キャラソンは「殲琴・ダウルダヴラ」です。
かわいらしい印象の水瀬いのりが歌っているとは思えない、まさに戦いのシーンにピタッとはまる攻撃的な楽曲。
ドスの効いた渋い声で歌われており、所々で聞こえるこぶしが最高に痺れます。
『Re:ゼロから始める異世界生活』より「Wishing」(2016年)
『Re:ゼロから始める異世界生活』で水瀬いのりが演じた、レムのキャラソン「Wishing」。
命に代えても守りたいと思うほどスバルが好きだけど、想いは伝えない。それでも、彼と過ごす何気ない幸せな日々や、叶うことのない未来への願いを歌ったバラード曲です。
メロディーや歌詞。そして、レムの想いを込めた水瀬いのりの表現力に、思わず涙を流してしまいそうになります。ぜひ、アニメのストーリーとともに聞いてみてください。
『魔王城でおやすみ』より「快眠!安眠!スヤリスト生活」(2020年)
「週刊少年サンデー」で連載されている、熊之股鍵次の漫画『魔王城でおやすみ』のアニメエンディングテーマ「快眠!安眠!スヤリスト生活」。魔王城にさらわれたスヤリス姫が、安眠を求めて自由気ままに動く日常を歌ったゆるふわ系ストーリー。
「ノンレム睡眠レム睡眠 ノンレム睡眠レム睡眠…」というフレーズが、頭の中でエンドレスリピートされると話題になっており、一度聞くと忘れられない中毒性の強い楽曲になっています。
本作のストーリーやスヤリス姫の本性を知った上で聞くと、より面白さが増すのでぜひ聞いてみてください。
まとめ
声優としてもアーティストとしても、人気を集めている水瀬いのり。表現力豊かな歌声で、これからも私たちをとりこにしていくでしょう。
2020年は残念ながら、コロナウイルス感染拡大の影響でライブツアーが中止になってしまいましたが、2021年は開催が決定。すでに公演を終えた地域もあります。
#HELLOHORIZON ツアー2日目、名古屋!
本日はベースでありバンマスな島本道太郎さん(ミッチーさん)に代わりウッディー!飯塚祐太郎さんが参戦してくれましたー!
みんなの思い受け取ったよ!私の思いも届いたかな?でらありがとうー!!!またねー!!! pic.twitter.com/JWA1cLXHPD— 水瀬いのりinfo (@inoriminase) September 25, 2021
最近は作詞にも挑戦しているそうで、ますますアーティストとしての活躍に期待が膨らみます。今回紹介した以外にも、水瀬いのりには魅力的な楽曲がたくさんありますので、ぜひこの機会に聞いてみてください。