SILENT SIREN（サイサイ）メンバーの年齢や名前、意外な経歴とは…？

女性ファッション誌の読者モデルが集いロックバンドを結成したという、異色のガールズバンド『SILENT SIREN(サイレントサイレン)』。

一部の人にはビジュアルバンドと誤解されがちですが、楽曲ごとにメンバー内で代わる代わる作詞を手がけ、アーティストとしてのスタイルを確立しているところも彼女たちの魅力の一つ。

では、具体的にSILENT SIRENはどんなガールズバンドなのか、また、彼女たちの魅力も非常に気になりますよね。

そこで本記事では、SILENT SIRENの経歴(歴史)・メンバーのプロフィールやおすすめソングベスト3を交えながら、彼女らの音楽スタイルや魅力をたっぷりご紹介していきます。

SILENT SIREN(サイレントサイレン)とはどんなガールズバンド？

続きを見る
女性ファッション誌の読者モデルを務めながらも、意気投合したメンバーで結成したガールズバンド『SILENT SIREN』。

バンドメンバーは、

の4名。

大きなバンドの特徴としては、女子中高生から高い支持を受けるような、独特のかわいらしさを持っている点にあります。

特に、ヴォーカル担当の吉田菫さんのハイトーンながら透き通った声質がすごくチャーミングで、どの曲に対しても彼女たちのかわいらしさをうまく表現されています。

本来、ガールズバンドであったとしても、基本的にロックテイストでまとめてくるか、あるいはJ-POP調にまとめてくるかのいずれかが主流です。

しかし、SILENT SIRENは、今までの主流には従わず、独自の路線で音楽活動しています。

このかわいらしい個性が、特に10代の女性たちを筆頭に、多くのファンから愛される理由といえますね。

思わず胸キュンしたくなるような、かわいらしい女子ならではのバンド音楽に心を癒やされたい人は、一度SILENT SIRENの音楽に触れてみてくださいね。

SILENT SIREN(サイレントサイレン)の経歴(歴史)

続きを見る
10代女子から多大な支持を受けているガールズバンド『SILENT SIREN』ですが、決して、最初からロックバンドとして結成されたわけではありません。

では、これまでのSILENT SIRENの経歴(歴史)を、改めて振り返ってみましょう。

読者モデルを経てバンド結成！

続きを見る
SILENT SIRENのメンバーは、それぞれ同じ事務所に入りながらも別々に女性ファッション誌の読者モデルとして活動していました。

そんな中、吉田菫さんと梅村妃奈子さんが仕事現場で顔を合わせ、過去のバンド経験や好きな音楽などの話題で意気投合し、

「じゃあバンド組まない？」

という話になり、梅村さんと同じバイト先だった山内あいなさんと寒川綾奈さん(元メンバー：担当はキーボード・シンセサイザー)を誘い、4人組ガールズバンドとしてSILENT SIRENが結成します。

もし、メンバーたちが読者モデルとして活動していなければ、出会いそのものがなかった可能性も高いわけですし、SILENT SIRENが結成されることはなかったでしょうね。

バンド名『SILENT SIREN(サイレントサイレン)』の由来

続きを見る
さて、同じ読者モデルとしてつながった4名がガールズバンドを結成させたわけですが、彼女たちのバンド名『SILENT SIREN』にはどんな由来があるのでしょうか？

早速調べてみると、吉田菫さんのある一言がきっかけだったことがわかりました。

その一言とは、

「サイレントとサイレンはたった1文字違いなのに、なぜ意味が全く違うの？」

といった発言でした。

確かに、サイレントとサイレンでは全く意味が極端に違いますよね。

サイレントは音を静かにする・音を立てないといった意味合いの言葉ですし、一方、サイレンは警鐘を鳴らすといった音を立てる意味で使う言葉です。

まぁ、英語表記にすると、SilentとSirenとなり、1文字どころか3文字目のLとRの文字も異なるので全く別ではありますが･･･

とはいえ、読み方が1文字だけ異なる言葉なのに全く違う意味を持つ言葉であることは、面白い組み合わせであることに違いありません。

また、SILENT SIRENには、無音の警鐘という意味合いが込められています。

これは、静かだけども確実に警鐘としてメッセージを鳴らしていくという彼女たちの決意の表れでもあります。

要は音を通じてメッセージを配信していくという気持ちも込めて、SILENT SIRENに名付けたというわけ。

由来がわかってみると実に魅力を感じますね。

メジャーデビュー

続きを見る
2010年に結成したSILENT SIRENは、途中メンバーの入れ替わりがありながらも、2012年11月、『Sweet Pop!』でメジャーデビューを果たします。

もちろん、バンド活動の傍ら個々での活動も継続し、SILENT SIRENの知名度アップに大きく貢献します。

例えば、ドラム担当の『ひなんちゅ』こと梅村妃奈子さんは、過去にテレビ朝日系バラエティ番組『関ジャニ∞の仕分け∞』の人気企画『太鼓の達人リズム感対決』に出演しSILENT SIRENの名を全国区に広めています。

また、同じ番組にキーボード担当のゆかるん(黒坂優香子)さんが、SKE48のメンバー・須田亜香里さんが全国的にブレイクしたきっかけを作ったことでも有名な、柔軟女王対決に出演し、同じくSILENT SIRENの知名度を上げています。

これらはほんの一例に過ぎませんが、メジャーデビュー後、個々の活動も併せて地道に知名度をアップして、SILENT SIRENは人気を博していったのです。

日本武道館や海外でのワンマンライブ開催！

続きを見る
徐々に知名度を上げたSILENT SIRENは、2014年、香港でのワンマンライブを実施するなど海外での活動も始めます。

この香港公演が人気を博したのか、翌年には、台湾やジャカルタでの公演も実施。

もちろん、2年連続で香港でのライブを実施させるなど、2015年には3rdアルバム『サイレントサイレン』をひっさげた大々的なアジアツアーが開催されます。

そのほか、日本武道館でのワンマンライブも実施。

ちなみに、ガールズバンドの中で、バンド結成後に最短で日本武道館のワンマンライブを開催したのはSILENT SIRENであり、まだその記録は破られていないとのこと･･･

地道な努力と女子中高生ウケするかわいらしいポップな音楽スタイルという強い個性が、彼女たちを大人気バンドに押し上げています。

そして、その流れは今後も変わることなく、多くのファンを魅了するガールズバンドとして、音楽シーンで大活躍されることと期待しています。

SILENT SIRENメンバーのプロフィール

女子中高生を中心に多くのファンから愛され続けているガールズバンド『SILENT SIREN』。

では、ここからは、各メンバーのプロフィールを簡単にご紹介していきますね。

吉田菫(すぅ、ヴォーカル・ギター担当)

続きを見る
吉田菫さんは、1992年12月28日生まれ福島県出身の27歳で愛称は『すぅ』。

先にピアノを習っていた姉の演奏姿に憧れて、小学校4年生の頃にピアノを習い、音楽と大きく関わり始めます。

中学時代にはバンドに興味を持ち、お小遣いをはたいてアコースティックギターを購入。

ギター演奏に明け暮れる日々を過ごしながら、高校1年の頃に同級生とガールズバンドを結成。

あくまでコピーバンドのような形ではあるものの、アニメ『けいおん！』の楽曲やマキシマムザホルモンの楽曲など多種多様の楽曲をコピーし腕を磨いてきました。

その後、たまたま高校の修学旅行先で、芸能事務所『プラチナムピクセル』のスカウトを受け、読者モデルとして上京･･･

いったんはガールズバンドを卒業し、モデルとしての活動に勤しみます。

ところが、同じ事務所に所属する梅村妃奈子さんと出会い意気投合したことで、再びガールズバンドへの情熱が高まり、SILENT SIREN結成へと動き始めるのです。

すぅさん自身、椎名林檎さんの名曲『本能』、ザ・ブルーハーツの名曲『リンダリンダ』の影響も大きく受け、パンク音楽にも興味を持っているという･･･

基本的には、かわいい路線が強いガールズバンドという印象ですが、時に少し格好良い楽曲も手がけることがあり、そこは、多少なりともすぅさんの大好きなパンク音楽の影響を受けているのかもしれませんね。

梅村妃奈子(ひなんちゅ、ドラムス担当）

続きを見る
梅村妃奈子さんは、1991年3月13日生まれ東京都出身の29歳で、愛称は『ひなんちゅ』。

彼女は5歳の頃から10年間ヴァイオリンを習うなど、幼少の頃から音楽に慣れ親しんだ音楽人生を歩んでいます。

しかも、ご両親の仕事の事情もあって、一時期、インドネシアに住んでいたこともあり、インドネシア語も話せるバイリンガル。

音楽と語学のスキルを持っていたひなんちゅさんは、インドネシアで過ごした中学時代にバンドを組みたいと模索しますが、残念ながら、当時はすぐにバンドが組める状況下にはありませんでした。

そこで、あえて経験のない打楽器(ドラム)を独学で学び、日本に帰国後、軽音楽部がある学校に転校してガールズバンドを結成。

コピーバンドとして

などのバンドの楽曲をコピーしバンドとしての経験を積んでいきますが、結局は活動停止に･･･

その後、新たなガールズバンドを結成しますが、結局は自然消滅･･･

以降、しばらくドラムを叩くことはありませんでしたが、後に同じ芸能事務所に所属することとなるすぅさんとの出会いがあり、意気投合してSILENT SIRENを結成し、今を迎えているのです。

インドネシアで育った影響も大きく、基本的に洋ロックが好きというひなんちゅさん。

基本的な路線は異なるものの、洋ロックのテイストも一部入っている印象がうかがえますし、SILENT SIRENの根幹ともいえるドラムスとして、またバンドのリーダーとして大きく牽引し続けているのは間違いありませんね。

山内あいな(あいにゃん、ベース担当)

続きを見る
山内あいなさんは、1988年7月3日生まれ神奈川県出身の31歳で、愛称は『あいにゃん』。

2歳上の兄と11歳年下の妹がいますが、二人とも音楽に携わったことのある人物で、あいにゃんさんは、ある種の芸能一家の一人といえますね。

ちなみに、妹はアイドルグループ『ロッカジャポニカ』の内山あみさん。

そんな芸能に携わる兄妹がいるあいにゃんさんが音楽にはまっていったきっかけは、ズバリ兄がきっかけでした。

彼女自身、兄のライブを見に行った際に「ベース格好良い」と感じたことがきっかけで、ベーシストを志します。

そして、アルバイト先でであった1つ年下の子と意気投合しバンドを結成。

さらに、友人たちを集めてバンドサークルを設立し、立ち替わり入れ替わりといった感じで楽曲ごとにバンドを形成して演奏していったのです。

ただ、大学卒業後は、読者モデルとして女性ファッション誌『mina』で活躍･･･

その後、ひなんちゅとバイト先が同じだったつてもあってSILENT SIRENのベーシストとして活動しています。

黒坂優香子(ゆかるん、シンセサイザー・キーボード担当)

続きを見る
黒坂優香子さんは、1989年6月6日生まれ埼玉県出身の31歳で、愛称は『ゆかるん』。

大妻女子大卒業後、女性ファッション誌『Ray』の読者モデルとして芸能界入り。

彼女自身全くバンド経験はなく、学生時代は新体操をやっていたり、情報番組『ZIP!』に出演したいり、はたまた、バンド加入前にはアイドルソングやJ-POPばかり聴いていたという異色のメンバー。

元メンバーの寒川綾奈さんが脱退した後の2012年9月13日に、SILENT SIRENのシンセサイザー・キーボード担当として加入し現在に至っています。

ちなみに、寒川さんと入れ替わった時期はまだインディーズとして活動していた頃の話で、正式なメジャーデビューは、今の体制で迎えています。

キーボーディストとしての経験は若干浅いかもしれませんが、彼女も立派なメンバーの一人として活躍しているわけです。

SILENT SIRENのおすすめソングベスト3

続きを見る
ガールズバンドSILENT SIRENにはかわいらしく魅力的な楽曲が多数存在しています。

では、その中でも選りすぐりのオススメソング3選をご紹介していきますね。

八月の夜

出典：YOUTUBE(SILENT SIRENのMV)

八月の夜はSILENT SIRENの10thシングルで、バンタンデザイン研究所「サマーセミナー」CMソングとしても起用された楽曲。

アップテンポでノリの良いメロディと、急に静寂を生み出す独特の間が印象的な楽曲で、時折見られる韻を踏むメロディ・歌詞が非常に癖になります。

ヴォーカルのすぅさんの歌声が、とにかくハイトーンボイスで透明感高いために、疾走感はありながらもかわいらしく聴こえて、切ないメロディとして作り上げているはずなのに、どこか微笑ましく思えてしまうのは気のせいでしょうか？

歌詞の内容を見ていっても、微妙な距離感にある恋人になりたてな二人をテーマに描かれているので、独特のテンポと相まってすごく胸キュンしてしまう内容に仕上がっていることがうかがえます。

非常に恋する気持ちを高ぶらせてくれる楽曲なので、ぜひ、大切な人と、ドキドキ・ラブラブしながら八月の夜を聴いてみてください。

フジヤマディスコ

フジヤマディスコは、SILENT SIRENの12thシングルで、音楽情報番組『COUNT DOWN TV』の2017年3月期エンディングテーマにも起用された楽曲。

どことなくかわいらしい曲調の印象が強いSILENT SIRENですが、フジヤマディスコに関しては少し異なり、デジタルサウンドを彷彿させるようなディスコチューンに仕上がっています。

イントロで奏でているギターサウンドも格好良く、アップテンポで疾走感もあり、キャッチーなメロディとともにノリが良いところが特徴的。

とはいえ、そこはSILENT SIRENなので、かわいらしさが0になったということはありません。

かわいい格好良い斬新な音楽は、聴き手のハートをわしづかみすること間違いなし！

ぜひ、SILENT SIRENだから奏でられるディスコチューンを、フジヤマディスコを通じて体感してみてくださいね。

Alarm

Alarmは、SILENT SIRENの11thシングルで、2015年10月に放送された日テレ系深夜ドラマ『いつかティファニーで朝食を』の主題歌です。

夜が明けても笑顔が絶えないようにささやかだけど幸せであり続けたいと思う、大切な彼氏と一緒に過ごす女性目線の歌詞が綴られた楽曲に仕上がっていて、爽やかな曲調ではあるものの、どことなく切なさも感じられます。

すぅさんの歌声も透明感あふれ胸キュンしてしまいそうな魅力を感じますし、ぜひ、ティーンだけでなくいろんな人に聴いてもらいたいピュアなラブソングとしておすすめです。

最後に･･･

以上が、SILENT SIRENのおすすめソングベスト3となっています。

どの楽曲もSILENT SIRENらしさが表現されたかわいらしさたっぷりの心惹かれる魅力満載な楽曲ですよね。

本記事では、SILENT SIRENの魅力を、おすすめソングだけでなく、彼女たちの経歴(歴史)やメンバーのプロフィールを交えながらご紹介しましたが、女性ファッション誌のモデル経験者によるガールズバンドとわかれば、その味わいはまた格別･･･

きっと、ほかのガールズバンドと異なる魅力がたくさん発見できると思いますので、まだ彼女たちの音楽に触れたことがない方は、この記事をきっかけに一度SILENT SIRENの音楽の世界観を体感してみてくださいね。