- MAKO(マコ)
- 本名:山口 真子(やまぐち まこ)
- 生年月日:2001年4月4日
- 出身地:福岡県
- 血液型:A型
- 担当:リーダー、メインダンサー、サブボーカル
- 虹プロジェクト最終順位:1位
- メンバーカラー:オレンジ
NiziUのリーダーでもあり、グループの最年長でもあるマコ。NiziUを決めたオーディション番組「虹プロジェクト」では、圧倒的なレベルの高さを見せつけてくれました。
歌やダンスも完璧にこなすオールラウンダーのマコですが、その影では絶え間ぬ努力がありました。マコは、どのようにしてNiziUのメンバーになったのでしょうか。
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目次
夢のために韓国へ
マコは中学生の頃からK-POPに特化したダンススクールに通っており、ダンス以外にもボーカルレッスンや韓国語を学んでいました。実力が見込める練習生に対しては韓国の高校への留学もサポートしているそうです。
2017年2月にJYPエンターテインメントのオーディションに参加し、3,500人という応募者の中から3位を受賞した実力者です。そのため「虹プロジェクト」に参加したときはJYPエンターテインメントの練習生として参加していました。
韓国での練習生生活は2年7ヶ月で、最後のチャンスだと思って虹プロジェクトに参加したそうです。
既に練習生として活動していたこともあり、ネットでは「すぐにでもデビューできるレベルだ」と高い評価を得ています。番組開始当初は、どこか幼いイメージがあったマコでしたが、回が進む度に大人っぽい表情に変化していき、自信に満ち溢れたパフォーマンスを見せていました。
NiziUのリーダー
虹プロジェクトではパフォーマンス力の高さが話題となりましたが、マコのリーダー性にも注目が集まりました。虹プロジェクトでは個人のスキルだけではなく、チームワークや人間性も重視されます。
NiziUが所属しているJYPエンターテインメントでは、K-POPアイドルグループによく見られる「リーダーは最年長者が務める」という概念がありません。パフォーマンススキルの高さやアイドルとしての振る舞い、人間性や練習に対する姿勢なども兼ね揃えた人物がリーダーとして選ばれていると感じました。
マコは、虹プロジェクトのチームミッションでリーダー性を発揮しました。欠点を指摘するのではなく、どうやったら一緒に成長できるか?メンバーと互いに話し合いながら課題をクリアしました。マコの穏やかでしっかりとした性格も視聴者に伝わり、この時点で既に「マコはデビューメンバーに入るだろう」と考えた視聴者も多かったと思います。
マコのリーダーシップにより、チームミッションは大成功。虹プロジェクトの審査を行なったJ.Y.Parkことパク・ジニョン氏もマコのリーダー性を絶賛しており「マコがいたチームはいつも良かった」と評価していました。
虹プロジェクト全体を通して、マコはパク・ジニョン氏から大きな指摘をされていなかったのが印象的です。それほどマコは高いスキルとリーダー性を持っていたのですね。
しかし、マコが最初からリーダーとしての素質を手に入れていたかといえばそうではありません。虹プロジェクトが始まった当初は、自分を信じることが出来なくて不安になっていたそうです。
練習を重ね、周りのメンバーと一緒に課題をこなしていく中で、だんだんと自分に自信が持てるようになってきたと言います。その自信がパフォーマンスになって表現されていたのではないでしょうか。
そして、NiziUのメンバーからも「ダンスに自信がなかった私にダンスの楽しさを教えてくれた人」「尊敬という言葉しか出てこない」と、リーダーとしての信頼を得ています。マコ自身まだ若くて経験も少ないはずなのに、常にメンバーのことを気にかけているのかが伺えます。
ダンスと歌唱力の高さにも注目!
NiziUではメインダンサーを務めているマコですが、そのパフォーマンススキルの高さは虹プロジェクトの頃からマコだけ他のメンバーより1つ飛び抜けていたような気がします。
まだオーディションが始まったばかりのときからマコはあらゆる場面でパク・ジニョン氏を驚かせてきました。
中でもダンスレベルテストで、JYPエンターテインメントに所属している男性ボーイズグループ「2PM(トゥーピーエム)」の「I’ll be back」を披露したときは、たった1回のテストのために何日も前から準備を開始して、スタミナや迫力をつけるために筋トレを行い、長かった髪を曲のイメージに合わせるためにバッサリと切ってしまいました。
パク・ジニョン氏も「男性の曲を踊るのは簡単なことじゃない」とコメントしていましたが、男性アイドルグループのパフォーマンスは常に体力勝負です。そして踊りながら歌うことでさらにレベルが上がります。そのため、失敗すると楽曲で伝えたいメッセージ性が失われ「何のためにあえて男性の曲を選んだのか?」と指摘されてしまう可能性すらありました。
しかし、曲が始まった瞬間からその場にいた人たちの視線はマコに奪われました。特にパク・ジニョン氏は、マコのパフォーマンスに曲の途中で拍手を送ってしまうというくらい心を掴まれてしまったのです。そして「オーディションを見ながら涙が出たのは初めてだと思う」とまで言わせました。
パク・ジニョン氏は、マコのダンスを見て「どれだけ練習してきたのかが感じられた」「歌手になる準備がすべてできている」と称賛し「まだマコさんをよく知らないけど」と前置きしながらも、マコの努力家な一面や人柄をダンスだけで見抜いてしまったのです。
マコは普段少しおっとりしているような印象を受けますが、曲が始まると人が変わったかのように変身するところが魅力的だと感じます。まるで全くの別人が踊っているように見えて、それが観客の視線を奪い「もっと見ていたい!」と思わせるダンスを披露してくれるのです。
マコのパフォーマンスにはJYPエンターテインメントのトレーナーたちも「上手すぎる」と絶賛していました。
また、ダンスの実力だけではなく歌唱力も高いメンバーだと感じます。マコは虹プロジェクトで「表現力」を手に入れたと語っており、自身の歌唱力について「高音を出すことができるようになった」と自分でも成長を感じていました。激しいダンスをしながらも安定感のある歌を歌うことができるメンバーです。
マコの歌唱力についてはパク・ジニョン氏も認めています。チームミッションでは「歌が不安定になったときにマコのパートが入ると、チームが安定する」と評価していたほど。チームを支えられるくらいの歌唱力を持っています。
しっかり者だけど天然な性格
パフォーマンスではカリスマ性あふれる姿を披露しているマコですが、普段は天然な性格であることがわかっています。NiziUは日本でも音楽番組やバラエティ番組に引っ張りだこなのですが、あらゆる番組で「マコは天然である」ということが暴露されています。
「日本に帰ってきて変わったことは?」という質問に対しては「最近冷凍バナナを食べるようになりました」と、期待された答えと違う返しをしてしまったり、独特な考え方を持っていると感じました。
虹プロジェクトでも「レモンをそのまま口に入れて食べる」というパフォーマンスを見せて周囲を驚かせています。
しかし、その天然さもマコが普段は努力家でメンバーからも慕われるリーダー性があるから全て許されてしまうのではないかと感じます。マコ自身も「一度決めたらやり遂げないと気が済まない性格」だと認めているくらい、マコがステージにかける努力は人並み以上です。
その姿は練習生として活動する以前から変わりませんでした。マコは学校に通っているときには1時間以上の自主練をしてから登校したり、毎日の練習内容や自分への課題、今後の目標を日記に書くなど、コツコツと努力を積み重ねていました。誰にでも出来そうで出来ないことをコツコツ続けられるマコは、本当の意味での努力家だと感じます。
日記は中学2年生のときからつけ始めており、今でも日記を書いているそうです。
今後の夢は「TWICEのようなアーティストになりたい」「いつか同じステージで共演したい」と語っています。また「どのアーティストにも負けないくらいのチームワークで、世界の舞台に立ちたい」と、世界での活動に向けても考えていることがわかりました。
NiziUが世界で輝けるアイドルグループになるために、これからもNiziUの活動を応援していきたいと思います。
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