メッセージ性の強い歌詞、力強い演奏、歌声で男女問わず絶大な人気を誇る6人組ロックバンド・UVERworld(ウーバーワールド)。
結成から既に20年以上が経ち、楽曲数も200曲を超えている彼らですが、その中でもこれだけは聴いておくべきという、人気曲を有名な曲から、少しコアな曲まで幅広くご紹介していきたいと思います!
また今回はUVERworld最大の特徴ともいえる、歌詞により注目し、その歌の中の印象的な歌詞も一緒に紹介していきたいと思います。
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目次
UVERworld(ウーバーワールド)・人気曲13選
SHAMROCK
「君の言葉が糧になって走り続ける」
2006年発売のシングルで、連続ドラマ「ダンドリ。〜Dance☆Drill〜」の主題歌として起用され、UVERworld初のドラマ主題歌ということでも話題になりました。
この曲はリリースから15年が経った今でも、根強い人気を誇っており、現在20代~30代の人にとってはカラオケの定番曲といっても過言ではないでしょう。
この曲の特徴は、夏にピッタリな爽快感溢れるポップなサウンドに情熱的な恋心をつづった歌詞、更に途中に出てくるラップ調の部分が良いアクセントになっていて、ライブや、カラオケで盛り上がること間違いなしの定番曲です。
君の好きなうた
「僕の中で君を思うことが 明日の生きる力に変わってく」
前述したSHAMROCKに続き発売されたのが、この「君の好きなうた」で、UVERworld初のバラードシングルとなっています。
当時人気だった恋愛バラエティ番組「恋するハニカミ」のテーマ曲として起用されたことも人気に火をつけるきっかけとなりました。
好きな人への溢れんばかりの思いをなかなか伝えられずにいる主人公の心情をストレートにつづったストーリー性のある歌詞が印象的で、そこに頭に残るしっとりとしたメロディと、ボーカルのTAKUYA∞の力強い声が合わさることで、まるで一本の映画を観ているような気分にさせてくれる、UVERworldを代表するバラード曲です。
儚くも永久のカナシ
「愛が愛を「重過ぎる」って理解を拒み 憎しみに 変わっていく前に」
2008年に発売されたこの曲は、UVERworld史上最も売り上げたシングルで、初のオリコン週間ランキング1位を獲得したことでも話題となりました。
デビュー当時から多くのアニメ主題歌を担当しているUVERworldですが、この曲も大人気アニメ「機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)」の主題歌として起用されています。
アニメのために書き下ろされた曲であるため、歌詞の中にはアニメ中のセリフをオマージュしたようなフレーズや、アニメの世界観を思わせる歌詞が組み込まれています。
不穏な空気さえ感じさせるAメロから、徐々に高揚していき、疾走感に満ちたサビに繋がるメロディラインはクセになり、思わず口ずさんでしまう、そんな一曲です。
MONDO PIECE
「自分を信じれなくなった日があった でも この仲間を信じれなくなった日はなかった」
2011年に発売されたこのシングルですが、元々は2010年に行った初の東京ドーム公演のエンドロールで使用するために作られた曲で、その後のアルバムに収録する予定でしたが、ファンからの熱い要望でシングル化された一曲です。
これぞボーカルTAKUYA∞の歌詞!と言わんばかりのファンや、メンバーへの思いをあまりにも真っすぐにつづった歌詞が特徴的で、この詩が聞いている人自身の大切な人へも当てはまり、共感を生みます。
また、そんな歌詞を最大限に伝える、語りかけるようなメロディがクセになり、一度聴くと中々頭から離れない一曲です。
CORE PRIDE
「もうどうなったって良い 格好悪くたって良い 死にものぐるいで未来を変えてやる」
2011年に発売された通算16枚目のシングルで、アニメ「青の祓魔師」のオープニングテーマに起用されたこの曲。
絶対に立ち止まりはしない、自分の手で未来を変えてみせる、そんな強い意志を感じる歌詞がUVERworldそのものを意味しているようにも感じさせます。
曲自体はしっかり分けるとEメロまで存在する中々複雑な構成ではありますが、それが聴けば聴くほどクセになる中毒性を持っています。
また、その熱い歌詞ゆえ、ライブ映えする曲でもあり、曲の最後の部分はファンも手を振りTAKUYA∞と共に熱唱するのがライブの恒例です。
Fight For Liberty
「人生が2度あるなら こんな険しい道は選ばないだろう」
2013年リリースのシングル曲で、アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」のオープニングテーマとして作られた曲です。
TAKUYA∞自身もこの曲を作るには大変苦労したと語っており、宇宙戦艦ヤマトの世界観を大事にしつつとUVERworldのファンにも楽しんでもらえる楽曲を作りたいと考えすぎ、気負いがあったと語っています。
Aメロから徐々に増していく高揚感がサビに差し掛かると一気に爆発し、重厚なサウンドとTAKUYA∞のシャウトするような歌声が重ねり、聴いているだけで思わず体を動かしたくなるような、爽快なアップテンポの曲になっています。
DECIDED
「本当に心が一番選びたいもの選んで行け!ってことだろう」
2017年に発売されたこの曲は、大ヒット実写映画「銀魂」の主題歌として起用されました。
映画のために書き下ろされたこの曲には、「それぞれの決意」というテーマがあり、それを前面に押し出した歌詞と、ミディアムテンポな曲調に、UVERworldらしいパワフルな演奏が特徴的です。
また、普段ライブや、フェスでの活動が主なUVERworldですが、この楽曲で約5年ぶりにテレビで楽曲を披露したことで、更に世間の注目を浴びるきっかけになりました。
美影意志(みかげいし)
「自分の為に生きてたつもりが 君の喜びが いつの間にか僕の幸せだった」
2009年に発売されたアルバム「AwakEVE」に収録されている曲で、シングル曲ではありませんが、ファンの間では泣ける名曲として大人気の曲です。
元々はボーカルのTAKUYA∞が結婚式で歌えるウエディングソングを作りたいというところから作成された曲で、ファンの中には実際に結婚式でこの曲を流した人も数多くいるようです。
ギターの優しい音色に乗せてつづられる、愛に満ちた歌詞がとてもロマンティックで、温かな気持ちにさせられる、至極のバラードです。
マダラ蝶
「アナタに出会う前に戻っただけよ いいわ」
2009年に発売されたシングル「GO-ON」のカップリング曲として収録された女性人気が特に高い失恋ソングです。
この曲の最大の特徴は女性目線で書かれた歌詞で、失恋によるショックで悲しみに打ちひしがれながらも、強く生きていこうとする一人の女性について書かれています。
Aメロ、Bメロはアコースティックギターの音色を中心にゆったりとしたテンポで進んでいく中、サビになると曲調は一転。
ドラムの激しい音とともに力強く変化するサウンドは、歌詞の中の強く生きていこうとする女性とマッチしていて歌詞により深みを持たせているように感じます。
ハイ!問題作
「そいつに教わった泣きながらだって進むしかない」
2010年に発売されたアルバム「LAST」に収録されたこの曲は、その挑戦的なタイトルとは裏腹に、感動すら覚える人気曲です。
TAKUYA∞が地元に帰った時の実話をベースに書かれている詞は、歌の歌詞というより、どちらかというと日記のような書き振りで書かれており、地元に残った仲間や、知人と自身の人生を重ねながら、それぞれの人生のあり方について、時に刺激的な言葉を織り交ぜながら、率直につづられています。
早口やまるで会話のように進行する特徴的なAメロに対し、サビでは疾走感に満ちたキャッチーなサウンドでライブでも盛り上がりを見せます。
在るべき形
「他の誰かの正解は 君の答えじゃない それぞれの複雑な数式の答えは きっともう君も出てるんだろう」
2014年に発売されたアルバム「Ø CHOIR」に収録されている一曲で、映画「MARCHING-明日へ-」のエンディングテーマとして起用されています。
歌詞の中には、困難な状況でも自らを奮い立たせるような言葉がいくつもあり、聴いた人の心の支えになるような素晴らしい歌詞になっています。
そんな熱い歌詞にUVERworld本来の力強い演奏が合わさることで、ライブでは異様な盛り上がりを見せる曲となっています。
SHOUT LOVE
「僕の心の中 君以外の女性が行方不明」
2017年発売のアルバム「TYCOON」に収録されているラブソングです。
愛する人への溢れんばかりの思いを込めたバラードで、特に女性人気が非常に高い曲です。
曲調も当然素晴らしいんですが、この曲最大の特徴は歌い方にあります。
なんとこの曲ボーカルのTAKUYA∞がファルセットだけで歌うことに挑戦しているのです。それゆえにUVERworldの中でも歌うのが非常に難しい曲になっています。
AFTER LIFE
「楽しいと思えること 毎日起こるわけない だからくだらない事で笑いあえる人を大切にするんだろう」
2019年にリリースしたアルバム「UNSER」に収録されている一曲で、タイトルの通り、余生や、別れについて歌っている楽曲です。
出会いより別れが増えるこの先の人生への不安や、決意がつづられた歌詞で、聴けば聴くほど今いる仲間や大切な人について考えさせられます。
冒頭からシンプルなバンドサウンドと、少し加工された歌声は、UVERworldの新たな境地を感じさせてくれる曲です。
UVERworld人気曲・まとめ
UVERworldの人気曲を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
ここで紹介したもの以外にも良い曲がたくさんありますので、是非自分にピッタリの曲を見つけてみてください!
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