目次
佐々木大光の経歴
佐々木大光の入所経緯
3歳からダンスを始めた佐々木は、キッズダンスコンテストで優勝した経験も持つ実力派です。
そんな佐々木がSMILE-UP.(旧:ジャニーズ事務所)に興味を持ったのは、同じダンスコンテストに出ていた髙橋海人(King & Prince)が「ザ少年倶楽部」に出演しているのを偶然見かけたことでした。
アイドルとしてまた異なる舞台で踊る元ライバルの姿に触発された佐々木は履歴書を事務所に送り、2015年5月2日に中学1年生で入所しました。
2016年4月の舞台「ジャニーズ銀座2016」では、岩﨑大昇(美 少年)、髙橋優斗(HiHi Jets)、今野大輝(7 MEN 侍)といったそうそうたる面々と共にClassmate Jのメンバーとして出演しています。
その後、2018年2月に7 MEN 侍のメンバーに選出され、バンドスタイルでは5歳のころからやっていたドラムを担当するようになりました。
過去の出演ドラマ
ここからは、これまでに佐々木が出演したドラマをご紹介していきます。
7 MEN 侍から中村嶺亜もレギュラー出演していた「恋の病と野郎組 Season 2」(2022年)では第9話に佐々木が登場し、A組のアツシ役を演じました。
佐々木が本作への出演決定を知ったのは、なんと撮影の3日前だったそう。
本作について以前から面白そうな現場だなと思っていたこともあり、土壇場の中でも撮影を楽しめたようです。
監督から舞台とドラマの違いについて教えてもらったり、同期の髙橋優斗と肩を並べて芝居を出来たことが嬉しかったという佐々木。
今後の抱負について「髙橋優斗に負けない俳優になりたいと思います!」とライバル意識を燃やしていました。
同年10月には、SixTONESの京本大我が主演を務めたドラマ「束の間の一花」に千田原大樹役で出演しました。
本作は、余命宣告をされながらも周りに打ち明けられずにいる女子大学生と同じく余命1年を告げられた大学教授の切ない物語。
ヒロイン・一花の弟である大樹は、なかなか姉に素直になれず、いつも素っ気ない態度をとっています。
しかし、本当は常に姉のことを気遣っており、ストーリーが進むにつれて、大樹の隠された想いが明らかになっていきます。
佐々木は台本を読んだ感想として、切なさの中に明るさが感じられ、心動かされる作品という印象を受けたそう。
大樹の人間らしさが垣間見えていくうちに自身に似ている部分も見つかり、個人的にグッときたと明かすなど、役柄に共感しながら丁寧に演じていったことが分かります。
2023年には、なにわ男子の大西流星が主演を務め、timeleszの松島聡も出演したドラマ「紅さすライフ」の第9話に出演。
佐々木は少年忍者のヴァサイェガ渉と共にゲスト出演し、モデルのダイキ役を務めました。
彼らは、第9話で波乱を巻き起こす矢巻光(演:深田竜生)の友人というポジション。
深田も少年忍者のメンバーということで、ジュニアから華やかな面々がそろい踏みし、現場でも和気あいあいとした雰囲気で撮影に取り組めたようです。
過去の出演舞台
佐々木は、外部の舞台作品にも積極的に挑戦してきました。
2020年には、ミュージカル「SUPERHEROISM」に出演し、主演の中村嶺亜と共に作品を彩りました。
本作は、アメリカナイズされたスーパーを舞台に繰り広げられる若者たちの恋愛模様を描き出した作品。
佐々木は、毎日閉店間近に現れる不審な美大生・ピーマンを個性豊かに演じています。
出演者同士でも再演できたらいいねと話していたそうで、2021年にはさらに大きな規模の会場で再演が実現しました。
2022年3月には、ミュージカル「手紙」2022にコータ役で出演し、同じく7 MEN 侍の中村嶺亜や今野大輝と共演しました。
東野圭吾の小説「手紙」を原作に制作されたこのミュージカル。
弟の学費のために空き巣に入り、思いがけず殺人を犯してしまう兄・剛志。そして、加害者となった兄の影響で世間から差別されてしまう弟・直貴。
壮絶な状況の中で服役中の兄から送られてくる手紙が、じわじわと弟を追い詰めていきます。
蜷川幸雄の演出助手としてその腕を続けてきた藤田俊太郎が、2016・2017版に引き続いて演出を務めました。
佐々木は、共演する中村や今野について心強いと語り、「この作品を通して成長し、どこか変わった自分を見つけられたら」と思いのたけを語りました。
同年6月から上演された「学校の七不思議」では、主役の中村光を好演しました。
こちらは、ポンポンペインの湯⼝智⾏が作・演出を務めたコメディホラー。
佐々木はスタイリッシュな制服姿を披露し、フレッシュな芝居でドタバタ劇を奔走していきます。
主人公の中村光は面倒見のいい生徒会長ということで、普段の佐々木の明るさや周りを気遣って空気を変えてくれる性格ととてもマッチしていました。
2023年には、Musical「GYPSY」にタルサ役で出演し、主演の大竹しのぶを始めとした豪華キャストと共演を果たしています。
佐々木演じるタルサのソロナンバー『彼女さえいれば』では圧巻のダンスを披露し、毎公演会場を魅了しました。
#ジプシー 全公演終了した5月21日は、なんと64年前ブロードウェイの劇場で、『GYPSY』が初日を迎えた日!なんという奇跡✨#ジプシー見たよ #ジプシー見るよ
皆様、本当にありがとうございました🙏
紳士、淑女の皆さん、本当にご親切ね✨#佐々木大光 さんのお誕生日の日の1枚を皆様に🌹 pic.twitter.com/Al73Unrat5— Musical『GYPSY』 公式 (@gypsy2023) May 22, 2023
2024年3月に開催された舞台「フォーティンブラス」では再び座長を務め、主役の羽沢武年を演じました。
“フォーティンブラス”とは、シェイクスピアの名作「ハムレット」に登場するノルウェーの王子です。
本作は、いわゆるスピンオフ作品。「ハムレット」では2度しか登場しない名前ですが、本作ではこの王子を中心とした劇中劇が展開されていきます。
これまで、同じ事務所の先輩たちが受け継いできた作品としても知られており、1995年には草彅剛(新しい地図)と井ノ原快彦(20th Century)、2003年には長野博(20th Century)と村上信五(SUPER EIGHT)、2021年には戸塚祥太(A.B.C-Z)と内博貴が本作を通して共演しています。
そんな伝統的な作品「フォーティンブラス」において、フィクションとリアルの間で絶妙なバランスを取りながら自然と観客を惹きつけていく佐々木の姿がとても印象的です。
コミカルな雰囲気から次第に芝居へと本気でのめりこんでいく役者の姿を、佐々木は見事なグラデーションを伴って演じ切りました。
【 🎪Theater 】#佐々木大光 主演 #鈴木悠仁 出演舞台
『フォーティンブラス』
兵庫公演が昨日初日を迎え、
本日無事に全ての公演が終演いたしました⚔️✨たくさんのご声援、ご来場、ありがとうございました🎪💕
兵庫公演📸 初日👈🏻 👉🏻千穐楽 🥰#7MEN侍 #少年忍者 pic.twitter.com/lywz8utase
— ジュニア公式 (@jr_official_X) March 24, 2024
佐々木大光の魅力
圧巻のドラムパフォーマンス!「TEPPEN」初代王座を獲得
佐々木といえば、カッコよくドラムを叩きこなす姿で多くのファンを虜にしてきました。
彼がドラムを始めたのは、5歳の時。ピアノをやっていた姉と発表会でセッションしたいという動機からだそうです。
事務所のオーディションでは、timeleszの『Cha-Cha-Cha チャンピオン』に合わせてドラム演奏を披露した佐々木。
彼にとってドラムは、入所前からすでに大きな武器になっていたことが分かります。
ジャニー喜多川氏からも「YOUはドラムができるんだからユニットを組まなきゃ」と言われ、ステージデビューとなった「A.B.C-Z Early summer concert」でもドラム演奏を披露。
当時中学1年生、入所から約1か月後とのことで、持ち前の度胸や本番の強さがうかがえます。
「芸能界特技王決定戦『TEPPEN』2023冬」では、新競技のドラム対決に挑戦しました。
サンボマスターの『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』に合わせて圧巻の演奏を披露し、見事初代王者の座を獲得。
デビュー前でありながら、日本中に佐々木のドラムパフォーマンスの高さを見せつけました。
武器は高いダンススキル!振付でも才能を発揮
すでに紹介した通り、3歳からダンスを始めた佐々木はダンス大会で優勝した経験も持っている実力派です。
7 MEN 侍が先輩の楽曲をカバーする際、佐々木が振付を担当することも多く、これまでにHey! Say! JUMPの『BANGER NIGHT』や山下智久の『Right moves』などでそのセンスを発揮してきました。
佐々木が構成する演出やフォーメーションは、7 MEN 侍をより一層光らせることができ、ファンからも大好評を博してきました。
なおかつオリジナルへのリスペクトを欠かさず、広い視野で作品を完成させることに長けているハイセンスの持ち主です。
愛すべき「金曜日の狂犬」
佐々木は「金曜日の狂犬」という異名で愛されています。
その由来は、7 MEN 侍のYouTube更新が毎週金曜日であることと、端正なビジュアルに反して予想外の言動で周りを驚かせることからそう呼ばれ始めました。
今や7 MEN 侍の定番の挨拶ギャグとなっている「アスパラベーコン」を最初に言い出したのも佐々木でした。
突発的で周りの予想を優に超える発想には、いつも驚かされます。
さらにこちらの動画では、佐々木がこれまでISLAND TVにアップしてきた動画シリーズ「大光チャンレジ」をメンバーに仕掛けています。
一体何をやらされるのかビビりまくっている他のメンバーの様子や、だれにも止められない破天荒な佐々木を堪能してください。
佐々木のぶっとび加減はどうやら父親譲りのようで、公式グッズをめぐってこんな面白エピソードも残っています。
7 MEN 侍が初めて公式のペンライトを発売することになった2021年。緑のペンライトだったためネギに酷似していることから、ISLAND TVの販促動画でメンバーがネギを持って登場するという一幕がありました。
すると、このネタを見た佐々木の父がシアタークリエで開催された『ジャニーズ銀座2021 TOKYO EXPERIENCE』にネギのレプリカをもって参戦し、とんでもない爪痕を残したのです。
このエピソードはファンの間で伝説として語り継がれ、佐々木の柔軟で突飛な思考に思わず納得してしまう人が続出しました。
最後に
今回は、プロフィールや経歴とともに、佐々木大光の唯一無二の魅力をご紹介しました。
知れば知るほどのめりこんでしまう、底なし沼のような魅力を持った佐々木。
今後も彼の活躍に注目しながら応援していきましょう。