シンガーソングライター カネコアヤノのプロフィールや経歴、おすすめ曲とは…?

シンガーソングライター カネコアヤノのプロフィールや経歴、おすすめ曲とは…?

素朴で力強い歌声と、独特の世界観を持つシンガーソングライター、カネコアヤノ

不思議な魅力を放つ彼女の曲は、今大きな注目を集めています。

一体その魅力の源はどこにあるのでしょうか?

今回は聴く人の心を静かに揺さぶる、カネコアヤノの音楽の世界に迫ります。

カネコアヤノのプロフィール

カネコアヤノさんは1993年1月30日生まれ。

横浜出身の女性シンガーソングライターです。

弾き語りとバンドの両方で活動を行っており、また、女優やモデルとしても活躍しています。

黒髪と芯の強さを感じさせる目の力が印象的な彼女、さまざまな面で人を引き付ける力をもった、非常に活動の幅が広いアーティストです。

MEMO

なお、猫の「ひので」を飼っており、アルバム「燦々」ではジャケットに写真が起用されています。

これまでの経歴

それでは、カネコアヤノさんがどのようなアーティストなのか、これまでの経歴を振り返りながらその人物像に迫っていきましょう。

音楽活動スタートから現在まで

高校の終わり頃から作詞作曲に興味を持ち始めたカネコアヤノさん。

大学在学中に本格的に音楽活動をスタートさせます。

MEMO

子供の頃は家族の前で歌うこともできないほどシャイだった彼女。
周りの人の後押しもあって歌い始めたそうです。

ミニアルバム「印税生活」の制作を皮切りに、弾き語り・バンド両面でのライブ活動や舞台出演など幅広い活動を経てアルバム「来世はアイドル」でデビュー。

その後もシングル・アルバムのリリース、映画出演、詩集出版、ラジオデビューなど、多方面にわたり精力的な活動を続けています。

2019年には、全国のCDショップ店員が選ぶ「第11回CDショップ大賞」に、「祝祭」で入賞しました。

カネコアヤノさんのライブはすぐにSOLD OUTになるほどの大人気。

多様な音楽が入り乱れるミュージックシーンにおいて、一際注目を集めています。

影響を受けた人物

カネコアヤノさんが影響を受けたと言われているのは、戸川純・町田康・たま・はっぴいえんど・チャットモンチーなど。

一見ジャンルも活躍した年代もバラバラですが、どのアーティストも独自の路線を貫いている点が共通していると思いませんか?

アーティストそれぞれ個性は違えど、総合してみるとなるほどカネコアヤノさんの世界観に繋がるものを感じられます。

カネコアヤノの魅力

それでは、カネコアヤノさんの魅力とはどのような点にあるのでしょうか。

特に注目すべきポイントを挙げてみました。

カネコアヤノの素直な感情が詰まっている楽曲

カネコアヤノさんの楽曲は、リスナーとの距離が非常に絶妙です。

1度聴けば忘れないような独特のメロディながら、どこか懐かしさもはらんでいる。

この不思議な魅力を引き出しているのは、ひとえにカネコアヤノさんが素直な感情を楽曲に込めているからだと考えられます。

数々のインタビューで楽曲への思いを語る彼女のコメントは非常にシンプルで、率直で素朴です。

カネコアヤノさんは普段の自分は普通だと、そしてそんな普通を楽曲にしていきたいと度々発言しています。

そのときに感じた事、リスナーに伝えたいと思った事、そんな彼女の込めた飾り気のない気持ちに触れられるからこそ、カネコアヤノさんの楽曲はリスナーの心のすぐ隣にあるような身近さが感じられるのではないでしょうか。

自然かつ耳に残るような歌詞

カネコアヤノさんの曲に添えられた歌詞は非常に素朴です。

ときにとりとめのない日常のワンシーンを綴り、ときに些細な感情の機微を呟き、それは何気ない日記のようだったり、誰かに送るメールのようだったりします。

自分とあまりにもかけ離れた状況や心境を歌った曲に共感するのは難しいものです。

しかし、彼女の歌う曲と同じような状況に置かれたり同じようなことを思ったりしたことがある人は少なくないでしょう。

また、彼女の語り掛けるような歌詞は、悩んでいる人や落ち込んでいる人にとって、友人がかけてくれる励ましのように聞こえるのかもしれません。

カネコアヤノさんの自然な言葉で綴られた歌詞が耳に残るのは、リスナーが彼女の歌う心情や情景を自分事のように思えるからなのではないでしょうか。

弾き語りとバンドで全く表情を変える歌声

カネコアヤノさんの聴き手のすぐ側に寄り添うような存在感、それは彼女の歌声にも表れていますが、その歌声が彼女の活動によって大きく表情を変えることもまた大きな魅力と言えるでしょう。

彼女の力強く伸びやかな歌声は、弾き語りの際、ポジティブな意味でひとりのムードが際立ちます。

ひとりの音楽になることで、彼女の中に通った芯のようなものがよりむき出しになるように聴こえます。

一方、バンドでさまざまな楽器とともに歌う彼女の声はより力強さが増し、からっと乾いた小気味よさのようなものが加わります。

彼女の力強く伸びやかな歌声は、曲の世界や演奏をする環境によって細かく変化する繊細な面も持っており、その表現力が普通の中にひそむ些細な機微をカネコアヤノの楽曲にしているとも言えるでしょう。

カネコアヤノのおすすめ曲3選

カネコアヤノさんをもっと知りたい、そんな方におすすめの曲をピックアップしました。

どの曲にも彼女の魅力がたっぷり詰まっています。

忙しいとき、つらいとき、癒されたいとき、いろいろなシーンに寄り添うカネコアヤノの世界を体感してみてください。

ぼくら花束みたいに寄り添って

アルバム「燦々」に収録されています。

晴れた日のような爽やかでドライな雰囲気とメランコリックなムードが同居する不思議な魅力に溢れた曲。

小さなことに感動する大切な人の姿と、その姿を大事に思う自分の気持ちが波のようなメロディとともにじんわり広がります。

やさしい生活

ゆるやかな生活感と少し不安に揺れる微妙な心情をやわらかいメロディにのせた曲。

弾き語りアルバム「群れたち」の収録曲です。

やさしく呟くような歌声も曲の世界観に自然にマッチしています。

「もう少し大丈夫になったら」という小さな望みや、些細なことに惑う繊細な気持ちに共感を覚えるリスナーが多数。

のどかな日常を思わせるようなMVも映画のようで素敵です。

祝日

第11回CDショップ大賞で入賞したアルバム「祝祭」に収録されています。

華やかに彩った目がこちらに視線を投げかけてくるMVが印象的。

始めから終わりまでずっと目が映っているシンプルな構成で、素朴さと大胆さを合わせもっています。

この2つのギャップが、そのままカネコアヤノさんの魅力を表しているようですね。

想う相手に対して感じることをそのままぽつぽつと吐露するような歌詞、心の高まりや揺らめきを丁寧に表現したようなメロディ、曲の世界を力強くかつ繊細になぞるような歌声、そのすべてが聴き手の心を揺さぶります。

最後に…

どこにでもあるようでここにしかない、そんな不思議なカネコアヤノさんの音楽。

自分の気持ちを歌ってくれているような普通さに共感し力をもらっている人は多いはずです。

何気ないことを歌ってるから心にしみじみ響くんだよね

普段生活してる中でふと聴きたくなる曲だよなあ
よし、今週末は家でじっくりカネコアヤノさんの曲をいろいろ聴いてみよっと!

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