2024年、SEVENTEENやENHYPEN、ITZYなどの人気K-POPグループのメンバーたちも次々とダンスチャレンジ動画を投稿するなど、TikTokやInstagramを中心に「Obsessed」が世界的に大バズりし、一躍注目を集めているAyumu Imazu。
『SUMMER SONIC 2024』や『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』のほか、韓国の『2024 LOVESOME FESTIVAL』へも出演を果たし、音楽業界でも存在感を放っています。
今回は、“Z世代を代表するグローバルアーティスト”として今、最も注目を集めているAyumu Imazuのプロフィールや経歴、魅力、代表曲を徹底解説します。
目次
Ayumu Imazuのプロフィール
- 本名:今津 渉(いまず あゆむ)
- 生年月日:2000年5月12日
- 出身地:大阪府 八尾市
アメリカと日本を拠点に活動し、2021年8月13日にデジタルシングル「Juice」でメジャーデビューを果たした、シンガーソングライターのAyumu Imazu。
作詞・作曲のほか、6歳で始めたダンスを武器に振付までを自ら手掛けるダンスパフォーマンスと、14歳からのニューヨーク留学で培った英語も活かして、バイリンガルならではの繊細かつストレートな表現力で、ドラマチックな世界観の歌詞が魅力です。
2024年1月24日にリリースした「Obsessed」が、K-POPアーティストたちが相次いでダンスチャレンジ動画を公開するなど、韓国をはじめとするアジア、さらに世界的なブームを巻き起こし、Z世代を代表するグローバルアーティストとして、今、最も注目を集めています。
Ayumu Imazuの経歴
6歳でダンス、小学校3年生からボーカルのレッスンを始める
LDH傘下の株式会社expgが運営するダンススクール、EXPG STUDIOの大阪校出身としても知られているImazu。
大阪府八尾市出身のImazuは、お母さんが地元の小さなダンススタジオに連れて行ってくれたことをきっかけに、6歳からダンスを始めました。
「EXPG STUDIO大阪校でダンスを始めた」説もありますが、大阪校の開校はImazuが7歳の2007年9月1日であること、Imazu本人がダンスを始めた場所を「地元の小さなダンススタジオ」と表現していることから、ダンスを始めたスタジオとは異なると推測できます。
しかし、2008年時点ではEXPG STUDIO大阪校に所属しており、EXILEのサポートダンサーとしてライブツアーに帯同したり、ミュージックビデオにキッズダンサーとして出演。
全国でもトップレベルのダンススキルとして知られ、「EXPG生といえば今津渉くん」と言われるほど有名な存在でした。
そして、小学3年生から本格的にボーカルレッスンも始め、ダンスが自らの強みだと思っていたImazuに変化が訪れたのは、中学1年生の時。
ボーカルレッスンを受けていたスクールの発表会で、初めて一人で披露した歌をお客さんから褒められたことで、「『歌も武器にできるんだ』と思えて、自信がついた」と、インタビューで明かしました。
14歳でニューヨークに留学
14歳だった2014年、LDHとavexによる共同プロジェクト『GLOBAL JAPAN CHALLENGE 〜世界に羽ばたく夢者修行〜 in NEW YORK(のちにプロジェクト名を『PROJECT TARO』に変更。以後『PROJECT TARO』)』に合格し、ニューヨーク留学へ。
『PROJECT TARO』は、世界で通用する日本人アーティストの育成を目的とした、デビューを前提としない育成プログラムプロジェクトのことです。
同プロジェクトには、現在BE:FIRSTのメンバーとして活躍している廣瀨真人や、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの深堀未来、奥田力也、砂田将宏らが参加。
約3年半にわたるニューヨーク留学中には、“プロの登竜門”として有名な『アマチュアナイト』のChild Star部門にも出演して、アポロシアターのステージにも立つなど、アーティストとしての基盤と経験を築きました。
Ayumu Imazu名義でソロ活動を開始
約3年半の留学を終え、2017年8月頃帰国。
2018年3月に『PROJECT TARO』が終了し、“Ayumu Imazu”としてソロ活動を開始しました。
早速、2018年12月29日 (大阪・アメリカ村 DROP)と2019年1月11日 (東京・初台DOORS)に、『AYUMU IMAZU LIVE PERFORMANCE』を、2019年10月5日 (大阪・Live House ANIMA)と2020年1月22日 (東京・渋谷WWW)には『AYUMU IMAZU LIVE 2019』を開催。
さらに、2019年10月には初のオリジナル楽曲のミュージックビデオ「PARADISE」を公開し、2020年には、2月19日に1st EP『Epiphany』、9月18日に2nd EP『Waves』をリリースし、10月24日にはオンラインライヴ『Ayumu Imazu Online Live 2020 “Waves”』を開催しました。
Z世代のネクストブレイクアーティストを集める中、メジャーデビュー
2021年2月8日、日本テレビの情報番組『スッキリ』で、“Z世代のネクストブレイクアーティスト”として紹介され、Imazuの認知度が大衆へと拡がり始めました。
7月には、メジャーデビュー前ながらも、アスリートそれぞれの多ような夢を応援する『チーム コカ・コーラ』の公式ソング「Colorful」に参加。
そして、8月13日にデジタルシングル「Juice」でついにメジャーデビューを果たしました。
デビュー後には、11月に新世代アーティストたちによる音楽イベント『feat. future vol.2』に参加し、2022年3月には舞台『Bling Bling by Seventeen』と『尼フェス DANCERS EDITION 2022』に出演。
2024年には、日本有数の音楽フェスティバル『SUMMER SONIC 2024』『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』のほか、『2024 LOVESOME FESTIVAL』で韓国の野外音楽フェスティバルへも出演を果たしました。
「Obsessed」がダンスチャレンジ動画で大バズり
2023年10月、TikTokに投稿したリリース前のデモ音源と、TikTokやInstagramを中心にでダンストレンドを生み出す「#タイガの振り付け」で知られる振付師でダンサーのTAIGA(タイガ)が考案した振付がバズり、ミーム化。
Da-iCEの花村想太やLittle Glee Monsterの結海とmiyou、森三中の大島美幸など日本国内の有名人のほか、SEVENTEENのホシ&ウォヌ、ENHYPENのヒスン&ソヌ&ジョンウォン、RIIZEのショウタロウ&ウォンビン、ITZYのイェジ、NMIXXのソリュン、aespaのニンニン、STAYCのスミン&シウン&ユンらが、続々とダンスチャレンジ動画を投稿しました。
ダンストレンドを生み出すTAIGAの振付と、世界的に抜群の影響力を持つK-POPの人気グループメンバーたちの合わせ技で、アジアを中心とした世界的なブームを巻き起こし、Billboard JAPANの“Japan Songs”では韓国で1位を獲得、タイでも最高2位を記録するなど、その人気を海外にまで広めました。