人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にも出演を果たし、ファンを次々と増やし続けているDa-iCE(ダイス)。
圧巻の歌唱力とダンスパフォーマンスが話題のダンス&ボーカルグループです。
2021年にめでたく結成10周年を迎える彼ら。
ビジュアルの美しさやパフォーマンスのキレに全く隙がないため、以外にもメンバー5人の平均年齢が30歳を超えているという事実にはきっと驚くのではないでしょうか。
今回は、彼らの辿った経歴・プロフィールを詳しく解説。
さらに、はじめてDa-iCEの楽曲に触れる方におすすめの「今こそ聴きたい」おすすめ楽曲も合わせて紹介します。
最後まで読めば、あなたも最短距離で「ロクメン」になれるかも?
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目次
デビューからTHE FIRST TAKEまで、10年間の道のり
2011年に結成されたDa-iCE。
名前の由来は「DANCE」と「DICE」から来ており、メンバー5人にファンを足した6つの要素(6面)が合わさって「Da-iCE」になるというメッセージが込められています。
このことから、Da-iCEファンの公称は「ロクメン」と呼ばれていますよ。
渋谷の小さなクラブを拠点に活動を開始し、地道にライブを重ねていきました。
なんと初ライブの時点では持ち曲が2つのみだったというのだから驚きですよね。とにかく早く自分たちのパフォーマンスをステージで披露したい、という彼らの若々しい自信を感じられるエピソードです。
ライブを重ね、歌唱力とダンス技術の高さでじわじわとファンを集めていきます。
そして2012年に発売した1stミニアルバム「Da-iCE」は着うたダウンロードランキングの1位にチャートインするなど好成績を収めました。
さらには同年、あのAAAのアリーナ公演にオープニングアクトとして出演。結成からわずか1年目の彼らに用意された舞台のとびきりの大きさから、音楽シーンでの彼らへの注目度の高さが窺えます。
2013年からはほぼ毎年のペースでワンマンツアーを開催。翌年にはメジャーデビューも果たし、現在に至るまでドラマ・アニメのタイアップ楽曲をいくつもリリースするほどの快進撃を続けています。
そんなDa-iCEにとってさらに大きな転機となったのは、2020年のアニメ「ONE PIECE」やドラマ「極主夫道」とのタイアップです。オープニングテーマや主題歌を担当し、お茶の間に広くその名を知らしめるきっかけとなりました。
そして今年、2021年は結成から数えて10年目となります。
一発撮りのパフォーマンスで真の実力を視聴者に届けるYouTube動画シリーズ「THE FIRST TAKE」に出演するなど、ますます活動の幅を広げる彼ら。今後も街中で彼らの音楽を耳にする機会が増えていきそうですね。
▼他のメンバーの詳しい情報はこちら!
顔面偏差値75!? イケメン揃いのメンバー紹介
「顔面偏差値75」というキャッチフレーズを武器に活動していたこともあるDa-iCEの5人。
その言葉の期待を裏切らず、ビジュアルの美しさはデビュー時から全く変わらないどころか磨きがかかりつづけているように感じられます。
メンバーそれぞれのプロフィールを詳しく見てみましょう。
工藤大輝(くどう たいき)
パフォーマー・リーダーを務めるのが工藤大輝。
1987年6月28日生まれで、メンバーの中では最年長のひとりです。
音楽やファッションなどのカルチャーに詳しいほかアイドル・アニメにも精通するなど意外な一面も持っています。
また作詞・作曲を務める機会が多く、その創作意欲が高じてClaquepot(クラックポット)という別名義で音楽活動をするほど。
Da-iCEの曲に加えてAAA・西島隆弘(Nissy)に楽曲提供を行ったこともあり、音楽センスはかなりのものと言えそうです。
過去のインタビューでは「曲作りは18歳で始めた」と答えており、その頃から培ったノウハウをDa-iCEでの活動に生かしていますね。
イケメンで音楽も得意なのにアイドルオタクでアニメオタク、というある意味漫画のように完璧なギャップが魅力的です。
花村想太(はなむら そうた)
ボーカル担当の花村想太は1990年8月15日生まれ。
抜群の歌唱力とルックスで、まさにDa-iCEの「顔」とも呼べる存在感です。
歌の才能はDa-iCE結成前から飛び抜けており、現在の所属事務所であるエイベックスが主催するオーディション「a-motion」にて優勝した経歴を持ちます。これがDa-iCEとして芸能活動を行うきっかけとなりました。
2019年よりバンド・Natural Lagとしても活動を開始。どの楽曲も、彼のイメージにぴったりの爽やかなバンドサウンドが魅力です。「ナチュラグ」の愛称でDa-iCEファンのみならず邦ロックファンからも注目の存在となっています。
2021年にはYouTuber・ヒカルとユニット「UPSTART」を結成。まさかのコラボレーションが話題を呼びました。MVのコメント欄を覗いてみると「この曲のおかげで花村くんのことを知ることができた」というファンの声もあり、UPSTARTが2つのカルチャーをつなぐ架け橋となっていることがわかります。
大野雄大(おおの ゆうだい)
Da-iCEのもうひとりのボーカルである大野雄大。1989年4月1日生まれです。
花村想太という強力なボーカリストを隣に据えながらも、全く違った歌声の魅力を持っている彼。Da-iCEを彩る重要な役割を担っています。
彼の声色をひとことで表すならば「エモーショナル」という言葉が似合うでしょうか。
ハスキーなかすれ声で寂しさ表現することもあれば、伸びやかなハイトーンを気持ちよく響かせることもある。感情を自由自在にメロディーに乗せることで、聴き手にメッセージを届けています。
驚くことにDa-iCE結成前はダンスの経験がなかったそうで、ライブやMVで見せるキレキレのダンスは地道な努力の成果といえます。ボーカル担当だからと甘えることは決してなく、5人全員がパフォーマーであるとの意識を持ってダンスに取り組んでいるのでしょう。
しかし意外にも、パフォーマンスのクールなイメージとは違ってメンバーの中ではバラエティ担当。ライブMCではボケを連発することもあり、ムードメーカー的役割でもあります。
また料理が趣味で、腕前はピカイチだそう。自分で釣った魚をおいしく食べたい、との興味から釣りを趣味に加えてしまうなどチャレンジ精神旺盛な一面も知られています。
岩岡徹(いわおか とおる)
1987年6月6日生まれで、最年長のひとりとなる岩岡徹。ダンス担当のパフォーマーです。
芸能活動一筋の経歴が多いメンバーの中で唯一の社会人経験者としても知られています。
Da-iCEではまさにブレインのような活躍が多く、ライブ演出を手がけることもあるのだとか。音楽やパフォーマンスの面以外にも積極的に関わることで、Da-iCEの活動をさらにオリジナリティ溢れるものに仕上げています。
また持ち前の知識の深さを生かし、最近はクイズ番組への出演もどんどん増えてきています。オリジナルの化粧品やサプリメントをプロデュースしたこともあるなど、多方面で活躍する器用さが彼の魅力です。
和田颯(わだ はやて)
パフォーマーの和田颯は1994年2月3日生まれでグループ最年少。
メンバーの中でもダンススキルに定評があり、ソロでのダンス活動も並行して行っています。それもそのはず、最年少ながらダンス歴が最も長く小学校1年生の頃から20年以上も続けているそうです。
Da-iCEのYouTubeチャンネルでも彼のダンスにフォーカスを絞ったシリーズ「Wagic Hour Works」が投稿されており、ファンにはたまらない映像となっています。
そんな和田颯のもうひとつの魅力は、キュートなキャラクター。小柄な体格と少年のような顔立ちで思わず「推し」てしまうロクメンも多いのだとか。
近年は俳優活動も開始し、ドラマで彼の姿を見る機会も増えてきました。Da-iCEの活動と合わせてソロでの活躍にも注目していきたいですね。
Da-iCEの魅力とは
そんなDa-iCEのキャリアを支えてきたのが、彼ら5人だからこそ生み出される魅力の数々。今回は2つのポイントに絞って紹介します。
抜群の歌唱力
やはり彼らの知名度をここまで一気に押し上げたきっかけとなったのは抜群の歌唱力でしょう。
ボーカルの1人、花村想太は女性の音域までも歌いこなしてしまうほどのハイトーンボイスの持ち主です。自らその音域は4オクターブであると語っており、ここまで音域が広い歌手はプロの世界でもそう多くありません。
一方、もうひとりのボーカル・大野雄大もまた抜群の歌声を聴かせてくれます。
花村想太に負けず劣らずのハイトーンは男性ボーカリストとしてはかなり高め。さらに加えて低音のハスキーさからくる声質の大人っぽさも魅力的です。
そんな2人の歌声が縦横無尽に絡み合うメロディーに、思わず耳が離せなくなってしまったという方もきっと多いはず。贅沢すぎるダブルボーカルのコラボレーションが、Da-iCEの楽曲をリードする魅力となっています。
ハイレベルなダンス
『THE FIRST TAKE』ではボーカルの魅力をメインにフィーチャーしていましたが、ライブやMVで観られるダンスのキレもDa-iCEのすごさ。
ダンスを担当する工藤大輝・岩岡徹・和田颯の3人を中心に、一曲ごとの世界観に合わせた表現力豊かなパフォーマンスで魅せてくれます。
時に激しく、時にしなやかに。楽曲のメッセージを最大限に増幅して伝えるのがその役割です。
たとえばこちらの動画では、きらびやかなステージの上でとにかく踊りまくるメンバーの姿を楽しめます。
余裕を見せつつもきれいに揃った動きが美しく、どの瞬間で一時停止しても絵になるような完璧さを感じられるのではないでしょうか。
今こそ聴きたいおすすめ楽曲を紹介
デビュー以来数多くの楽曲を発表してきたDa-iCE。
今回は名曲揃いのディスコグラフィーの中から、初めて彼らに触れるファンに向けた「今こそ聴きたい」3曲を紹介します。
「CITRUS」
やはり外せないのが、Da-iCEの名を一躍メインストリームに轟かせた「CITRUS」。
ドラマ「極主夫道」の主題歌に使用され、YouTubeにて公開された2種類のビデオは合わせて1千万回再生に届く勢いです。
ボーカル2人の個性が詰め込まれた1曲となっており、思わずヘビロテしてしまうリスナーが続出。各種ランキングでもその人気ぶりが窺え、早速2021年上半期を代表するヒットナンバーのひとつに名を連ねました。
皆さんのお陰で、
いよいよAppleチャートで30位に!!毎日沢山聴いていただき
本当にありがとうございます!皆さんの生活のお供に、引き続き #CITRUS をよろしくお願いします✨
▼CITRUShttps://t.co/XN068wqysr#Da_iCE pic.twitter.com/mVitlJV9HI
— Da-iCE STAFF (@Da_iCE_STAFF) April 28, 2021
ツインボーカルの美しさをフィーチャーした『THE FIRST TAKE』での演奏が話題となりましたが、MVではパフォーマー3人によるダンスの魅力も楽しむことができます。
ロックの要素を存分に詰め込んだクールなサウンドをバックに、炎の中で踊る姿はとにかくカッコいいの一言。力強く激しいダンスでありつつも、どこか切なさを携えた彼らの表情が聴き手の感情を揺さぶりますね。
「I’ll be back」
初期を代表するナンバーで、ファンである「ロクメン」からの人気も高いのが1stシングルの「I’ll be back」です。結成2年目にしてボーカル・ダンスともに抜群の完成度を誇っており、のちの彼らのビジョンを決定づけた重要な楽曲と言っても過言ではありません。
伸びやかな高音の花村想太・ハスキーな声質の大野雄大による黄金タッグの歌声はこの時点で既に彼らのアイデンティティーとなっていますね。
モノトーンに近い色合いで、演出が最小限に抑えられたシンプルなMVも楽曲の世界観を彩る魅力のひとつ。
パフォーマーたちによるダンスの生の迫力をそのままパッケージしており、「これこそがDa-iCEだ」と自己紹介しているような自信に満ちた作品となっています。
「Bubble Love」
2021年5月現在、最新リリースとなっているのが「Bubble Love」。
音楽ストリーミングサービス・LINE MUSICとのコラボレーション楽曲で、ファンからの公募による「胸キュン」エピソードを作詞・花村想太がまとめ上げる形で製作されました。
CSテレ朝のドラマ「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男」の主題歌にも抜擢され、リリックビデオの再生回数は現在もぐんぐんと伸びています。
泡のようになかなか掴めずもどかしい恋の模様に思わず胸キュンしてしまうこの曲。歌詞に合わせて練り込まれたサウンドにも注目です。
ミドルテンポの落ち着いたビートで落ち着きや大人っぽさを演出しつつ、サビでは軽やかなシンセのサウンドが恋の輝きを表現。上質なポップサウンドに仕上がっています。
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まとめ
今回は、Da-iCEの辿った経歴・メンバーのプロフィールに加えて魅力やおすすめポイントを独自の視点から紹介しました。
活動の舞台をどんどん広げ、新たなファンを獲得し続ける彼ら。歌唱力・ダンス・ルックスのどれをとってもパーフェクトな魅力に溢れています。
しかしそれらは決して才能だけで出来上がったものではなく、裏側にはメンバーそれぞれが歩んできた10年間の努力があります。
地道に活動を続け、パフォーマンスのレベルを上げながら、ファンと共に歩んでいく。そんなストイックな姿勢も、彼らの人気を支える理由でしょう。
最近知った方も昔から応援し続けている方も立派な「ロクメン」のひとりとして、新たなステージに挑戦し続けるDa-iCEの活動を追いかけていきたいですね。