ボーイズグループ発掘オーディション「MISSION×2」から誕生した8人組ボーイズグループMAZZEL(マーゼル)は、AAAやソロとしても活躍しているSKY-HIが代表取締役CEOを務めるBMSGに所属しています。
今回紹介するカイリュウは、MAZZELの先輩であるBE:FIRSTを輩出したオーディション「THE FIRST」に出演するも残念ながら脱落。その後、BMSGのトレーニーとして練習の日々を重ねデビューへの切符を掴み取ったメンバーです。
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目次
カイリュウのプロフィール
- 本名:大林海龍(おおばやし かいりゅう)
- 生年月日:2000年10月22日
- 出身地:兵庫県
- 身長:-cm
- 血液型:O型
- ロールモデル:EXOのD.O.
- 長所:質問などがきてもすぐに話すことができる
- 好きな色:白
MAZZELカイリュウの経歴は?
韓国から日本へ
子供のころからブラックミュージックに触れていたカイリュウは、中学生のときに見に行ったコンサートがきっかけでアーティストになりたいという夢を持ちました。このコンサートは、東方神起やSHINeeらが所属する韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントが主催したコンサートで、その中でもカイリュウはEXOのステージに目を奪われたそう。
その後、K-POPアーティストを目指して韓国に渡ったカイリュウは、韓国の芸能事務所に所属し、デビューを待ちました。しかし、韓国でデビューすることはなく、半年で事務所を退所、日本に帰国しています。
当時はソロでの活動も視野に入れていましたが、BMSGがオーディションを開催することを知って、最後のオーディションに参加するつもりで「THE FIRST」に応募しました。
「THE FIRST」に参加したとき、既に別のオーディションも受けていましたが、SKY-HIの魅力に惹かれて最終審査を蹴って「THE FIRST」に全てを賭けました。
しかし、オーディションでは全ての力を出すことができずカイリュウは3次審査で脱落し、オーディションを去っています。自分が選ばれなかった悔しさから、当時所属していた事務所からのデビューも考えていたそうですが、BMSGのことが忘れられず自ら会社に直接メールを送ってトレーニーとして契約しました。
念願のデビュー
BMSGのトレーニーとなったカイリュウは、同じく「THE FIRST」を経験してきたランやセイトらと練習を重ね、新たなオーディション番組「MISSION×2」に参加しています。
「MISSION×2」では、まずトレーニーチームが擬似グループを作ってパフォーマンスを披露する課題が与えられました。自分たちで課題曲を解釈してステージを作っていかなければならず、苦戦を強いられたことも。
さらに、カイリュウは歌って踊ることに関して経験が足りず、何がわかっていないといけないのかがわからないという状態からのスタートでした。そのため、感情や曲の雰囲気を感じて動くというよりもカウントをとって動いていることが見ている側にも伝わってしまったのです。
練習では他のメンバーたちがカイリュウにアドバイスを送る姿も映されており、カイリュウはもらったアドバイスを忠実に実行し、自身の成長に繋げました。その結果、彼の実力は驚くほどに伸びて「MISSION×2」では欠かせない存在に。
最終審査では1番で名前を呼ばれ、SKY-HIに「MAZZELをよろしくお願いします」と言わせるほどのメンバーになりました。
MAZZELカイリュウの魅力
唯一無二の歌声
カイリュウの魅力は歌声。「THE FIRST」では3次審査で脱落になってしまいましたが、SNSには「カイリュウの歌声が忘れられない」といった感想が多く見られていました。歌については独学で学んだそうで、カイリュウの個人YouTubeには様々なアーティストの楽曲をカバーした動画が投稿されています。
MAZZELの公式YouTubeチャンネルにもカイリュウのカバー動画が公開されているので、ぜひチェックしてみてください!
ただ、オーディションに参加しているときには歌い方の癖を指摘されたことも。カイリュウは子供のころからブラックミュージックの影響を受けていたせいか、他のジャンルの曲でもバラード調の歌い方が残ってしまうことがありました。
しかし、その癖を無くすのではなく、個性として活かしながら新しい歌い方を模索。今ではMAZZELのボーカリストとして難しいパートを任される重要メンバーになっています。また、ステージでは原曲をアレンジして歌うことも多く、様々なアーティストが出演するフェスや合同コンサートなどでは、ファン以外からもカイリュウの歌声を絶賛する声が聞かれるようになりました。
努力で掴んだ夢
カイリュウは今でこそ完璧なボーカリストだと表現されていますが、オーディション番組に参加したいた当時は、まだまだ伸ばさなければならない部分が多いメンバーだったと感じます。
SKY-HIからも「抽象的なところは完璧だった」「練習が必要な部分はある」と、カイリュウの修正点が1つではないことを窺わせる評価が聞かれたことも。普通なら自分ができないことにイライラしたり、挫折したりしてしまいそうですが、カイリュウは「デビューして、アーティストとして成功したい」という目標を決して諦めませんでした。
その姿勢は他のメンバーにも伝染して、チーム全体の士気を上げていたように感じます。同じ目標を持ちながらも、ただの仲良しグループにはならないといった意識が芽生え、パフォーマンスの質そのものを向上させていきました。
以前、カイリュウはインタビューで「デビューは夢ではなく、スタートだ」「デビューしたあとに活躍して、スターになるのが夢」と話していたことがありました。彼のその思いはプロとして欠かせないものですし、今後も多くの人の心を動かし続けるでしょう。