「ゴールデンボンバー」メンバーのプロフィール、意外な経歴、おすすめ曲とは…?

「ゴールデンボンバー」メンバーのプロフィール、意外な経歴、おすすめ曲とは…?

いまや全国区となり、テレビやイベントなどで活躍している「ゴールデンボンバー」。

彼らの来歴を辿ると、苦悩や素顔が見えてきました。

ここでは、メンバーのプロフィールや活動などをまとめており彼らの様々な姿を知ることができるので、読み終わるころには彼らの魅力に取りつかれていることでしょう。

ゴールデンボンバーについて


ゴールデンボンバーは、鬼龍院翔さん喜矢武(喜屋武)豊さん歌広場淳さん樽美酒研二さんの4人からなるヴィジュアル系エアーバンドで、2004年に鬼龍院さんと喜矢武さんを中心に結成されました。

結成当初は楽器を演奏していましたが、喜矢武さんの演奏面の課題「目」でも楽しめる音楽を追及していった結果、現在のパフォーマンスを取り入れたエアーバンドという形をとるようになりました。

数々のレーベルからメジャーデビューのオファーがありましたが、2020年現在でもインディーズとして活動しており、事務所はeuclid agency(ユークリッドエージェンシー)所属、レーベルは同事務所のZany Zapです。

MEMO

ほとんどの楽曲の作詞・作曲を鬼龍院翔さんが担当し、編曲はeversetのギタリストであるtatsuoさんが担当、一部の楽曲はコンポーザーのDJ Massさんが担当しています。

ゴールデンボンバーのメンバー

 

鬼龍院 翔(キリュウイン ショウ)



・生年月日:1984年6月20日
・出身地:東京都
・血液型:B型
・身長:164cm
・愛称:「キリショー」「キリちゃん」「若大将」「アモーレ」
・担当楽器:Vo-karu

鬼龍院さんはゴールデンボンバーを立ち上げた1人であり、2004年から活動しています。

ギター、ベース、ドラムなど一通りの楽器を演奏することができ、さらに作詞作曲もできるという素晴らしいアーティストです。

19歳の時に、喜矢武豊さんらと前身バンド「ニャーん」でTEENS’ MUSIC FESTIVALに出演し、奨励賞を受賞しました。

また、中学校時代から「MALICE MIZER」のファンで、GACKTさんを尊敬しています。

通っていた東京都立向丘高等学校では、なんと木村カエラさんと同じクラスだったそう。

ゴールデンボンバーとして活動する前は、お笑い芸人として活動していた鬼龍院さん。

東京NSC9期生で、現在「しずる」のコンビ名で活動している池田一真さんと、「チョコサラミ」というコンビを組んで活動していました。

喜矢武(喜屋武)豊(キャン ユタカ)



・生年月日:1985年3月15日
・出身地:東京都
・血液型:B型
・身長:166cm
・愛称:「キャン様」「キャンさん」「ハゲ様」
・担当楽器:Gita-


 
喜矢武さんは、鬼龍院さんと共にゴールデンボンバーを立ち上げ、2004年から活動を開始しています。

「喜矢武」という芸名の由来は、沖縄出身の友人の名字をカッコいいと感じたからだそう。

中学、高校時代は野球部に所属しており、運動神経が良い喜矢武さん。

同じく野球好きの樽美酒さんと一緒に野球をすることもあります。
       
ゴールデンボンバーといえば過激なパフォーマンスが魅力の1つですが、ライブ等で使用する小道具や大道具は段ボールを用いて喜矢武さんが手作りしています。

歌広場 淳(ウタヒロバ ジュン)



・生年月日:1985年8月30日
・出身地:千葉県
・血液型:O型
・身長:174cm
・愛称:「うぱ」「じゅんじゅん」「うたひろさん」
・担当楽器:Be-su


 
歌広場さんは、2007年4月22日にゴールデンボンバーに加入しました。

大学時代にゴールデンボンバーのライブを偶然見て、ホームページ上にあったベーシスト募集要項の「ベースが弾けなくてもいい ベース弾けない人大歓迎!」という条件に惹かれ加入希望メールを送ったことがきっかけとなりました。

芸名の由来は、鬼龍院さんと喜矢武さんが漢字3文字の名字を使用していたことから、歌広場さんも漢字3文字にすることに。

女性に親しまれる芸名がいい、女性はカラオケが好き。みんなに覚えてもらえる名字がいい」という発想から、カラオケボックスの店名「歌広場」を参考に命名しました。

またメンバーで唯一本名が判明しており、「高山淳」が歌広場さんの本名です。
       

樽美酒 研二(ダルビッシュ ケンジ)



・生年月日:1980年11月28日
・出身地:福岡県
・血液型:A型
・身長:181cm
・愛称:「研二」「研二さん」
・担当楽器:Doramu


 
樽美酒さんは、2009年4月10日にグループに加入しました。

ゴールデンボンバー加入前は、Missing Tear(現everset)というバンドのローディー(アーティストのサポート)をしており、自身も青春パンク系のバンド活動をしていました。

白塗りメイクが特徴の樽美酒さんですが、白塗りメイクをしている理由は先代のドラマーが白塗りだったのと、恥ずかしくて赤面しやすいからだそうです。

幼少期からプロ野球選手を目指していた樽美酒さんは、野球推薦で高校に進学するほどの実力。

何度か始球式にも登板しています。

ゴールデンボンバーの来歴


2004年に鬼龍院さん喜矢武さんが、友人3人とゴールデンボンバーの前身であるバンド「ニャーん」を結成。

「ニャーん」は、TEENS’ MUSIC FESTIVALに出演し奨励賞を受賞しましたが、以後の活動は続きませんでした。

2004年末に、鬼龍院さんと喜矢武さんを中心に3名でパンクバンド「ゴールデンボンバー」を結成し、活動をスタートさせました。

MEMO

バンド名の由来は、喜矢武さんがテーブルの缶コーヒーに書いてあった「ゴールドラッシュ」という文字から発想を得て、鬼龍院さんの賛同を得たことで決定したそうです。

結成当初はエアーバンドではなく楽器を演奏していましたが、鬼龍院さんとベースの担当者が音楽の方向性で食い違い、一度バンドを解散しています。

その後、2005年に喜矢武さんの声掛けで、鬼龍院さんとメンバー1人を加えて3人で再び「ゴールデンボンバー」の活動を開始しましたが、喜矢武さんの演奏技術に課題があり、そこから徐々にエアーバンドという発想が芽生え始めました。

その時期にtatsuoさんと出会っており、以後の音楽制作や事務所所属のキーマンとなる人物になります。

活動をしていく中で、ライブイベント出演時にインディーズのヴィジュアルバンドのパフォーマンスを見て衝撃を受けたことから、ヴィジュアル系バンドを目指すきっかけとなり、現在のスタイルに近づいて行きました。

何度かのメンバー変更を経て、2008年3月tatsuoさんの紹介でeuclid agency(ユークリッドエージェンシー)と契約を交わし、活動の幅を広げていきました。

当時は、エアーバンドに対して理解がなく、ほとんど仕事がなかったそうです。

口コミをプロモーションの軸として展開していく戦略を立て、YouTubeニコニコ動画などで積極的に配信していったことで、少しずつ人気を獲得していきます。

2009年にはメガヒット曲の「女々しくて」をリリースしますが、すぐにはヒットとはなりませんでした。

翌年から徐々に話題になり始め、2011年には念願の紅白歌合戦に出場し、以後4年連続「女々しくて」で出場。

紅白歌合戦史上最多同一曲連続出場記録を樹立しています。(夏川りみさんの「涙そうそう」と並んで)

以後の活躍は既知の通りで、バラエティーやCMなどのメディア出演ライブ活動音楽活動執筆活動スポーツ活動など幅広い活動をしており、今や国民的エアーバンドとして知られるようになりました。

新元号ソングの日本最速発表を狙った出来事


2019年4月1日、新元号「令和」が発表されましたが、ゴールデンボンバーはその発表後すぐに新元号が入った楽曲を発表しようという計画を立てていました。

事前に楽曲制作やMVのほとんどを完成させており、新元号発表と同時にレコーディングを開始。

MVにも新元号を入れ、2時間ほどで完成させたMVをYouTubeにアップしました。

非常に早い発表で当然日本最速かと思われましたが、実はDJ集団『レペゼン地球』が新元号発表後30分ほどで楽曲を発表していたことが後からわかりました。

日本最速発表とはいきませんでしたが、その一連の活動は多くの人を魅了しました。

「ビジネス仲良し」の関係性

ゴールデンボンバーは全員で息の合ったパフォーマンスをしてファンを楽しませてくれており、仲が良い印象を持つ人が多くいると思います。

しかし、2019年の『氣志團万博』のアーティスト紹介VTRで「ビジネス仲良し」と紹介されたように、プライベートまで親密な付き合いではないようです。

鬼龍院さんは、かねてから「ファンが思っているほど仲良くはない」と公言していて、ほどほどの距離感でバンド活動をしています。

決して仲が悪いということではなく、プライベートと仕事のオンオフをしっかりと分け、くっつきすぎないことがバンドの賞味期限を長く保つ続く秘訣であるという思いをもってやっています。

そういったポジティブな意味合いを持って、「ビジネス仲良し」という言葉を前面に出して活動しています。

紅白歌合戦の記者会見における問題発言

ゴールデンボンバーが紅白初出場を決めた2012年、出場者記者会見である事件が起きました。

樽美酒さんが会見中に下ネタ発言をして、各方面から厳重注意を受けてしまったのです。

会見後には、紅白歌合戦のチーフプロデューサーである原田氏からも「発言にはくれぐれも気を付けてください」と注意され、出場が危ぶまれるほどの問題となりました。

しかし樽美酒さんはこれに懲りず、違うインタビューでも再び同じような下ネタ発言をし、取材が急遽ストップする始末に。

これを受け和田アキ子さんは、「また言ったの?2回も同じこと言ってバカだねぇ」と苦笑いをするなど芸能界でも波紋が大きくなっていきました。

一方で北島三郎さんは、「ものまねの人はものまね、お笑いの人はお笑い。それでご飯を食べている。そういう人たちにああだこうだ言うのは好きじゃない」という見解を述べ、一定の理解を示していました。

問題発言が先行しながら迎えた本番、ゴールデンボンバーは問題発言や行動は一切行わず、樽美酒さんの白塗りお面で客席や審査員を樽美酒さん一色にするなど、会場が一体となった圧巻のパフォーマンスを行い大成功を収めました。

以後、4年連続で紅白に出場し、「女々しくて」で同一曲連続出場記録を樹立しましした。

おすすめ楽曲

ゴールデンボンバーの楽曲の中で、いくつかおすすめの楽曲を紹介したいと思います。

「令和」

 

2019年4月17日発売


新元号「令和」の発表後、2時間ほどでMVとレコーディングを済ませてYouTubeに発表した楽曲となっています。

新元号を入れる部分を残して事前に制作された楽曲とMVに、発表後すぐに各箇所に「令和」が挿入されて制作されたことを想像しながらMVを見ると、一層楽しめるのでおすすめです。

「眠たくて」

 

2011年8月24日発売


この楽曲は、炭酸飲料水「メガシャキ」のCMソングとして制作され、音源は「女々しくて」を基本とし、歌詞と一部のメロディーが変更された替え歌のようになっています。

眠たい時の心情がうまく表現されている歌詞で、共感を得ることができるでしょう。

ぜひ夜のドライブや徹夜での勉強の時など、眠たくなる時に聞いてみてください。

↓元となった「女々しくて」はこちら

まとめ

常にハイテンションで、見ている人々の一枚上を行く驚き楽しさを提供してくれるゴールデンボンバー。

ここまで活躍する前には、下積み時代の苦労がたくさんあったことがわかりました。

一見するとワイワイ騒いでいるグループと思いきや、しっかりと地に足がついた活動をしており、これからも安定したエンターテインメントを提供し続けてくれることでしょう。

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