2022年にリリースされた「エジソン」が大ヒットを博した日本の音楽ユニット、水曜日のカンパネラ。
並外れた歌唱力と、独創的な曲調、そして一度見たら忘れない強烈なキャラクター。
以前からコアなファンを獲得していた水曜日のカンパネラですが、「エジソン」の大ヒットは、今までの人気を上回る火種になったことは間違いないでしょう。
今回は、水曜日のカンパネラについて、メンバーのプロフィールや経歴、おすすめ曲を徹底解説していきます。
目次
水曜日のカンパネラとは
水曜日のカンパネラは、2012年に結成された3人組の音楽ユニット。
初期メンバーは主演・歌唱担当のコムアイ、作曲・編曲担当のケンモチヒデフミ、マネージャー兼ディレクター担当のDir.F。
メディアへの露出は主演のコムアイのみとなっていました。
当時大学生だったコムアイは、とある映像作家のホームパーティーに参加したところ、Dir.Fと出会います。
Dir.Fはコムアイの社会に対して物申したいパーソナリティな部分や、雰囲気がイメージしていた女の子とマッチしていたことから、ユニットに誘うことを決めました。
本来は女性ボーカル3人からなるユニットで「民族音楽っぽいPerfume」をコンセプトにしていましたが、ボーカル2人が脱退。
コムアイだけが残り、歌唱担当を1人とする水曜日のカンパネラに至りました。
2021年に初代主演・歌唱担当コムアイが脱退し、詩羽が2代目主演・歌唱担当として加入。
コムアイのグループ脱退時に、今後のグループの在り方についてさまざまな思考をめぐらせたとDir.Fとケンモチヒデフミが語ります。
そうしてできあがったのが、水曜日のカンパネラを引き継ぐ型の“ヴォーカル制”でした。
水曜日のカンパネラの名前の由来
水曜日に打ち合わせが多かったことから、水曜日のカンパネラというユニット名になりました。
ケンモチヒデフミは、大阪在中のままユニット活動を続けていたため、メンバーとの打ち合わせはSkypeで行なっていました。
また、ひらがなとカタカナ、漢字のバランスがよかった点もユニット名の決め手であり、文字として見たグループ名は見やすさを感じられます。
結成時のグループについて、“少しリアリティから離れているような世界観で、3人の女の子が水曜日に何かやる”という企画ありきで動いていた、とDir.Fは語っていました。
水曜日のカンパネラの名前は入念なグループのコンセプトをもとに、付けられた名前だったのでしょう。