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「fripSide」といえばPVのゲスト出演!
一部界隈では「fripSideの恒例行事」と語られているPVへのゲスト出演。これまで多数の芸能人が登場し、その多くが映像とのギャップに笑いを誘ったのではないでしょうか。ここではどんな人物がゲストとして出演してきたのか、fripSideが深く関わってきた『とある科学の超電磁砲』シリーズからご紹介します。
「only my railgun」
恒例行事の始まりとなったのは、アニメ『とある科学の超電磁砲』前期OPとなった「only my railgun」です。第二期fripSideの初を飾る楽曲。2009年にリリースされながらも2020年に放送されたテレビ朝日『国民13万人がガチ投票!アニメソング総選挙』にて6位にランクインしており、今もなお人気の高い楽曲の一つです。
ゲストには「マギー審司」が登場。仮面を外す姿はまさにラスボスの風格です。
「LEVEL5-judgelight-」
アニメ『とある科学の超電磁砲』後期OPとなった「LEVEL5-judgelight-」。疾走感溢れる曲ですが、前期OPとはやや対比した位置づけにある曲調です。同楽曲もfripSideの人気曲の一つとして知られ、リズムゲームなど数多くのコンテンツで使用されてきました。
ゲストに登場したのは「エスパー伊東」。今回掲載した映像の部分に本人の姿はありませんが、ギターソロからのサビ部分に登場します。エスパー伊東と言えば、その細身を生かしたカバン芸です。PVではsatがカバンをぶら下げているようですが……。
「future gazer」
OVA『とある科学の超電磁砲』のOP「future gazer」。これまでの楽曲とは異なり、序盤はやや落ち着きのある印象。タイトルには「未来を見据える・先を見る」といった意味があり、一歩ずつ踏みしめるようなテンポと開放感溢れるサビが見事にマッチしているように思えます。ちなみにPVには実際のエジプトで撮影したとのこと。
掲載した動画には登場していませんが、ゲストにはなんとエジプト考古学者の第一人者である「吉村作治」。知る人ぞ知る有名人に驚いたファンも多いでしょう。
「way to answer」
PSP用ゲーム『とある科学の超電磁砲』のOPとなった「way to answer」。イントロから飲まれそうになる雰囲気は、これまでの楽曲とは違ったワイルドさを垣間見えるかもしれません。
今回掲載の映像にも登場してはいませんが、ゲストに登場したのは大御所である「高木ブー」。色んな意味で貫禄があり、お馴染みの雷様のコスチュームで雷を起こすシーンには度肝を抜かれるでしょう。
「sister’s noise」
アニメ『とある科学の超電磁砲S』のOP「sister’s noise」。アニメシリーズ第二期では、主人公・御坂美琴の妹達(シスターズ)が大きく関わってきます。本編の『とある魔術の禁書目録(インデックス)』とも繋がっている部分が多い今作品。壮絶な戦いが描かれており、テーマ曲にはその悲痛さが込められているようにも思えます。
ゲストには本編の妹達とかけてなのか、双子お笑いコンビの「ザ・たっち」が出演。お得意の幽体離脱ネタももちろん用意されています。
「eternal reality」
アニメ『とある科学の超電磁砲S』の後期OP「eternal reality」。イントロからサビを持ってきた今回の楽曲。これまでのfripSideとは少し異なり、歌唱を担当する南條も苦労したと述べています。
そして、今回の楽曲のゲストにはなんと「小室哲哉」。この豪華すぎるキャスティングは大きな話題となりました。また、作曲・コーラス・シンセサイザーにも参加。バックで演奏する姿はやはり様になっています。satが抱くデジタル音楽の原点とも呼べる人でもあり、ファンだけでなくsat本人も興奮を隠せなかったでしょう。
「Decade」
この楽曲「Decade」は、『とある科学の超電磁砲』シリーズとは直接関係のない楽曲ですが、fripSideにとって重要な楽曲です。直訳すると「10年」の意味があるタイトルは、fripSide結成から10年を意味しています。
結成10周年を記念に制作されたこの楽曲でのゲストは、なんと第一期fripSideのヴォーカル「nao」。新旧のヴォーカルによるデュエット曲は、ファンを大いに沸かせました。また、これまでの歴史を振り返るように、歌詞のところどころに他の楽曲のフレーズが取り込まれているのが特徴です。ちなみに俳優の「ルー大柴」もゲストとして参加しています。
今回ご紹介した多くは、引用元の都合でゲストが映っていないショートバージョンがほとんどでした。もし全編をご覧になりたい方は、MV集『fripSide infinite video clips 2009-2020』にアップコンバートされたものが収録されています。
また、シリーズ最新作アニメ『とある科学の超電磁砲T』の主題歌「final phase」と「dual existence」にもゲストが出演。もし気になる方は、そちらも合わせてご覧ください。
まとめ:fripSideのライブもおすすめ
まだfripSideのライブに参加したことがない方は、ぜひ参加をおすすめします。サイリウムやペンライトに染まる客席の一体感。後方からでしか味わえないレーザー光線の演出。複雑なコールも少ないので、ライブ初心者でも気軽に楽しむことができます。
もし行く機会があるならば、ライブ定番曲を知っておくのもいいでしょう。上記で紹介した『とある科学の超電磁砲』シリーズに加え、ここ数年では「Two souls -toward the truth-」「Love with You」「black bullet」などがあります。
また、余裕があればコンピレーションアルバムなども聴いておくのがおすすめです。fripSideがこれまで手がけたPCゲームの主題歌が収録されたもので、『fripSide PC game compilation vol.1&2』『crossroads』が現在リリースされています。直近に発売されたアルバムがセットリスト(セトリ)になることも多いので、事前に調べておくといいでしょう。