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ShowMinorSavage初EPを解説
これがSMS!とたった一曲で証明した「No Cap Navy」
「No Cap Navy」は、クリネオ審査で披露した楽曲です。
「ナナイロホリデー」のパッド音をループしつつ、ドラム音などトラック構成にもこだわった「音で遊んだ」楽曲でした。
その他にも「音で遊んだ」曲だと感じるには理由があります。
パフォーマンスの構図として、軽いノリで音楽を楽しんでいる人と歌で魅せている人がパートごとに入れ替わっていくものだったこと、3人の個性をリリックとグルーヴに乗せたものだったこと。
それが仲のいい3人の雰囲気をまとい、初パフォーマンスにして、これぞSMS!とまで言わしめる存在感(3人である存在意義)が感じられるものでした。
BMSGフェスでの復活劇に泣いた!「Thinkin’ bout you」
富士急ハイランドで行われたBMSGフェス2022で披露された新曲が、「Thinkin’ bout you」です。
オーディションのみのユニット、と思っていた矢先にまさかの新曲…SMSに未来がある!という事実に多くのオタクが泣きました。
この「Thinkin’ bout you」は、日本人プロデューサーとして初めて全米ビルボード1位を獲得したHIPHOP音楽プロデューサーTRILL DYNASTYとともに作った1曲です。
前作同様、音で遊ぶHIPHOP精神に溢れており、リズムをくずしたかと思えばロングトーン、絶妙に入るハモリやフェイク、掛け合い、、、
耳心地のよさはこれぞSMS色といった期待を裏切らないものです。
サビを歌う人が入れ替わる「No Cap Navy」に対して、サビもヴァースもそれぞれがきっちり歌い上げる「Thinkin’ bout you」。
「何度も聞けること」を意識したと言います。
また、純然たるラブソングであるのに重くないのはR&Bのノリが効いた1曲であるからでしょう。
踊っちゃう音楽、SMSの真骨頂をみた「SUPER ICY」
EP最後にご紹介するのが「SUPER ICY」。
MVも公開され、ナチュラルなノリが楽しい1曲です。
3人のそれぞれのルーツとなった場所での個人撮影カットとパーティチューンなイメージのグループ撮影カットの構成となっています。
MANATO 高校生の時にソロで活動していた福岡のライブハウスをイメージ。アーティスト活動の原点。
SOTA 生まれ故郷である湘南。ダンサーの頃も含め自分の原点。
Aile The Shota デビュー曲「AURORA TOKIO」を撮影した渋谷。ソロアーティストとして新たな原点。
@ailetheshota #SUPERICYCHALLENGE We’re ShowMinorSavage. #ShowMinorSavage #SUPER_ICY #SUPERICYチャレンジ #D_U_N_K_ @BE:FIRST Official
「メジャーとアンダーグラウンドの両方の視点が持てる人」、と3人が絶賛するChaki Zuluプロデュースのもと3人が0からこだわり抜いて作り上げました。
曲としてはポップスの新しさもありつつジャージークラブのビートで遊んだ、そのバランスが絶妙すぎる1曲となりました。
MVはその瞬間に出たものそのままを撮影したと言います。
この楽曲はここで踊りたいというニュアンスがカギとなっていて、MVそのままにパーティチューン的に音と遊ぶ3人の魅力が詰まった作品です。
ShowMinorSavageのこれから
ShowMinorSavage メディア情報
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現在販売中
カルチャー雑誌・EYESCREAM4月号(No.185)@eyescream_magShowMinorSavageのインタビュー記事が掲載
🔗https://t.co/MKMVAa70se#ShowMinorSavage pic.twitter.com/ph6KqI45fK
— BMSG Official (@BMSG_official) March 3, 2023
3/4(土) #マイナビTGC 2023 S/S
at 国立代々木競技場 第一体育館@TGCnewsShowMinorSavage 出演決定
🔗https://t.co/mSBTGFgy2A #ShowMinorSavage#TGC #東京ガールズコレクション pic.twitter.com/0v22Whd5Dw
— BMSG Official (@BMSG_official) February 23, 2023
3人の活動としてはEP発売後すぐに、3月5日、11日、 12日に行われたダンスフェス 「D.U.N.K.」への参加が発表されました。
そして、D.U.N.Kのステージを待たずに、3月4日に行われたTGCのステージに出演を果たしました。
活動してて幸せ、という3人。
3人の幸せな感覚が見ている者にゆるやかな波となって伝わってくる楽曲たちは、実際生で聞いてこそのものであるとも感じます。
今後は、そんな3人のソロライブの新情報が待たれます。