シティポップ名曲10選【楽曲解説】1970年代から2020年代まで網羅! 現代でも刺さるシティポップの名曲を徹底解説

シティポップ名曲10選【楽曲解説】1970年代から2020年代まで網羅! 現代でも刺さるシティポップの名曲を徹底解説

シティポップ初心者はまずコンピレーションアルバムを買おう

ここまで紹介した名曲を聴くのもよいですが、シティポップをテーマにしたコンピレーションアルバムを聴くのもおすすめです。

コンピレーションアルバムは、有名アーティストの中でも今なおラジオで流れるような名曲をそろえています。

そのため、自分がよく知りたいジャンルの入門としてはピッタリ。この記事ではアーティスト兼音楽YouTuberの“みの”おすすめアルバムを2枚紹介します。

ALDELIGHT CITY -A New Standard For Japanese Pop 1975-2021-

2枚のCDで往年のシティポップと90年代以降のネオシティポップを網羅できるアルバムです。

1枚目のディスクでは、ここで紹介した「君は天然色」をはじめ、YELLOW MAGIC ORCHESTRA「君に、胸キュン。」、大貫妙子「4:00 A.M.」などを収録。

2枚目のディスクは山下達郎の代表曲「RIDE ON TIME」のRainychカバーから始まり、真心ブラザーズ、古内東子など有名曲を多数収録。

70年代・80年代に限らず90年代のシティポップの名曲も味わえるアルバムです。

TOKYO SOUVENIR-GREAT TRACKS FROM THE GOLDEN ERA OF JAPANESE POPS-

このアルバムの特徴は海外の視点で選ばれた楽曲が収録されていること。

プロデューサーは日本人ですが、発売レーベルはアメリカです。東京土産というコンセプトで選定しており、海外の人に勧めるなら、という視点が入っています。

そのため日本国内のトレンドとは少し異なるチョイスがまた面白いです。

収録楽曲は大貫妙子、吉田美奈子などシティポップのメジャーチューンはおさえつつ、どこか尖った内容になっています。

坂本龍一「LEXINGTON QUEEN」佐野元春「COMPLICATION SHAKEDOWN」など日本人向けにはチョイスされないような楽曲も収録。

自分の中の“シティポップ”という考え方が変わるかもしれない1枚です。

さいごに

海外で再評価され、再び日本でも流行しつつあるシティポップ。

シティポップと聞いて想像するような70年代・80年代の楽曲に限らず、現代だから描けるシティポップも数多く存在しています。

今回は新旧のシティポップの名曲を10曲紹介しましたが、ここで取り上げたものがすべてとも言い切れないのがシティポップの奥深さ。

シティポップをテーマにしたコンピレーションアルバムも多数出ているので、こういったアルバムからも新たな発見をしていってはいかがでしょうか?

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