シティポップ名曲10選【楽曲解説】1970年代から2020年代まで網羅! 現代でも刺さるシティポップの名曲を徹底解説

大瀧詠一「君は天然色」


山下達郎と並び、シティポップをけん引した男性アーティストである大瀧詠一

彼は今もなおCMソングや映画タイアップに使われるほどの名曲「君は天然色」を作り出しました。

元々は1981年リリースのアルバム「A LONG VACATION」に収録されている楽曲で、同日にシングル盤もリリース。
CMなどでも聞きなじみのある印象的なイントロが使われています。

楽曲そのものの吸引力がすさまじく、カバーしたアーティストが非常に多いです。

ゴスペラーズつじあやの、堂島孝平、藤原さくらなど現代を代表するアーティストも多数。

また、ポルノグラフィティは2006年リリースのアルバム「m-CABI」にこの楽曲のオマージュソングを書き下ろしています。

楽曲発表40年となった2021年にサブスクリプションを解禁し、同年3月には「A LONG VACATION 40th Anniversary Edition」をリリース。
同時にYouTube上にアップされているPVのコメント欄には亡くなる前に知りたかったと悔やむ声も多いです。

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松任谷由実「真珠のピアス」


2022年にデビュー50周年を迎え、記念アルバム「ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜」をリリースした松任谷由実
このアルバムリリースを機に再度注目されているのが「真珠のピアス」です。

先ほどの50周年記念アルバムでデジタルリマスタリングされ、ラジオ等で放送される機会が増加。

「リマスター版で初めて曲を聴いた」という若い世代も多いかもしれません。

元々は1982年リリース「PEARL PIERCE」収録の楽曲で、夏らしい音に乗せて失恋の悲しみを綴っています。歌詞はファンレターに書かれた内容をもとに作られているそうです。

プロデューサーはもちろん夫である松任谷正隆。この複雑さはまさにユーミンらしい楽曲構成に仕上がっています。

Suchmos「STAY TUNE」


ここからは現代におけるシティポップにフォーカスを当てていきましょう。

1970年代から90年代まで多くの音楽のいいところ取りをした楽曲を作り出しているバンド・Suchmos

彼らの名を広めるキラーチューンとなったのがこの楽曲です。知っている人も多いでしょう。

首都圏のラジオ局・J-WAVEに彼らが提供したジングルが楽曲のもととなっており、使っている番組側に許可を取った上でフルコーラスを仕上げています。

「せっかくならラジオ局っぽい雰囲気で」という彼らの考えのもと、つけられたタイトルが「STAY TUNE」。アンニュイな雰囲気漂うPVも一部J-WAVEの本社ビルで撮影されています。

Vaundy「東京フラッシュ」


Vaundyといえばこの曲!と思うファンも多い名曲。
2019年にデジタルシングルとしてリリースされ、Suchmosとは違う方向のシティポップを奏でています。

この楽曲制作時、ちょうど過去のシティポップの名盤に多く触れていたという彼。

現代で流行している同ジャンルの楽曲、サブスクリプションでプレイリストによく入っている曲も何度も聞き分析。彼なりのシティポップの共通項として書き上げたのが「東京フラッシュ」なんだそう。

ストリーミング時代の今、違うと思われて飛ばされないようにキャッチ―に仕上げたと話しています。

MEMO

2022年の紅白歌合戦でのパフォーマンスで話題となったVaundy。彼の出演と同じタイミングでTwitterのトレンドにあるYouTuberの名前が入ったことをご存知ですか?

その名は「でんがん」
大阪大学卒業の理系YouTuberコンビ「はなおでんがん」の一人です。

実は彼ら、東京フラッシュのPV公開に合わせてパロディPVを公開。

本家顔負けの映像技術だけでなく、でんがんとVaundyの髪型があまりに似ているとはなおでんがんファンの間で話題になっていました。

この動画公開から約1年半、Vaundyの紅白出場で再度注目される形となりトレンド入りを果たしました。

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YONA YONA WEEKENDERS「東京ミッドナイトクルージングクラブ」


会社員とバンドマンと二足の草鞋を履くバンド・YONA YONA WEEKENDERS
この楽曲は2020年リリースのEP「街を泳いで」から先行配信されたものです。

彼らのコンセプトにある“ツマミ”になりそうな大人なサウンド。

YouTubeにアップされているリリックビデオには、「聴くと脳内ドライブしているかのように感じる」という運転やドライブに関するコメントが多々見受けられます。夜のドライブに聴けるようにと本人らが意識したことがそのままリスナーに伝わっている様子。

また先ほど紹介したVaundyに近しい雰囲気を感じるリスナーも多いようです。

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