今注目のマルチプレイヤー、TENDRE(テンダー)をご存知ですか?
TENDREは、ampelのボーカル兼ベーシスト、さらにプロデューサーの肩書きを持つ河原太朗のソロプロジェクトです。
tofubeatsやSIRUPなどとのコラボレーションや、CHARA、堀込泰行への楽曲提供など、音楽シーンの多くの場面での活躍も見られます。
今回はそんな今大注目のマルチプレイヤーTENDREのおすすめ楽曲を3曲ご紹介したいと思います。
目次
TENDREとは?
ボーカル、ベースの他にもギターや鍵盤、サックスなども演奏し、マルチプレイヤーとしても活動中のTENDRE。
ソロ活動を始めて2年ほどで、RISING SUN ROCK FESTIVALやFUJI ROCK FESTIVALなどの名だたる大型ロックフェスへ出演。
さらに同じ年に開催されたワンマンツアーでも、追加公演を含め全公演がソールドアウトするなど、ソロデビュー当時から、注目度が高いアーティストです。
ジャズミュージシャンである両親の影響で、幼い頃からジャズやソウルに触れることが多かったTENDREの音楽は、その要素を基盤に、HIPHOPのビートやサックス、鍵盤などの様々な楽器を乗せることで独特で心地良いサウンドが特徴です。
また、彼自身が書くリリックもその特徴の1つで、繊細で柔らかな表現が魅力となっています。
おうち時間やドライブのお供にうってつけですよ!
TENDREのおすすめ楽曲
「SIGN」
2019年4月に配信リリースされた1曲です。
この曲はサンダルメーカーTevaの全面協力により実現したもので、MVは監督のVIDEOTAPEMUSIC、福岡の有名ダンサーyurinasiaとの共演も話題になりました。
春を思いながら冬に作ったというこの1曲は、まさに夢の中の遠い春のよう。
柔らかく暖かな印象の1曲になっています。
打ち込みのビートにハープの音が乗っているのがとても心地良く、サビで鳴るサックスの音にはつい体が横揺れしてしまいます。
天気の良い日のドライブなんかにぴったりな楽曲になっているのではないでしょうか。
その歌詞もとても情緒的で、まるで小説の一節のようです。
風に泳いでいたきもち逃さないで
見つかれば想いのままに
時はわたしのもの
「DOCUMENT」
2018年10月に発売されたアルバム「NOT IN ALMIGHTY」のリード曲です。
テレビ東京「モヤモヤさまぁ〜ず2」のエンディングテーマでもありましたね。
「DOCUMENT」は、より内面的な部分にフォーカスして作られたというアルバムの中で、一番最後にできた曲で、アルバムの中でも一番河原さんの気持ちを代弁してくれているものだそう。
頃合いのいい頃に
話を聞かせて
という歌詞が、側にそっと寄り添ってくれる絶妙な距離感を表していて、その情景を想像してしまいます。
曲に使われている音数は少なめですが、それがまた聴く者を感傷的にさせ、シンプルながら透明感のある鍵盤の音は1人1人の生活にそっと寄り添ってくれます。
夜に歌詞をじっくり聴きながら聴き入るも良し、爽やかな朝のBGMに流すも良しな1曲です。
「PARADISE」
2021年6月にリリースされたメジャーデビュー後2作目の配信シングル。
2021年4月にメジャーデビューを果たしたTENDRE。「PARADISE」は9月に発売されたアルバム「IMAGINE」からの先行配信トラックにもなっています。
このアルバムは、全楽曲カッコよくてオススメなのですが、中でも「PARAPDISE」は群を抜いてカッコよく、ファンの間でも人気の1曲となっています。
ダンサブルでファンキーなサウンドにテンションは大盛り上がり。
イントロのベースで一気に心を掴まれ、そのまま最後まで気持ちよく踊っていられる1曲。
変わらないために変わりたいね
という歌詞が今までのTENDRE自身を表しているようで、とても印象的です。
さらにこの曲のMVは「DOCUMENT」でもタッグを組んだ映像作家の勝見拓矢と再タッグを組んで作られています。
レーザーやサーモグラフィーの演出の中、いろいろなポーズをとる河原さんの姿がカッコよくもお茶目で、自然な姿もとても魅力的です。
まとめ
以上、TENDREのおすすめ楽曲を3曲に絞って紹介してきました。
楽曲のセンスの良さ、カッコ良さはさることながら、どんなときでも自然体な彼の人間性もとても魅力的です。
TENDREという名前は英単語の「tender」からきているといい、「柔らかい」の他に「感動しやすい」「心配性」という意味を持つこの単語が、自身にぴったりだと感じたそうです。
その魅力的な人間性が音楽にも表れているように思えますね。
今回ご紹介した3曲以外にも素敵な曲がたくさんあるので、是非聞いてみて下さいね!
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