2021年5月、EMI Recordsからメジャーデビューを果たしたシンガーソングライター・さとうもか。
キュートでポップ、でも甘いだけじゃない彼女の独自の音楽性はデビュー前から多くのクリエイターやアーティストから注目を集めていました。
さらにメジャーデビュー後、初となるアルバムが2021年10月13日にリリースされるなど、これからの更なる活躍に期待が高まっているアーティストです。
今回の記事では、そんな注目度急上昇中のシンガーソングライター・さとうもかのプロフィールやおすすめ曲を紹介していきます。
目次
さとうもかのプロフィールは?
- 1994年6月23日生まれ 岡山県出身
- 2018年頃から本格的に音楽活動を開始
- 2021年5月、EMI Recordsからメジャーデビュー
地元である岡山で音楽活動を開始し、メジャーデビューをきっかけに上京を果たしたというさとうもか。
「ガーリーでシュールで、少しストレンジ」などと評される彼女の音楽はデビュー前から注目を集め、有名アーティストからも高い評価を受けていました。
自身のシンガーソングライターとしての活動はもちろん、他アーティストへの楽曲提供やラジオ番組出演など、アーティストとして幅広く活躍しています。
そして2021年5月、満を持してメジャーデビューを果たし、同年10月15日にはデビュー後初となるアルバムをリリース。注目度が急上昇しているアーティストの1人です。
さとうもかの経歴
本格的に音楽活動を始めたのは2018年であったものの、それ以前から地元でバンド活動や楽曲制作を行っていたさとうもか。
高校生の頃から作曲を始め、バンドやユニットでの活動も行う傍ら、高校3年生の頃にガットギターと共にソロ活動を開始します。
その頃から彼女のセンスは頭角を表しており、特に2015年頃からSoundCloudにアップし始めた音源が少しずつリスナーの注目を集めるようになっていました。
2018年からは積極的にライブを行ったり、1年おきにアルバムを発表したりと、ソロアーティストとして本格的な音楽活動を開始。
このデビュー前の段階から、リリースした楽曲が川谷絵音やtofubeats、斎藤ネコをはじめとする有名アーティストやクリエイター達から高い評価を受けるなど、活躍を期待される存在となっていました。
そして2021年5月、EMI Recordsから待望のメジャーデビューが決定。メジャーデビューシングル『Love Buds』がリリースされました。
さらに10月13日にはデビュー後初となるアルバム『WOOLY』がリリースされ、さらに進化を遂げた彼女の楽曲が、現在ますます世に大きく広まっているのです。
他アーティストとのコラボレーションも積極的に行っており、これまでぜったくんやMom、NF Zesshoなどの作品にも参加しています。
独自のガーリーな世界観を表現するアーティスト・さとうもか。
メジャーデビューを果たした彼女の更なる活躍に、リスナーはもちろん、他のアーティストたちからの期待も高まっています。
- 2015年12月 1stミニアルバム『THE WONDERFUL VOYAGE』
- 2018年3月 1stアルバム『Lukewarm』
- 2019年3月 2ndアルバム『Merry go round』
- 2020年8月 3rdアルバム『GLINTS』
- 2021年10月 メジャー1stアルバム『WOOLY』
さとうもかの魅力とは?
これからさらに注目を集めていくこと間違いなしのアーティスト・さとうもかの魅力を3つのポイントに分けて解説していきます。
キュートでポップ、でも一癖ある音楽性
彼女の楽曲を聴いてまず多くの人が特徴と感じるのが、そのキュートでポップな音楽性です。
アートワークにもよく用いられている、ピンクやかわいらしい女の子、カラフルな甘いお菓子といったモチーフがぴったりな、ガーリーな雰囲気が楽曲からも感じられます。
また一度聴くと頭から離れなくなるメロディも印象的で、彼女の曲を聴き終えると思わず口ずさみたくなるという方も多いでしょう。
しかしそんな「甘々」で終わらないのが彼女の音楽の本当の魅力。
甘い雰囲気を引き締めるビートや歪みの効いたギター、ノイジーなサウンドが絶妙なバランスを生み出しており、一癖ある独自の音楽性を生み出しているのです。
メロウな歌声
そんな彼女の楽曲にさらに個性を加えるのが、甘くメロウな歌声です。
「かわいらしい」とよく評価されるさとうもかの歌声ですが、その魅力は楽曲に合わせて何色にも染まることのできる点にあります。
ガーリーな曲ではキュートに、失恋ソングは未練のこもった歌声に、優しい楽曲は人に寄り添う歌声に…と、不思議と曲によって声の印象が変わっていくのです。
キュートながら一癖ある楽曲に、この無二の歌声が添えられることで、個性あふれるさとうもかの世界観が作られています。
グサッと心に刺さる歌詞
さとうもかの楽曲の魅力は、歌詞の話なしでは語ることができません。
普段から歌を聴いて「何が言いたいのかわからない」と感じることが多いというさとうもか。そうした経験から「できるだけ難しくない表現を歌詞にする」ことを意識しているそうです。
彼女の歌詞はそうした「伝わりやすさ」と、彼女の感性が遺憾なく発揮された「独自の表現」が両立されています。
特にラブソングでは、誰もが認めたくない気持ちが表現された歌詞に「グサッと心に刺さる」「自分の本音に気付かされる」と感じるリスナーも多いです。
- 「君との日々が本当に宝物だったの でも同じ花じゃなかった」
- 「“家族みたいな仲”のふたりは 家族にはなれないまま」
さとうもかの「キュートでポップだけど、一癖ある音楽性」は、彼女のこうした本音と向き合った歌詞がのることによって完成し、独自の魅力を放つものとなっています。
さとうもかのおすすめ曲は?
最後に、ぜひ聴いてほしいさとうもかのおすすめ曲を3つ紹介します。
「まださとうもかを聴いたことがない」という方向けに、その魅力が特に詰まった楽曲を選びました。
melt bitter
2020年1月リリースの、さとうもかの1stシングルです。
冒頭から、キャッチーで切ないメロディと歌声に一瞬で心を掴まれる方も多いでしょう。
そこから、さとうもかの楽曲の特徴である多様なシンセサイザーの音色やコーラスワークによって一気に楽曲の世界観が広がっていきます。
また曲展開もとてもユニークで、特に2番から終盤にかけてのCメロのアレンジや一工夫ある転調など、最後まで聴きごたえたっぷりです。
失恋をテーマにした切ない歌詞も含めて、さとうもかの魅力や特徴が一気に理解できる1曲となっています。
この『melt bitter』はテレビ朝日系列番組『関ジャム 完全燃SHOW』で、川谷絵音の2020年ベスト楽曲にも第4位として選出されました。
Love Buds
2021年5月に、さとうもかのメジャーデビューシングルとしてリリースされました。
都会的なサウンドとさとうもかの無添加な歌声のバランスが絶妙で、「今風」でありながら、他とは違う独自性を持った一曲となっています。
特に「長く付き合った恋人との別れ」をイメージさせる歌詞は、うまくいかなかった現実を受け止めようとするリアルな切なさを表現した言葉が、心に刺さるという方も多いです。
彼女がこれまで培ってきた魅力に、新しい風が加わったこれからの進化を期待させる1曲となっています。
Woolly
2021年10月リリースのメジャー初となるアルバム『WOOLLY』の中から先行配信された楽曲です。
洗練されたバンドサウンドで構成されていて、これまでの印象を良い意味で裏切る、新しい境地に立った1曲になっています。
とはいえ切なく耳に残るメロディや、失恋の感情を真正面から受け止め、表現した歌詞の世界観によって、しっかりと「さとうもからしさ」も引き立っているのがこの曲の魅力です。
この『Woolly』が収録されたメジャーデビューアルバムは、こうした彼女の新しい可能性を感じさせる楽曲が詰まった1枚となっています。
さとうもか まとめ
2021年5月についにメジャーデビューを果たしたシンガーソングライター・さとうもか。
一度楽曲を聴けば、彼女がデビュー前から多くの注目を集めていたことに誰もが納得できるはずです。
そんな彼女が今後さらなる進化を遂げ、どんな個性的な音楽を聴かせてくれるのか、とても楽しみですね!
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