2013年にメジャーデビューを果たした平井大さんは、その包み込まれるようなハスキーボイスと、ハワイをイメージした曲や歌詞で様々な人を魅了し人気を集めています。
2019年には『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の主題歌を担当し、さらに世間に名が知られるきっかけとなりました。
今回はそんな平井大さんのデビューからの生い立ちや、おすすめ曲を紹介していきます。
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目次
平井大のプロフィール
・本名:平井大(ひらいだい)
・生年月日:1991年5月3日
・出身地:東京都
・職業:ミュージシャン、ウクレレ奏者、作詞家、作曲家
・担当楽器:ウクレレ、ギター
・レーベル:avex trax(2013年~)
まず最初に、平井大という名前を見て、「ひらい・・・なんて読むんだ?」と思ったことがある方もたくさんいるかと思いますが、読み方は「ひらいだい」と読みます。
「大」という漢字は様々な読み方がありますが、そのまま「だい」と読むんですね。
また、黒い肌やハワイに関連する多数の曲からハーフだと思い込んでいる方もいるようですが、両親はともに日本人で、日本の首都・東京都出身です。
ルックスからして、沖縄などの暖かい地域で海に囲まれて育ったのかな?と想像を膨らませがちですが、意外にも都会出身でしたね。
父親がサーフィンやギターを趣味にしており、その影響で小さいころから海に親しみがありました。
平井大さんが3歳のときに、祖母からプレゼントされたウクレレがきっかけで音楽に興味を持ち始めます。
その後、ウクレレのトッププレイヤーの演奏を見て心を動かされた平井大さんは、なんと11歳から作曲をしています。
作詞は17歳から始め、すでにそのころからシンガーソングライターとして活動しています。
デビュー前にホノルルのイベントのイメージソングを担当!
平井大さんが初めて音源を作りリリースしたのが「OHANA」というミニアルバムで、2011年5月にこのミニアルバムでインディーズデビューを果たしています。
その前年2010年にミニアルバム「OHANA」の収録曲「ONE LOVE~Pacific Harmony~」が、ホノルルフェスティバルのイメージソングに抜擢されています。
このホノルルフェスティバルというのは、日本とハワイとの交流をさらに深めるために行われるイベントで、最近ではハワイにおける最大の文化交流イベントにまで発展しています。
1995年に第1回が開催され、2021年の3月に第27回ホノルルフェスティバルが開催されることが既に決定しています。(※2020年の第26回は新型コロナウイルスの影響で中止)
ホノルルフェスティバルのイメージソングに抜擢された「ONE LOVE~Pacific Harmony~」ですが、この曲の魅力は何といっても前向きな歌詞です。
この曲は前半部分が英語詞、後半部分が日本語詞になっています。
英語詞の部分では「雨の後、私たちは空に虹を見ることができる。その美しさが全てだから何も心配はいらないよ(日本語訳)」という歌詞があります。
雨というと、気分的に下がっているときや失恋ソングによく使われたりして、否定的なイメージを持ちやすいですよね。
しかしこの歌詞では、「美しい虹を見るための過程として捉えているだけで、むしろ雨は私たちに虹を見せてくれる」といった風に、とても縁起がいいものやありがたいもの、といったような印象を受けます。
また曲の最後の部分では、「私たちは平和というハーモニーを奏でている。~君と私はこの平和というハーモニーのようにいつも一緒なんだ。~1つの愛が全てなのさ。(日本語訳)」という歌詞があります。
「平和=愛」とも受け取れる素敵な歌詞だね!
私たちは平和の中にいる。そこには自然に愛が生まれる。というように、日本とハワイの現在の関係があることのすばらしさを歌っているように聴こえます。
まさにホノルルフェスティバルにぴったりの曲ですね。
平井大さん自身は、作詞作曲をするときのインスピレーションはハワイから得ることが多く、東京とは違った時の流れや気候、人々からとてもいいものを得られると、以前インタビューでも答えています。
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