下呂温泉や白川郷など、数々の観光地が存在する岐阜県。2016年には、大ヒット映画『君の名は。』の舞台としても話題になりました。
観光地だけでなく、郷土料理である「鶏ちゃん」や、日本有数の知名度を誇る「飛騨牛」を使った「朴葉味噌」などのグルメも見逃せません。
このような魅力あふれる岐阜県からは、一体どのようなアーティストが誕生してきたのでしょうか?
今回は、岐阜県出身の歌手・アーティストについてご紹介させていただきます。
目次
岐阜県出身の有名アーティスト
LiSA(岐阜県関市出身)
2019年に放送されたテレビアニメ『鬼滅の刃』のオープニングテーマ「紅蓮華」が大ヒットし、多くの話題を呼んだLiSAさん。
透き通っているようでいて、かつ力強さも感じられる歌声が魅力的です。
LiSAさんが初めて音楽に触れたのは、3歳のとき。それから中学に入る頃まで、ピアノにミュージカル教室、ダンスレッスンと音楽関係の習い事を続けてきました。
2008年に上京し、インディーズバンド「Parking Out」でボーカルとして活動。後に、LiSAさんの独立を理由に活動を終了します。
そして2010年、テレビアニメ『Angel Beats!』の作中曲にてメジャーデビュー。
『ソードアート・オンライン』の主題歌「crossing field」や『Fate/Apocrypha』の主題歌「ASH」などのアニメタイアップ曲を数多く手がけ、アニメファンを中心に人気を高めていきました。
2019年には、「紅蓮華」の大ヒットを受け『第70回紅白歌合戦』へ初出場。日本を代表するアーティストへと昇り詰めました。
人気絶頂の最中、2020年1月には人気声優の鈴木達夫さんとの結婚を発表。
アーティスト人生だけでなく、私生活も順調そのものなLiSAさん。今後の展開にも期待大です。
▼Lisaさんが紅蓮華を歌って話題となったyoutubeチャンネルはこちら
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足立佳奈(岐阜県海津市出身)
『LINEバイト』のCM出演がきっかけで、一躍有名となった足立佳奈さん。
SNSにアップした15秒動画が話題となり、10代の若者を中心に人気を高めています。
足立さんは運動神経がとても高く、50m走を6.8秒で走り、スポーツテストで学年1位を獲ったことも。
足立さんが芸能界入りをしたのは、中学3年生のとき。
2014年に開催された『LINE×SONY MUSICオーディション』に応募し、オリジナル曲を披露。125,094組もの応募者の中からグランプリを受賞しました。
2017年には『LINEバイト』のCMに起用され、バラエティ番組にも初出演。ドラマ『1942年のプレイボール』で女優デビューもするなど、マルチな才能を発揮します。
そして、同年8月にシングル「笑顔の作り方~キムチ~/ココロハレテ」をリリースし、メジャーデビュー。
自身がSNSにアップした15秒動画がもととなっており、同年代の中高生を中心になりきり動画が大ブームするという現象を巻き起こしました。
トミタ栞(岐阜県高山市出身)
兄に俳優の冨田佳輔さんがいる、トミタ栞さん。可愛らしいぱっつん前髪が印象的です。
家族揃ってのサザンオールスターズファンで、芸名も名曲「栞のテーマ」から名付けたそうです。
2012年、バラエティ番組『saku saku』の5代目MCとして芸能活動を始めたトミタさん。
番組DVDに収録されたドラマでは、演技にも初挑戦しました。
そして、2013年に発売されたミニアルバム「トミタ栞」でメジャーデビュー。アーティストとしての活動がスタートします。
MCを務める『saku saku』のエンディングテーマに「線香花火」「MONSTER GIRL」が起用。
2014年放送のアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』に起用された「だめだめだ」は、その力強い歌声でファンを魅了しました。
トミタさんの好きなアーティストは、大塚愛さん。本人にファンだと伝えたことがきっかけで、3rdシングルのプロデュースをしてもらったことがあります。
高田渡(岐阜県北方町)
孤高のフォークシンガー、伝説と称される高田渡さん。息子の高田漣さんは、弦楽器奏者として活躍しています。
幼少期に貧困生活を送った高田さんは、中卒であかつき印刷に就職。社内のバンドでウクレレを担当し、初めて楽器に触れました。
その後、音楽評論家の三橋一夫さんや歌手の灰田勝彦さん、上條恒彦さんに指導を受けフォークシンガーとしての道を歩みます。
フォークシンガーとして初めて歌ったのは、1968年のこと。翌1969年には、高石事務所に所属し関西フォークブームの中心的存在となりました。
しかし、高田さんはカテゴリに分類されることが嫌いだったため、全く独自の存在だと主張を貫いていたそうです。
「大・ダイジェスト版三億円強奪事件の唄」「自衛隊に入ろう」「自転車にのって」など、数々の名曲を生み出してきた高田さん。
2005年に56歳という若さで亡くなられるまで、多くの人に愛され続けました。
鳴ル銅鑼(岐阜県出身)
- 三輪和也
- 蒲信介
- グローバル徹
- 岩田遼平
鳴ル銅鑼は、メンバー全員が岐阜県出身の4人組ロックバンド。
椎名林檎さんを彷彿とさせる巻き舌を絡めた歌唱法と、新感覚なサウンドが特徴的です。
バンド名の由来は、映画『愛のむきだし』のワンシーンに出てくる「愛がなければ私は鳴る銅鑼」というセリフから。
2013年に結成された鳴ル銅鑼は、2014年にワンマンライブのチケットを完売、出演した『MINAMI WHEEL 2014』では入場規制がかかるなど、早い段階でロックファンからの評価を得ました。
2015年には人気バンドTHE BACK HORN、[Alexandros]のオープニングアクトを務めるなど、活躍の場を広げていきます。
2020年現在も、ライブを中心に精力的に活動中。今後ブレイクの可能性を秘めた、今注目すべきバンドです。
MEGARYU(岐阜県出身)
- MEGA HORN
- RYU REX
横浜ゴム「ECOタイヤDNA」のCMソング「Day by Day」が話題となり、ブレイクを果たしたMEGARYU。
メンバー2人共が岐阜県出身で、現在も岐阜県に在住しつつ、全国で活動されています。
2000年、元メンバーHITOMIさんと共に「マグニチュード」を結成。HITOMIさんの脱退後、現在のメンバー構成になりました。
2002年にミニアルバム「我流」でインディーズデビュー。2004年にはミニアルバム「JUST NOW」でメジャーデビューします。
2006年にはCMに起用された「Day by Day」が大ヒット。ミニアルバム「Day by Day」がオリコンチャート6位、アルバム「我流旋風」が1位を獲得します。
その後も精力的に活動を続けますが、2014年にRYU REXさんの声の不調と音楽の方向性の違いにより活動を休止。
現在はMEGAHORNさんがソロ活動、RYU REXさんは歌唱以外の分野で活躍されています。
佐倉沙織(岐阜県出身)
岐阜県出身の佐倉沙織さんは、音楽制作集団「ave;new」のボーカリスト。
声優養成所に通っていた過去もあり、耳に刺さるような甲高い歌声と甘い声質が特徴的です。
2003年にave;newでの活動を開始した佐倉さんですが、2004年からは電波ソングを中心にリリースする「あべにゅうぷろじぇくと」でもボーカルを務めます。
2005年にリリースした、ゲーム『Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム-』の主題歌「True My Heart」では、初の作詞に挑戦。
「きしめん」の空耳がニコニコ動画などで話題となり、初の作詞作品にして大ブームを巻き起こしました。
2009年からは声優としても活動しており、他にもデザイナーやイラストレーターとしても活躍するなど、マルチな才能を見せています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
岐阜県出身の有名アーティストの特徴として、女性ソロでの活躍をされている方が多いと感じました。
インターネットを通して人気に火が付いた方が多いのもポイントです。
自然豊かな岐阜県は、これからも華やかなアーティストを輩出してくれることでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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