徳島県といえば、四国の自然豊かな地で阿波牛やなると金時などの美味しい食べ物のほか、最も有名なのは阿波踊りではないでしょうか。
阿波踊りが盛んだからというわけではないでしょうが、徳島県には著名なアーティストや歌手が数多く輩出されています。
徳島県出身のアーティストや歌手を紹介していきましょう。
目次
徳島県出身のアーティスト
米津玄師
2020年代前後のミュージックシーンを語るとき、絶対に外すことができないアーティストです。
また今後のミュージックシーンにおいても大きな影響を及ぼしてくるアーティストといわれています。
1991年生まれの徳島市出身のアーティストです。
2009年前後より「ハチ」という名称でネット中心の活動をしていました。
本格的に本名で活動したのは2012年、メジャーデビューが2013年です。
メジャーデビュー以降の活躍は、多くの方が知っていると思います。
特に2018年にリリースした「Lemon」は2019年2月までにYoutubeのMTV再生回数が何と3億回を越えるという快挙を達成したのです。
また、2019年には小学生5人ユニット「Foorin」に「パプリカ」をプロデュース。
この曲もダンス動画などで社会現象になるくらいにヒットします。
そして2019年のレコード大賞を受賞したのです。
他にもいろいろなシーンで米津玄師さんの音楽に触れる機会が多いのが2020年前後の特徴ですね。
米津玄師さんが、故郷に思い入れがあると思わせる出来事がありました。
2018年に初出場した紅白歌合戦において米津玄師さんが歌った場所は、徳島県にある美術館でした。
テレビで生出演して歌を歌うことは初めてだったようで、場所を故郷の徳島県にしたところに故郷に対する思い入れを感じますね。
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アンジェラ・アキ
1977年生まれの板野郡出身のシンガーソングライターで、ジャズピアニストです。
もともと実家が裕福な家庭で、父親は英会話のイーオンの創業者で母親はイタリア系のアメリカ人のハーフとして徳島県で生活していました。
3歳からピアノを習い、メジャーデビューは2005年です。
当時より実力の高さは評価されており、2005年に発表したミニアルバムも売れ行きが好調でした。
2006年にはデビュー曲の「HOME」で紅白歌合戦に初出場。
全国区の人気となり、2008年にリリースした「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」がミリオンヒットを達成。
紅白歌合戦も6年連続出場と順調なキャリアを積んでいましたが産休やさらなる音楽の勉強のために2014年以降日本での音楽活動は、無期限停止しています。
村田祐基 (超特急)
超特急はボーカルとダンスからなるグループで、2011年から活動を行っています。
その中で、村田祐基さんは1995年生まれ阿南市出身のダンサーです。
超特急の中で村田祐基さんは、メインダンサーであり、初代キャプテンとしてグループを引っ張る存在でもあります。
ライブの総合演出を担当したり、ダンスリーダーとして先頭に立って踊ったりと多くの役割を担っています。
しかし、ドジな一面も持っているようで、失敗したエピソードには事欠かないともいわれています。
超特急は2011年の結成まもなくから人気を博し、ほとんどのシングルやアルバムは、週間順位で上位に入っています。
中内助六(JAYWALK ベース、コーラス)
所属しているバンドはTHE JAYWALK。
「何も言えなくて・・・夏」や「ジャストビコーズ」などさまざまな名曲を産み出しているバンドです。
中内助六さんはベースとして参加していましたが、2010年に大きな事件によりJAY WALKは大きな方向転換をせざるを得なくなりました。
20010年以降メンバーの入れ替わりも激しかったのですが現在は4人で活動しています。
中内助六さんは、JAY WALKのほかにも中国でも「雅文」名義で歌手活動も行っています。
チャットモンチー
徳島県出身のガールズバンドで、橋本 絵莉子さんと福岡 晃子さんの2人組で活動を行っていました。
残念ながら2018年に解散してしまいましたが、2010年代におけるガールズロックバンドの代表的なバンドです。
いくつかのメンバーの脱退、加入を繰り返していますが、過去のメンバーもほとんどは徳島県出身です。
そのため、チャットモンチーは徳島県での活動は特に大切にしていたといわれています。
徳島で主催するイベント「こなそんフェス」を開催して町おこしにも一役買っています。
最後のステージを「こなそんフェス」にしたのも徳島愛から来たものでしょう。
また、チャットモンチーの聖地といわれるライブハウス「グラインドハウス」には今でもチャットモンチーのファンが訪れるそうです。
勢喜遊(King Gnu Dr. Sampler)
2019年年末に紅白歌合戦に出場したことで一気にメジャーの階段を駆け上がったバンドがあります。
King Gnuというバンドです。
2019年にリリースした新曲「白日」がドラマ「イノセンス冤罪弁護士」の主題歌となったことから人気に火が付きました。
その後配信リリースしたシングル「傘」やアルバム「Sympa」で人気がさらに加速。
「Sympa」は日本レコード大賞において優秀アルバム賞を受賞し、「白日」はYoutubeでのMTV再生回数が1億回を突破するなどの人気バンドとなったのです。
メンバーのひとりでもある勢喜遊さんは1992年生まれの徳島県阿南市出身です。
両親ともプロミュージシャンということもあり音楽が身近にあった環境から、King Gnuのドラムスやサンプラー担当として活動しています。
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北島康雄(四星球 Vo.)
泣けるコミックバンドとして注目を浴びているバンドがあります。
徳島県を中心に活動している2002年に結成された四星球というバンドです。
ボーカルの北島康雄さんは徳島県美馬郡出身で、結成されたのも鳴門教育大学ですので徳島県に非常に関係が深いバンドといえるでしょう。
ブリーフ1枚や法被といったいでたちから笑いや涙を誘うバンドとしてこれからに大きな注目が寄せられているバンドです。
哀川翔
https://youtu.be/8k8GJywhmbc
哀川翔さんは鹿児島出身の俳優だと思われがちなのですが、実は生まれは徳島県徳島市なのです。
父親が自衛隊勤務だったことから転勤などが多く転々とされていたようです。
俳優としての顔が強いのですが、もともとは路上パフォーマンス集団である「一世風靡セピア」で有名になりました。
シングル「前略、道の上より」の男くさい、迫力のある踊りは多くの注目を浴びて一気にスターへの道を駆け上ることになります。
同じ「一世風靡セピア」には俳優の柳葉敏郎さんがいて、付き人的な存在で中野英雄さんや勝俣州和さんも加入していました。
結局、「一世風靡セピア」は5年程度の活動で終えますが、あのような形での活動しているグループは「一世風靡セピア」以降ほとんど表れません。
非常に貴重な集団だったといえます。
大杉漣(大杉漣バンド)
故郷である徳島県や徳島県のサッカーチーム 徳島ヴォルティスをこよなく愛した俳優、大杉 漣さんです。
徳島県小松崎市出身で、残念ながら2018年に66歳の若さで惜しまれながらこの世を去ってしまいました。
どんな役でもこなせることからついたあだ名が「300の顔を持つ男」。
ドラマや映画にと引っ張りだこの俳優さんでした。
実は大杉 漣さんにはもうひとつ俳優とは別の顔があったのです。
「大杉 漣バンド」や「ハージー・カイテルズ」でのミュージシャンとしての顔です。
定期的に徳島県でライブ活動を行い、ギターやブルースハープを使ってフォークソングを演奏していました。
特にシングルやアルバムをリリースしてはいませんが、地元 徳島を中心とした音楽活動で。音楽と故郷を楽しんでいたのでしょうね。
本当に惜しまれながらこの世を去った俳優でありミュージシャンです。
まとめ
徳島県は、生活の中に阿波踊りという音楽が根付いていることもあり、ミュージシャンや歌手を多く輩出しています。
まだまだ紹介できていないたくさんの歌手がいて、今後が楽しみなアーティストもたくさんいます。
これからも、多くの音楽が徳島県から生まれてくるのではないでしょうか。
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