少女時代やKARAが人気を博し、日本でもK-POPブームが巻き起こった “K-POP第2世代” に、YouTubeやTwitterなどのSNS普及の波に乗り、その人気は瞬く間に世界中へ広がることになりました。
それから10〜15年を経ても、K-POPの人気は衰えるどころかますます世界中の多くの地域で人気の根を下し、第5世代を迎えた2023年に放送されたサバイバルオーディション番組『BOYS PLANET』には世界84の国と地域から応募者が殺到。
グローバルな人気に比例して、世界中の若者が “K-POPアーティスト” を目指す時代が訪れています。
今回は、そんなK-POPの新たな時代を感じさせる、”韓国人メンバーがいない”、超多国籍ガールズグループ・BLACKSWAN (ブラックスワン) をご紹介します。
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目次
BLACKSWANってどんなグループ?
2020年10月16日にデビューした、DRミュージック所属の5人組ガールズグループ・BLACKSWAN (ブラックスワン)。
日系ブラジル人のレア、セネガル系ベルギー人のファトゥ、ブラジル生まれのドイツ人・ガビ、インド人のスリヤ、アメリカ人のエンビーからなる多国籍ガールズグループです。
デビュー当時在籍した韓国人メンバーが全員脱退したことで、2022年7月31日以降、韓国で活動するK-POPグループとして初めて、外国人メンバーのみで構成されたグループになりました。
つまり、BLACKSWANは、韓国人メンバーを含まずに、韓国語の歌を歌いながら、韓国で活動する最初のK-POPグループです。
さらに、K-POPアイドルグループの中で最初の白人系メンバーと最初の黒人系メンバー、最初のインド人メンバーを輩出。
前身グループ・RaNiaのメンバーとしてデビューした、K-POPアイドルグループ初のブラジル人メンバーが所属しています。