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最終1位でセンターに抜擢されたユ・ジュンウォン離脱
2023年8月23日、FANTASY BOYSのデビューを1ヶ月後に控え、期待に胸を膨らませるBandi (バンディ:FANTASY BOYSの公式ファンクラブ名) に届いたのは、『少年ファンタジー』で最終1位に輝き、12人のセンターに立つはずのユ・ジュンウォンの「グループ離脱」のニュースでした。
ユ・ジュンウォンは、BIGHIT MUSIC練習生出身で、&TEAMが誕生したサバイバル番組『&AUDITION – The Howling -』にも出演し、とくに日本では『少年ファンタジー』放送開始前からすでに多くのファンを獲得。
『少年ファンタジー』でも、初回順位発表が行われた2話から、順位発表のあった5話、7話、8話と2位をキープし、最終回直前の10話で1位に浮上すると、勢いそのままに最終順位1位に輝いた人気メンバーでした。
『少年ファンタジー』の制作会社・PHUNKY STUDIOと、FANTASY BOYSのマネジメントを担当するPOCKETDOL STUDIOは、ユ・ジュンウォンと専属契約書の精算に関する内容を巡って合意に至らず、「FANTASY BOYSは、ユ・ジュンウォンを除く11人体制でデビューアルバム活動を進める」と発表。
その後、双方の意見は完全に食い違い、PHUNKY STUDIOがユ・ジュンウォンを相手に30億ウォン (約3億円) の損害賠償を請求する訴訟を起こし、FANTASY BOYSのデビューを目前に控えた中で、まさに “ドロ沼” に発展しました。
これによって、FANTASY BOYSはサバイバル番組で誕生したアイドルグループの中で非常に異例的に、 “完全体” ではなく、11人でデビューすることになると同時に、「オーディション番組の1位メンバーが契約合意に至らなかった、K-POP史上初の事件」だと大きな波紋を巻き起こしました。
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