目次
イ・ヨンジの幅広い活動領域
バラエティー大型有望株
優れた芸能センスで早くから芸能界でも愛され、『高等ラッパー3』の翌年、高校在学中の2020年から多くのバラエティ番組に顔を出してきました。
2020年にMnetで放送されたヒップホップリアリティミュージックショー『GOOD GIRL:誰が放送局を襲撃したか』を皮切りに、『ランニングマン』『知ってるお兄さん』『遊ぶなら何する?』『ミステリー音楽ショー: 覆面歌王』など、次々に国民的バラエティ番組に登場。
中でも、『ランニングマン』『遊ぶなら何する?』を通じて、国民的スターでもある芸人のユ・ジェソクにもその芸能センスを高く評価され、2022年には『1泊2日』『三食ごはん』『新西遊記』などの名だたる人気バラエティ番組を手掛けてきたナ・ヨンソクPDの『ピョンピョン地球娯楽室』のレギュラーに抜擢。
数々のバラエティ番組で出演ごとに存在感を放つ活躍を見せ、“バラエティー大型有望株” と称されています。
2023年YouTubeトレンド動画&トップショート動画1位!
2021年に公式YouTubeチャンネルを通じて公開してきたトークバラエティ『用意したものはないけど』を経て、2022年6月から再スタートした『もっとつまらないものですが』。
『もっとつまらないものですが』は、イ・ヨンジが飲み屋にゲストを招待してトークを繰り広げる飲酒バラエティであり、錚々たるK-POPアーティストたちがゲストとして登場し、話題を集めてきました。
各動画は、ゲストが出演した24編中15編が再生回数1,000万回突破。(2024年5月時点)
2023年には、aespaのKARINA編が2023年のYouTubeトレンド動画1位を獲得し、さらに彼女が参加したバラエティ番組『ピョンピョン地球娯楽室』のIVEの「I AM」ダンスチャレンジ動画がトップショート動画1位になり、2023年のYouTubeトップ動画1位を席巻し、 “MZ世代の代表アイコン” として影響力の大きさを改めて証明しています。
本業はラッパー!音楽活動は?
上記の通り、バラエティ番組やYouTubeコンテンツを通じて大衆の認知度と若者たちからの圧倒的な支持を得て、 “MZ世代の代表アイコン” “MZ世代の大統領” というニックネームをはじめ、イ・ヨンジはキャリアのほとんどを芸能で培ってきました。
ラッパーとしての彼女は、太く濃い声質に、硬く力強い発声、非常に優れた伝達力を持ち、肺活量からスタミナ、フィジカルに至るまで、卓越した “ラッパーとしてのハードウェア” と実力を誇りながらも、音楽活動はシングルと他アーティストの楽曲参加に留まり、『高等ラッパー3』で優勝して以降、5年もの間でリリースしたアルバムはなんと0枚。 (2024年5月時点)
大衆認知度と影響力が高まるのに比例して、”ラッパー イ・ヨンジ” の存在感は確実に薄くなっていくため、イ・ヨンジのアルバムリリースは、韓国はもちろん、日本のファンからも期待が高まっています。
“MZ世代代表アイコン” イ・ヨンジの魅力とは?
寄付金額は総額5億ウォン以上?!“善行” の数々
若いアイドルたちも様々な形で寄付活動を行うことが珍しくないK-POP界ですが、2002年生まれのイ・ヨンジも、まだ若い年齢にもかかわらず積極的に寄付に参加し、善良な活動でも影響力を拡げています。
2020年12月に、新型コロナウィルス拡散防止のためにステイホームを呼びかかけるメッセージを盛り込み、自らデザインしたスマホケース『出て行くなケース』の収益金2億4,000万ウォンを「愛の果実社会福祉共同募金会」「大韓赤十字社」に全額寄付したことを皮切りに、2022年には、社会的弱者の生活支援金としてグッズの販売収益金2,000万ウォン、2023年にも「希望ブリッジ全国災害救援協会」と「韓国小児がん財団」に1,000万ウォンずつの合計2,000万ウォン、グッズの総販売収益金約7,500万ウォンに私費約2,500万を足した合計1億ウォンを水害被害者たちに寄付。
2020年から2023年にかけてイ・ヨンジが寄付した金額は、『SHOW ME THE MONEY 11』の優勝賞金の一部を含む総額5億3,640万ウォンにのぼり、数々の善行を通じても若い世代に好感を呼んでいます。
名言製造機
バラエティ番組や、YouTubeコンテンツ、SNSなどを通じて、率直かつ、イ・ヨンジの切り口と解釈で生まれた言葉の数々。
「“片思い”は、他人に持てる私の理性的な感情が、どれだけ大切で美しいものかを悟ることができるもの。成長過程だっただけで、絶対に醜いものではない!」
「人間の不安は、実はかなり矛盾的で自由意志で、調節可能なただの “陽炎” のような感情ではないか」
「 “劣等感” は誰にでもあるけど、これをどういう方向で使うかによって本人の人生がたくさん変わると思います」
言葉を巧みに扱うラッパーであり、彼女だけのキャラクター性と独特なワードセンスが表れ、好感を集める大きな要因のひとつとなっています。