あたらよ – メンバーのプロフィールや経歴、魅力を徹底解説!ティーンを中心に話題沸騰の3人組バンド

あたらよ – メンバーのプロフィールや経歴、魅力を徹底解説!ティーンを中心に話題沸騰の3人組バンド

日常においてちょっと目を背けたくなる、悲しみや怒りの感情、繊細な心の動きに、音楽を通じてそっと寄り添い向き合うきっかけをくれる。

あたらよの生み出す感性豊かな楽曲、エモーショナルな世界観は、若い世代を中心とした多くのリスナーの心を震わせ、共感を呼んでいます。

それに加え、映画やドラマの主題歌、アニメのOPテーマを担当…と各方面で躍進中。初のアジアツアーが決定するなど、海外からの注目も集める期待のバンドをご紹介します。

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あたらよとは?

メンバーによると名前の由来は、万葉集にも出てくる古語、明けてしまうのが惜しいほど美しい夜という意味の「可惜夜(あたらよ)」からきています。そんな夜に聴いてほしい、演奏が終わるのが惜しいと思ってもらえるバンドになりたい、という思いが込められているそうです。

コンセプトは「悲しみを食べて育つバンド」というもので、悲しみの感情を吐き出すような儚く切ないメロディ、痛切でリアルな歌詞が特徴的。

曲の世界観に引き込むボーカル、曲のイメージに合うようこだわり抜かれたバンドサウンド、美しいMVが一体となって、初めて聴いた楽曲でもほろりと泣けてくるほど心に浸透していきます。

楽曲には季節を感じられるものが多いのですが、ファンからはその中でも「夏のイメージが強い」というコメントが多数。

その時々の香りや、時間、場所を鮮明にイメージして感情移入しやすいところも、聴き手を魅了するポイントのひとつではないかと思います。

あたらよの歩み

音楽系の専門学校で出会ったメンバーで、2019年にバンドを結成。

Vo&Gt のひとみがSNSにアップした「10月無口な君を忘れる」という曲の弾き語りを、Dr たなぱい、Gt まーしーが聴いて衝撃を受けたことがきっかけです。

ひとみはそれまで組んだバンドがしっくりこず、シンガーソングライターとしての道を考えていた時期でしたが、彼らの熱い想いが伝わり誘いを承諾。そこにBa たけおも加わります。

MEMO

当時は「ひとみバンド」という名前で活動していたそうです。

メンバーはバンドの原点となった「10月無口な君を忘れる」を磨き上げ、学内オーディションで見事に賞を獲得します。

しかし学校卒業後は、就職による多忙、コロナ期間の影響もあってバンド活動がほぼストップ。ひとみが「10月無口な君を忘れる」のMVを撮りたいと呼びかけたことが、再始動のきっかけとなりました。


MEMO

「10月無口な君を忘れる」の世界観を広げるMVは、映像ディレクター / コンテンツクリエイターのサカグチヤマトが撮影。あたらよの他楽曲にも関わっています。

2020年11月、YouTubeに投稿されたMVが他SNSを含めて大きな反響を呼ぶことになり、翌年3月にデジタルリリースすると、LINE MUSIC、Spotifyなどの各チャートで首位を獲得。現時点でMVの再生数が5000万を突破しており、根強い人気を誇ります。

また本格的な活動開始から1年足らずで、アーティストの一発撮りパフォーマンスでおなじみのYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演。

ここまで想像を上回るほどのスピード感で、曲のストックはなし。方向性も決まっていないというハードな状況でしたが、懸命な制作活動を続け、2021年10月に初のEP「夜明け前」を、翌年3月に1stアルバム「極夜において月は語らず」をリリースします。

そして2022年9月、たなぱいの脱退と、サポートドラマーを迎えての活動を発表。

2023年8月、コンセプトアルバム「季億の箱」がリリースされました。このアルバムには様々な季節の楽曲が収録されていて、季節の中でも特にテーマを絞り、コンセプトありきでの曲作りに挑戦していたそうです。

近年ではタイアップを通して力強く前向きな歌詞を取り入れるなど、活動ごとに新たな試みを取り入れ、デビュー当初のしっとりとした恋愛曲のイメージから広がりを見せてきています。

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