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甘酸っぱさとまぶしさが魅力!青春ドラマ
青春ドラマは、K-POPの世界をそのまま映し出したような芸術専門高校が舞台の『ドリームハイ』をはじめ、『十八の瞬間』『A-TEEN』など若手キャストが揃う、 “演技ドル”たちの演技活動における“登竜門的”ジャンルです。
二十五、二十一
『君は私の春』『ザ・キング:永遠の君主』などを通じて洗練した演出力が認められたチョン・ジヒョン監督と、キム・ウンスク脚本家の補助作家出身で、『恋愛ワードを入力してください~Search WWW~』で感性的でリアリティ溢れる筆力をアピールしたクォン・ドウン脚本家がタッグを組み、韓国で2022年にtvNで放送された『二十五、二十一』。
二十二と十八で出会い、二十五と二十一で恋をしたナ・ヒドとペク・イジンを中心に、5人の未熟な若者たちの純粋で清涼なトキメキと成長、ケミストリー (相手との相性) を描いた“人生ロマンス”です。
若手実力派俳優のキム・テリとナム・ジュヒョク、さらに注目の若手チェ・ヒョヌク、イ・ジュミョンとともに、宇宙少女のボナ (キム・ジヨン名義) が主要キャストを務め、次世代 “演技ドル” に名乗りを挙げる安定感と存在感抜群の演技を披露しました。
“演技ドル” たちも続々挑戦する定番ジャンル!時代劇
『赤い袖先 (原題:袖先赤いクットン)』で『MBC演技大賞』の「最優秀演技賞」、『百想芸術大賞』の「TV部門男性最優秀演技賞」を受賞したイ・ジュノ(2PM)をはじめ、現代劇以上により高い演技力が求められる時代劇は、“演技ドル”たちが相次いで挑戦し、俳優として認められてきた定番ジャンルです。
シュルプ
2022年にtvNで放送された『シュルプ』は、 トラブルメーカーの王子たちのために気品を捨てた王妃が、熾烈な王室教育戦争に飛び込む波乱万丈の宮廷奮闘記を描いた時代劇。
世子(皇太子)の座をかけて競い合う、王妃と側室、それぞれの息子たちである王子役には、2009年に俳優デビューして以降、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち』でも繊細な演技力で存在感を見せたチャニ (SF9)、『PRODUCE 101 season 2』出身のユ・ソンホのほか、2024年5月からKBS『ミュージックバンク』のMCに抜擢されたムン・サンミン、2024年4月からSBS『人気歌謡』のMCを務めるムン・ソンヒョンなど、K-POPファンにお馴染みの若手俳優も出演し、まさに“次世代スターの登竜門”となったヒット作です。
重厚感満載!サスペンス、アクション・スリラー
「歴代最高のサスペンス」との呼び声も高い『秘密の森』のほか、『シグナル』『怪物』『D.P. -脱走兵追跡官-』『イカゲーム』など、サスペンスやアクション・スリラージャンルは、重厚感ある作風と手に汗握る衝撃の展開でイッキ見必至。
韓国ドラマの中でも、マニア層にも人気の高いジャンルです。
ワンダフルワールド
『ボイス2 ~112の奇跡~』を演出したイ・スンヨン監督と、『清潭洞スキャンダル』を手掛けた脚本家のキム・ジウンがタッグを組み、約5年ぶりにドラマ復帰したキム・ナムジュをヒロインに迎えて、2024年にMBCで放送された『ワンダフルワールド』。
幼い息子を失ったヒロインのウン・スヒョン (キム・ナムジュ) が、加害者に自ら復讐しながら傷を癒していく“感性ヒーリング・サスペンススリラー” です。
本作で、善良な顔の裏にミステリアスな雰囲気を隠すクォン・ソンユル役で主演を務めたチャウヌ (ASTRO) は、2016年にウェブドラマ『マイ ロマンチック サム レシピ』で俳優デビュー、2017年『最高の一発〜時空を超えて〜』で地上波TVドラマ進出しました。
『私のIDはカンナム美人』『女神降臨』などのラブコメから、時代劇『新米史官ク・ヘリョン』、さらにファンタジーホラーアクション『アイランド』など、多様なジャンルを行き来して幅広い演技力を見せてきた、K-POP界の“代表演技ドル”のひとり。
2022年の『アイランド』で悪魔祓いの司祭ヨハン役を演じて新境地を開拓したチャウヌが、本作でミステリアスなクォン・ソンユル役を通じて見せた、強烈なイメージチェンジは必見です。
Vagabond/バガボンド
『ミセス・コップ』『浪漫ドクター キム・サブ』などの演出を手掛けてきたユ・インシクPDと、『モンスター ~その愛と復讐~』のチャン・ヨンチョル作家、そしてチョン・ギョンスン脚本家が意気投合し、2019年にSBSで放送された『Vagabond/バガボンド』。
民航旅客機墜落事故に関わったある男が、隠蔽された真実の中から捜し出した巨大な国家不正を暴く過程を描いたアクション・スリラージャンルのドラマで、“2019年下半期最高ヒット作”のひとつです。
圧倒的な好感度で“国民の弟”と呼ばれるイ・スンギとともに主演を務めたスジ (miss A)は、スクリーンデビュー作であり、2012年に韓国で公開された『建築学概論』の大ヒットとともに“国民の初恋”と呼ばれ、演技活動開始以降出演した映画5本、ドラマ9本全てで主演を務める、“演技ドルクイーン”のひとりです。
本作では、イ・スンギと2013年の『九家の書』以来6年振り、2度目の共演を果たし、ふたりの完璧なケミストリーで見せる息のあった演技で、スリリングな展開を作り出しています。