2023年9月、SMエンタテインメントがNCT以来、約7年ぶりに披露する新ボーイズグループ・RIIZEのメンバーとしてデビューしたアントン。
今回は、作曲家ユンサンと元俳優シム・ヘジンの長男として、その親子関係や親譲りのハンサムなルックスで注目を浴びるRIIZEの末っ子メンバー・アントンのプロフィールや魅力を徹底解説します。
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目次
アントンのプロフィール
- 本名:Anton Chanyoung Lee (アントン・チャニョン・リー/앤톤 찬영 리)
- 韓国名:イ・チャニョン (이찬영)
- 生年月日:2004年3月21日
- 出生地:アメリカ・マサチューセッツ州 ボストン
- 出身地:アメリカ・ニュージャージー州 バーゲン郡
- 身長・体重:184cm・65kg
- 血液型:O型
- 家族構成:父 (作曲家 ユンサン)・母 (元俳優 シム・ヘジン)・弟 (2009年生まれ)
- 愛犬:ココ・メイ
- 学歴:Dwight-Englewood School (中退)
高等学校卒業程度認定試験 (合格) - ポジション:ボーカル
- MBTI:INTP (論理学者型)
2023年9月4日、SMエンタテインメントから7人組ボーイズグループ・RIIZEのメンバーとしてデビューしたアントン。
“LOVELYZのパパ”としても知られる有名作曲家・ユンサンと、元俳優シム・ヘジンの長男として知られる、RIIZEの末っ子メンバーです。
アントンの経歴
アントンは、アメリカ・マサチューセッツ州のボストンで生まれ、3歳からニュージャージー州バーゲン郡で育ちました。
ミュージシャン兼作曲家として韓国ではとても有名なユンサンを父に、元俳優のシム・ヘジンを母に持ち、幼い頃からTVに幾度も出演。
その度に、両親によく似たスタイルの良さや、ハンサムなルックスが話題になりました。
アントンが8歳だった2012年から、父のユンサンは韓国で「キロギアッパ (雁のパパ) 」として生活。
アントンは、歌手を目指して渡韓するまで、アメリカで母、弟と3人で暮らしました。
子供に高等教育を受けさせるため、妻子をアメリカやカナダなどに送り、自身は国に残って援助を行う父親のこと。
米・ジュニア全体10位!水泳選手出身
ニュージャージー州バーゲン郡で暮らしていた5歳の時から水泳を学び始め、約10年間にわたり“ジュニア水泳選手”として活動したアントン。
11歳と12歳の時に「ジュニアチャンピオンシップ大会」ニュージャージー州1位に、13歳の時にはアメリカのジュニア全体で10位という記録を残しました。
水泳選手から歌手へ
小学校3年生の時からチェロを習い始め、演奏ボランティアをする学生オーケストラ「Friends with Music」と、学校のオーケストラに所属し、チェリストとしても活動。
ジュニア水泳選手として活躍する一方、チェロの他にもピアノや作曲など、着実に音楽へ関心を見せてきました。
そもそも、いい大学へ進学するために水泳選手として活動してきたアントンは、新型コロナウィルス拡大の影響で突然プールが閉鎖され、泳げなくなったことを起因に、進路を「音楽」に変更することを決意。
進路変更について、お母さんと約1年間揉めたのち、アントンが作曲したトラックを父・ユンサンに送り、自らの才能と決意を表すことで説得しました。
アメリカの学校を自主退学し、韓国でユンサンと約1年間生活。
SMエンタテインメントのオーディションに自ら応募して合格し、2021年下半期頃、RIIZEのメンバーでは6番目に入社しました。
作曲家・ユンサンの息子は、『最愛の子』
前述の通り、アントンはミュージシャン・作曲家としてあまりに有名なユンサンの長男として幼い頃からTVに度々顔を出して、韓国では広く知られてきました。
そして、アントンがRIIZEのメンバーとしてデビューすることが知られると、改めてユンサンとアントン親子が大きな話題に。
さらに、ちょうどRIIZEがデビューした頃、韓国ではマンガ『【最愛の子】 (原題:【推しの子】)』が大きな人気を集めていたことが重なり、ユンサンのファンを中心にSNSなどで「“最愛の子”が実際に存在する」「“最愛の子”がデビューする」と驚きを表わし、“最愛の子”はアントンのニックネームのひとつとなりました。
また、ファンの間ではユンサンについて、「作曲家として名曲を誕生させてきただけでなく、アントンまで生まれさせてくれたので、“韓国歌謡界の『惜しみなく与える木』”」とも称されるなど、次々とニックネームやインターネット・ミームが誕生し、注目度の高さを表しています。
シェル・シルヴァスタイン作の絵本。日本語題は『おおきな木』。
父親譲り?!才能の片鱗を見せる「プロデュース能力」
アントンは、音楽に進路変更を希望した際も、“韓国歌謡界のベートーベン”と呼ばれる名作曲家の父・ユンサンに、自作曲を聴かせて説得したという逸話の持ち主。
作曲の才能は、さらにユンサンが進行したオーディオショー『あなたに音楽』のシグナルソングを制作、作詞家キム・イナのkakaoTalk トークショー『トークでもしようか?』のテーマ曲のビート作業に参加することでも証明してきました。
そして、ユンサンが音楽監督を務めた映画『ニューノーマル (2023年11月韓国公開/2024年8月日本公開)』のサウンドトラックにも参加。
練習生だった当時、ユンサンから打診を受けるや、一晩で作り上げた作品で、ユンサンはもちろん監督をも満足させ、クレジットに名を連ねることになり、デビュー早々、才能の片鱗を見せています。
RIIZE代表 “王子様ビジュアル”
あまりにも有名な作曲家を父に持ち、デビューするずっと以前からバラエティー番組などに出演するたびに、ハンサムなビジュアルで大きな話題を集めてきました。
柔らかくて善良なイメージを与える大きな目と高い鼻、綺麗な白い肌が特徴で、清純で可愛らしい印象を与えるルックスでRIIZEの“ビジュアルメンバー”にも挙げられるアントンは、洗練されたマスクでメンバーをはじめ多くの人から“王子様ビジュアル”と呼ばれています。
反面、184cmの長身とジュニア水泳選手出身らしい鍛えられた筋肉質な体型や逆三角形の広い肩を兼ね備えたフィジカルは、とくに実物を見た人たちから「アイドルというよりもスポーツ選手という感じ」という声が多く寄せられています。