JYPエンターテインメントとソニーミュージックによる日韓合同オーディション・プロジェクト『Nizi Project Season 2』(略称:虹プロ2)から誕生した、NiziU(ニジュー)の弟分グループNEXZ(ネクスジ)。
2024年5月20日にグローバルデビュー、8月21日に日本デビューを果たしたフレッシュなボーイズグループで、日本初ショーケースツアーは全公演ソールドアウト、地上波初の冠バラエティー『NEXZ NOW』の放送決定など、怒涛の勢いで活動の幅を広げています。
メンバーはトモヤ、ユウ、ハル、ソ ゴン、セイタ、ヒュイ、ユウキの7人で、ファンネームは「NEX2Y(ネクスティ)」。
本記事ではNEXZの頼れる長男・ユウのプロフィールや経歴、魅力を深掘りしていきます。
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目次
NEXZ ユウのプロフィールは?
NEXZ "Keep on Moving"
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— NEXZ (@NEXZ_official) August 29, 2024
- 名前:富安悠(とみやすゆう)
- 生年月日:2005年4月27日
- 出身地:日本 福岡県
- 血液型:O型
- MBTI:ESFP(エンターテイナー型)
- 趣味:料理
- 休みの日に起きて1番最初にすること:ケータイを見て虚空に叫ぶ
- 魅力ポイント:肩幅の広さと大きい目、目の下にあるホクロ
- 目の横幅:4cm
- 愛用品:ヘッドフォン
- ペット:猫3匹
- ルームメイト:ソ ゴン、ユウキ
- 担当:グループのお母さん
ユウはNEXZの最年長メンバーで、リーダーのトモヤと同じ福岡出身。
MBTIは、熱意に溢れ精力的で、周囲を退屈させることなく巻き込んでいくのが得意と言われているESFP型です。
ダンス、ボーカルの実力はもちろん、料理や掃除といった私生活の面でも年下メンバーたちを引っ張っていて、何でもできるお母さん的存在として慕われています。
NEXZ ユウの経歴は?
切実な想いを抱えオーディションに再挑戦
【Nizi Project Season 2のオーディション過程】
①日本、韓国、アメリカの3ヵ国11ヶ所で開催の地域予選
②日本合宿
③韓国合宿
地域予選後20名が日本合宿に進み、12名の韓国行きメンバーが決定。そのうち9名がファイナルステージに進出し、7名がNEXZとしてデビューしました。
ユウは虹プロ2の地域予選に、当時16歳、元練習生応募者として登場します。
本人の話によれば、前の事務所ではデビューが叶わず実力不足を感じ、やる気をなくして他の道を考えたこともあったそうです。
それでも自分の夢はアイドル以外に考えられないと、切実な想いを抱えてオーディションに再挑戦。
努力するユウを支えてくれていた家族、特にお母さんの存在が大きく、家族を助けるためにもデビューしなければならないと、アイドルを目指す強い意思を語っていました。
地域予選から課題に直面
地域予選では、J.Y. Park(パク・ジニョン)の前でボーカル審査「キミの声 / JUNHO (From 2PM)」、ダンス審査「神メニュー -Japanese ver.- / Stray Kids」を披露。(動画19:50頃)
ブレイクダンスを習っていた経験からダンスのラインが全く見えない、ボーカルは音程が不安定すぎる、基本ができていない、など序盤から厳しい評価が続く中、J.Y. Parkの目に留まったのは、歌う時、踊る時に自分のキャラクターをそのまま表現しているということでした。
「本人が一生懸命にさえ出来たら、Nizi Project Season 2を通して驚くほど伸びると思います」と今後の成長や活躍を大きく期待され、5泊6日の日本合宿に進むことになります。
【日本合宿でのミッション】
①ダンス・レベルテスト
②ボーカル・レベルテスト
③スター性テスト
④チームミッション(仲間と一緒にステージを披露する)
※姿勢評価も加味して最終順位を決める
各地域から選ばれた参加者たちが集結する日本合宿。
最初のミッション「ダンス・レベルテスト」でユウは、パワフルな振り付け・感情表現の両方が求められる高難易度の「Hellevator / Stray Kids」を力強くパフォーマンスします。(動画9:32頃)
地域予選で指摘されていた部分を修正してJ.Y. Parkから成長を認められますが、ダンス中の力の入れ方、姿勢については課題の残る結果に。
続く「ボーカル・レベルテスト」では魅力的な声質を評価されるも、地域予選で指摘されていた音程の不安定さ、高音に上がる時に声が苦しそうに聞こえる点が大きく変わっていないとのことで、正しい練習の方向性について改めて考えさせられる内容となりました。
自分の特別な部分を表現する「スター性テスト」では、動物好きなところを活かし、ワンちゃんの魅力を発信する「ワンリポ」を準備。(動画12:50頃)
彼の持つ気さくで親しみやすいお兄さんといった雰囲気が伝わる、温かみのあるパフォーマンスで会場を盛り上げました。
チームミッションでJ.Y. Parkも驚くほどの成長を遂げる
日本合宿最後の関門「チームミッション」では、ハルがリーダーのJET BLACKチームで一丸となって、「Without U -Japanese ver.- / 2PM」を披露します。(動画20:45頃)
激しいパフォーマンスと感情表現が求められるのに加え、音程も難しく、メンバー同士の呼吸を合わせるのにも一苦労。
ユウは自分がミスすればチームの評価も下がってしまう状況にプレッシャーを抱えますが、その分精度を高めるために仲間と練習を重ねて、4人がまるで1人のように見える、チームワークが際立ったステージを完成させました。
このステージではユウ個人についても、実力の伸び具合について高い評価を獲得。J.Y. Parkが「最初の姿に比べて信じられない」と感じるレベルの衝撃だったようで、一視聴者としても、チームでのパフォーマンスとなるとこうも雰囲気が変わるものなのかと、ステージの空気感に圧倒されました。
“切実な努力”が実を結んだ韓国編
【韓国合宿でのミッション&ファイナル】
①個人レベルテスト
②チーム対決
③チームバトル(2位と3位のチームから脱落者が出る可能性あり)
④ファイナルステージ
「チーム別曲ミッション」
「共通曲ミッション」
ユウは日本合宿で最終順位8位を獲得して韓国行きが決定。
韓国編最初のミッション「個人レベルテスト」では、グルーヴ感のある「Girls Girls Girls / GOT7」を披露することになります。(動画40:00頃)
ユウはこのステージを通して軽快さや余裕感を自分のものにしなければなりませんでしたが、当時本人的には基礎がまだ不安定で、他の練習生との実力差にもプレッシャーを抱えているという状況。
最初のミッションで上位を狙うために周りの倍以上練習しようと意を決して、時には積極的にアドバイスを求め、体力も鍛え、切実な努力を積み重ねていきました。
コツコツと磨き上げたディテールまで完璧なパフォーマンスには、J.Y. Parkも絶賛。努力が実を結び最高の評価を獲得しました。
踊りだしたくなる明るく軽やかな雰囲気の中に、息をのむようなダイナミックさも感じられて、筆者個人的に何度見返しても飽きることのない伝説級のステージだと感じています。
「個人レベルテスト」で高評価を獲得して強烈なインパクトを残したユウは、次の「チーム対決」でリーダーを担当することに。(動画26:08頃)
Rain Boysチームで3人1組となって「It’s Raining / RAIN」のステージを披露します。
ユウは練習以外の場面でも、得意の手作り料理でメンバーをサポート。パワフルなダンスと余裕感のあるボーカルとのバランスに苦戦しますが、同じチームのハルのリードも加わり、倒れそうになるほどの練習量で統一性を高めて対決に勝利しました。
さらにファイナルを目前に控えた「チームバトル」でも、ハルがリーダーのHeart Hunterチームで確かな実力を発揮。(動画31:08頃)
統一性、表現力、演技力までも優れたプロのアイドルさながらのステージで、またしても最高評価を獲得します。
最終個人順位5位でデビューメンバーに選ばれる
2回にわたって対決する「ファイナルステージ」では、前向きなフィードバックがある中で新たな課題も浮き彫りに。
本人いわく「100%デビューできるとは言い切れない」状況にハラハラとしましたが、結果、最終個人順位5位を獲得しNEXZとしてデビューが確定しました。
最終デビューメンバーに名前を呼ばれた後も、真面目で謙虚な姿勢を貫いていたところが印象的で、オーディションを通して関わった人たちへの感謝の気持ちを大切にする姿にじんわり胸が温かくなりました。