2024年4月1日にデビューしたBABYMONSTERは、BIGBANGや2NE1、BLACKPINKらを輩
出したYGエンターテインメントに所属しています。BLACKPINKのデビュー以降、約7年ぶりに誕生するガールズグループということもあり、世界中から注目が集まっていました。
今回はBABYMONSTERのタイ人メンバー、ファリタを紹介します。彼女がデビューリアリティ番組「Last Evaluation」に参加することが発表されるや否やそのビジュアルが話題となり、透明感のある歌声や彼女の人柄も高く評価されました。
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目次
ファリタのプロフィール
- 本名:ภริตา บุญภักดีทวียศ(パリタ・ブンパクディータウィヨット)
- 生年月日:2005年8月26日
- 出身地:タイ バンコク
- 血液型:A型
- 家族構成:両親
- MBTI:INTP
ファリタはタイ出身のメンバーで、2020年に開催されたYGエンターテインメントのグローバルオーディションに参加。見事合格を掴み取り練習生となりました。彼女が参加したオーディションは1,226人もの応募者がいたそうですが、ファリタが唯一の合格者となっています。
韓国では「F」の発音がないため「パリタ」と言われています。
また、タイではインターナショナルスクールに通っていたそうで、タイ語の他に英語と韓国語が話せるトリリンガル。グローバルな活躍が期待されているBABYMONSTERにとって、ファリタの存在は心強いものとなるでしょう。
YGエンターテインメントの創業者であるヤン・ヒョンソクは、ファリタについて「毎日毎日、明日が楽しみな子」と話しています。その言葉通り、ファリタはデビューリアリティ番組「Last Evaluation」を通して驚くほどの成長を遂げました。
また、BABYMONSTERではリードボーカルを務めており、伸びのあるパワフルな歌声がトレーナーからも大きく評価されています。さらにディズニープリンセスのような清楚なビジュアルとのギャップにハマるファンが続出するなど、常に新しい表情を見せてくれるメンバーです。
ファリタの経歴
ファリタは子供の頃から歌やダンスが大好きで、タイに住んでいたときにはモデルの経験もありました。さらにタイのアイドル発掘プログラム番組にも参加者として紹介されていましたが、YGエンターテインメントのグローバルオーディションを受けるために、韓国へ渡ることを決意したのです。
見事オーディションで合格を掴み取ったファリタでしたが、星の数ほどアイドルグループが存在するK-POP業界でデビューするのは簡単なことではありませんでした。特にYGエンターテインメントといえば、これまで多くの有名アーティストがデビューしてきた事務所。
しかし、ファリタは決して諦めることなく約3年を練習生として過ごしてきました。10年近く練習生として活動してきたアイドルもいる中、3年という期間は決して長いものではありません。
ただ、家族に頼ることもできない異国の地での3年だと考えると、ファリタがどれほど頑張ってきたかが窺えます。その努力が実り、彼女は最終順位5位でBABYMONSTERのメンバーに選ばれました。
練習生時代の辛かった経験は、きっと今後のファリタの活動を支える糧となるでしょう。
「Last Evaluation」でのファリタ
デビューリアリティ番組「Last Evaluation」で、ファリタは多くのことを経験し、トレーナーも驚くほどの成長を遂げました。特にボーカルに関してはBABYMONSTER全員がメインボーカル級だと表現される中でも霞むことなく輝いています。
ここでは、ファリタが「Last Evaluation」で見せた姿をピックアップして紹介。彼女がBABYMONSTERの一員となるまでの道のりをご覧ください!
ボーカルミッション
BLACKPINKのロゼが歌う「Gone」を、ルカやアヒョンと共にステージで表現することが最初のミッションです。ファリタはトレーナーから歌唱力を期待されていたこともあり、熱心に練習を繰り返しました。
しかし、その練習が逆効果になってしまったのか、ファリタは喉に違和感を感じるように…。ボーカルチェックでも思ったような力を出せず、トレーナーからアヒョンとパートを交換することを提案されたのです。
アヒョンに負担をかけて申し訳ないという気持ちと、自分自身の不甲斐なさにショックを受けたファリタ。その気持ちがパフォーマンスに反映してしまわないか不安な部分もありました。
そんなファリタを助けたのが、アドバイスを送るためにスタジオを訪問したBLACKPINKのジェニーです。練習生たちの歌声を聞いて、ジェニーは「すごくきれいに上手に歌えていると思う」とファリタに評価を送り、一番印象に残った練習生だったと告げたのです。
その言葉がファリタの自信に繋がり、本番のステージではトレーナーからもファリタの声や表情が印象的だったという意見が聞かれ、彼女は笑顔でミッションを終えることができました。
BLACKPINKミッション
このミッションではBLACKPINKの楽曲「Don’t Know What To Do」を7人編成で再構築。女性らしさを出しながらもパワフルな部分は力強くと、メリハリが求められる楽曲になっており、練習中には数々の指摘を受けました。
また、ファリタのロールモデルであるBLACKPINKのリサが直接アドバイスを送る場面も見られ、憧れの人を前にして練習生たちは一層力が入ります。何度も動線を確認する作業が行われ、少しずつパフォーマンスを完成していきました。
本番当日、練習生たちを評価するために多くの先輩アーティストたちが集まり、彼女たちのパフォーマンスを審査。「デビューした本物のプログループのようだ」と賞賛を送るアーティストもおり、緊張がほぐれたからか泣き出す練習生の姿も見られました。
また、このミッションではファリタを1位に挙げるトレーナーも現れ「確信に満ちている」「動きなど何もかもが以前よりぐっとレベルアップしている」と、彼女の堂々としたパフォーマンスを評価しています。
ソロ曲ミッション
このミッションでは、自分で課題曲を選曲してステージを披露しなければなりません。自分のイメージや声に合った曲を選曲できるか、1度のステージで自身の魅力を発揮できるかがポイントになってきます。
本番前には、ヤン・ヒョンソクがブラインドテストを行いました。このテストは顔やイメージを思い浮かべないで、耳だけでメンバーたちの声を聞くというものです。そのテストでファリタは1位を獲得、この評価はファリタの大きな自信になったのではないでしょうか。
本番のステージでもヤン・ヒョンソクから「ファリタの声を聞くと心が落ち着きます」という嬉しい言葉をもらっています。