Mnetの日中韓大型ガールズグループオーディション番組『GirlsPlanet999:少女祭典』(ガルプラ)で、最終メンバーに選ばれた9人で構成されているKep1er(ケプラー)。
言語も文化も異なる参加者同士で協力して、厳しい審査やミッションを経験しながら努力を重ねてきたメンバーたちは、皆確かな実力とスター性を持ち合わせています。
また、デビュー間もなく音楽チャートで好成績を記録し、アルバム販売量も初動20万枚を突破。
”怪物新人”などと称され注目が集まっています。
今回は、そんな彼女たちの多彩な魅力が詰まったデビューミニアルバム、『FIRST IMPACT』について詳しくご紹介いたします!
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目次
『FIRST IMPACT』ってどんなアルバム?
Kep1er The 1st Mini Album 'FIRST IMPACT'
Album Digital Cover
TITLE TRACK 「WA DA DA」
2022.1.3(MON) 6PM(KST) #Kep1er #케플러 #WADADA #FIRST_IMPACT#케플러가_너에게로_WADADA pic.twitter.com/MNAtqGig1A— Kep1er (@official_kep1er) January 2, 2022
『FIRST IMPACT』は、Kep1erのデビュー日と同じ、2022年1月3日にリリースされた初のミニアルバム。
彼女たちのキュートさやクールさなど、多様な魅力を堪能できるアルバムで、全6曲が収録されています。
そのうちの3曲は、オーディションのシグナルソング(番組のテーマ曲)をはじめ、オーディション時から公開されている楽曲ですが、同アルバムには(Kep1er ver.)として収録されていますので、聴き比べてみるのもおすすめです!
オーディション当時の”夢を追いかける過程”と、デビュー後の”希望や夢”を感じられる、はつらつとしたエネルギー溢れるアルバムとなっていますよ。
アルバムのタイトルである”FIRST IMPACT”とは、そのまま訳すと”最初の衝撃”という意味になりますが、物理・心理・社会的に大きな衝撃を与えた、最初の出来事と言う意味もあります。
また、Kep1erの世界観には、夢を叶えるために冒険に出た少女たちが住む惑星に”少女たちの夢”と”ファンの愛”という2つの太陽が存在していて、この2つの太陽を原動力に旅立つ。その2つが重なることで”Kep1er”になる、というものがあります。
Kep1erとKep1ian(ケプリアン:ファン名)との最初の出会いや、初めて2つの太陽が重なる瞬間、というメッセージが読み取れて、その世界観にも魅力を感じます。
ガルプラでは”ガールズプラネット”(地域を超えた仮想世界・少女の惑星)の中で1つになる少女たちが描かれていましたが、オーディションから続く宇宙的なコンセプトも特徴的で、アルバムタイトル曲の『WA DA DA』のMVでは、メンバーが不思議な力を使う場面もありますので、ぜひ注目してみてください。
『FIRST IMPACT』の収録曲をご紹介!
続いて『FIRST IMPACT』の収録曲、全6曲を、アルバムに収録されている順番にご紹介いたします!
1つのアルバムの中にさまざまな要素が感じられて、それを個性豊かなメンバーたちが自分たちの色で表現しているところがとても魅力的です。
収録曲のステージパフォーマンスも圧巻で、メンバーたちの多才多能な魅力や明るいエネルギーを感じられますよ。
See The Light
『FIRST IMPACT』の導入曲で、Kep1erの夢の始まりを感じさせる楽曲。
作詞・作曲・編曲は、韓国の作曲家で、MAMAMOOやBTOB、AOA、チョンハなど名だたる有名アーテイストの楽曲を手掛け、”ヒットメーカー”と称されているパク・ウサンさんが担当しています。
楽曲冒頭の語り掛けるようなフレーズや、メンバーたちのラップも特徴的で、4つ打ちのリズムが心地よいエレクトロニックなナンバー。
一瞬で心を掴まれ、Kep1erの世界観に引き込まれますよ。
WA DA DA
『FIRST IMPACT』のタイトル曲で、1つの楽曲の中にパワフルさや可愛さ、ガールクラッシュな力強さなどさまざまな要素が詰まっています。
楽曲のタイトルであり、曲中に何度も登場する”WA DA DA”というフレーズが話題になり、ファンから「WA DA DAっていったいどういう意味なんだ…?」という声も多く寄せられました。
”WA DA DA”には、グローバルグループを目指すメンバーたちの意気込みや、ファンのもとへWA DA DA(ワダダ)と駆けつけるという意味が込められていて、”WA DA DA”に繋がる歌詞が”Kep1 going”(Kep1erとKeepの組み合わせ)になっているので、レコーディング時は発音するのが難しかったそうです。
ワ・ダ・ダの言葉に合わせて手をくしゃっと動かす振り付けもポイントで、他にもたくさん真似したくなるポイントダンスが盛り込まれています。
楽曲のサウンドにも中毒性があるので、何度も再生するうちに自然と虜になっているというファンも多いです。
メンバーのダヨン・マシロ・シャオティンの3人が前に出てくるパートの振り付けには、Kep1erの世界観である”2つの太陽”の意味が込められているそう。
彼女たちいわく、振り付けのタイミングを合わせるのが大変なのだそうですが、しっかりと息を合わせて2つの丸を作っているところにも注目です。
楽曲の制作には、IZ*ONEやSEVENTEENなどの楽曲を手掛けている作曲家チーム、PRISM FILTERなどが携わっていて、『WA DA DA』は音楽番組で続けて3冠を達成。
ガールズグループ史上最短で地上波音楽番組で1位を獲得したことも話題となりました。
MVSK
明るくエネルギー溢れる他楽曲の雰囲気とは一転、メンバーたちのカリスマ性やゴージャスな雰囲気、洗練されたパフォーマンスも印象的な『MVSK』(マスク)。
公開後大きな反響があり、メンバーたちのヘアスタイルや、パンツをスラリと履きこなす姿など、スタイリングにも注目が集まっています。
楽曲の作詞・作曲・編曲は、KARAやTWICEなど他ガールズグループの楽曲提供にも数多く携わっているe.oneのチョン・ホヒョンさん。
IZ*ONEの『Sequence』という楽曲に雰囲気が似ている!という声も多いのですが、『Sequence』についてもチョン・ホヒョンさんが制作に携わっています。
振り付けを担当したのは、ガルプラでダンスマスターを務めていたチャン・ジュヒさんとペク・グヨンさんで、「ダンスマスターをしていたから、9人の特徴をよく把握して考えられている振り付けだ」という声も寄せられています。
途中でメンバーたちが体をグッと反る振り付けなど、しなやかな動きや息のぴったりと合ったパフォーマンスが魅力的で、目線や仕草もポイントです。
楽曲には、マスクに隠された本来の自分をあらわすという意味があり、楽曲タイトルの”MVSK”は、”A”を反対にして”V”で表現しています。
Shine (Kep1er ver.)
ガルプラファイナルの、『コンプリーションミッション』で公開された、オリジナル曲『Shine』。
アルバムには(Kep1er ver.)として収録されていて、天使系、可愛い系のキラキラしたアップテンポな楽曲です。
オーディション番組のファイナルにぴったりの華やかさがあり、”皆で1つになり、輝こう!”というメッセージが伝わってきますよ。
楽曲の雰囲気にぴったりの、ピンクやホワイトを基調としたふわふわ系ファッションやメイクも可愛いです。
ちなみにガルプラでは、ファイナルに進んだメンバー18名が、9名ずつ2チームに分かれて、ブラックとホワイトの衣装でステージパフォーマンスを行いました。
オーディション時の総勢18名でのパフォーマンスも圧巻なので、こちらもあわせてぜひご覧ください。
オーディション時のパフォーマンスは可愛らしさの中に迫力がある印象で、Kep1erバージョンではよりふんわりとした爽やかな印象に感じます。
可愛いだけでなく、歌詞が深いことも話題になっていて、夢を追い続け、頑張る彼女たちの想いと、オーディションを見守り続け、サポートするファンへの想い、どちらにも感じ取れる内容となっていますよ。
また、1番はファイナルまでの道のり、2番はデビューするこれからの道のりを歌っているようにも思えます。
Another Dream (Kep1er ver.)
『Another Dream』は、ガルプラの『コンプリーションミッション』にて全員揃って披露されたバラード曲で、こちらはオーディション時の映像です。
デビューを目指すライバルでもあり、大切な仲間でもある皆と一緒に、つまづいても転んでも、一緒に乗り越えてきた経験や、これまでの努力、悔しさや喜び。
大切な経験や思い出を忘れないというメッセージが伝わり、デビューを目前にして、遂にオーディションが終わるんだ…という寂しさも感じる美しいバラード曲です。
楽曲を聴いているとガルプラ最終回を思い出して、「何回聴いても泣ける神曲」という声も多いです。
O.O.O (Over&Over&Over) (Kep1er Ver.)
ガルプラのシグナルソングで、”夢を追う少女たちの輝き”が詰まった楽曲です。
楽曲のタイトルになっている”O”の文字に合わせて、手で丸を作るところもポイント。
アルバムのタイトル曲『WA DA DA』にも、共通する要素が感じられます。
また、楽曲のキリングパート、「パロナヤ!」(日本語で”それは私”という意味)というフレーズも話題に。
同キリングパートでソロでカメラに抜かれて注目を集める少女たちは、”パロナヤガール”と称されました。
楽曲を手掛けたのは、e.oneのチョン・ホヨンさんと、MonoTreeというプロデューサー・作曲家集団のファン・ヒョンさんで、MonoTreeは、Red Velvetや東方神起、SHINeeなどの有名アーティストの楽曲制作に携わっています。
ガルプラでは、『O.O.Oミッション』で3チームに分かれてパフォーマンスを披露しましたが、マスターたちにチェックしてもらう中間発表で、パフォーマンスを見ていたマスター陣が感動し、ボーカルマスターが涙を流していたシーンも印象的でした。
まとめ
デビューアルバムの初動記録の更新、史上最短で地上波音楽番組で1位を獲得、チャートでグローバルに好成績を獲得するなど、世界中が注目するスーパールーキー、怪物新人として勢いを増しているKep1er。
9人9色の個性溢れる魅力があり、太陽のように明るくて温かい人柄も魅力的です。
これからもさまざまなジャンルの楽曲やパフォーマンスを通して、Kep1erだけのエネルギッシュな姿をたくさん見たいですし、全力で応援していきたいですね!
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