日本人なら誰でも知っている昔話「桃太郎」の舞台となった岡山県。
作中に登場するきびだんごも岡山の名産です。
最近では”ハレ”ウッドとしても有名ですね。
晴れが多い岡山では映画・ドラマの撮影が活発に行われるためハリウッドを文字ってそう呼ばれるみたいです。
今回はそんな岡山県から生まれた日本人アーティストをご紹介していきます。
目次
岡山県出身のアーティスト
稲葉浩志(B’z)
大人気ロックユニット「B’z」のボーカルを務める稲葉浩志さんは、岡山県津山市の出身。
実は「いなばこうし」という読み方は芸名で、本名は「いなばひろし」と読むらしいです。
高校卒業後、横浜国立大学の教育学部に進学した稲葉さん。
当時教育実習中に髪を伸ばしていたところ、実習先の中学の校長先生から髪を切って欲しいと頼まれたそうですが、「1ミリも切りません」と返して実習を辞めてしまったといいます。
大学の卒業式では稲葉さんだけ、革ジャンとジーンズだけで登校したらしいです。結局式には不参加だったそうですが、なかなか稲葉さんらしいエピソードですね。
2019年にオリコンが主催した「男性が選ぶ、なりたい顔ランキング」では芸能人全体の中で1位に選ばれました。
さらに「男性が選ぶ理想のボディランキング」では2位に選ばれるなど、顔もスタイルも抜群に優れている稲葉さん。男の憧れですね。
B’zの代表曲といえば真っ先に「ultra soul」が浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
サビの最後に出てくる「ウルトラソウル!」という掛け声が、テンションをぶち上げてくれる最高の一曲です。
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葛城ユキ
画像は公式サイトより(https://powerstation578.wixsite.com/yuki-katsuragi)
続いてご紹介するのは葛城ユキさん。岡山県の川上郡川上町出身です。
本名は田中小夜子さん
高校時代はバレーボールのアタッカーとして、国体にも出場するほどの運動神経の持ち主だったという葛城ユキさん。
その実力を買われ、実業団から声がかかり倉敷紡績に入社しました。
しかしそこで任されたポジションはアタッカーではなく、セッターだったのです。
そこで彼女は「アタッカーとして中心にいないと嫌だ」という理由で、入社して1ヶ月で退社したそうです。かなり思い切った性格ですね。
もともとは音楽をやりたいという夢があったらしく、退社した後は音楽スクールに通い、歌手活動を始めました。
そんな彼女の代表曲は1983年にリリースした「ボヘミアン」です。
もともと大友裕子さんのシングルだったこの曲を葛城ユキさんがカバーしたところ、それが大ヒットし彼女の代表曲になりました。
彼女の力強く迫力のある歌声は、この曲を歌うのに最もふさわしい声だと言えるでしょう。
甲本ヒロト
甲本ヒロトさんは、岡山県岡山市出身のロックミュージシャンです。
音楽活動を始め、1982年にロックバンド「ラウンド・アバウト」に加入したのですが2年で解散してしまいました。
その後「THE COSTS」というバンドを結成しましたがまたもや2年ほどで解散してしまいます。
三度目の正直で、真島昌利さんと「THE BLUE HEARTS」を結成し、1987年に「リンダリンダ」という曲でメジャーデビューしました。
すると「リンダリンダ」は瞬く間に大ヒットし、THE BLUE HEARTSを代表する一曲となりました。今でもよく耳にする名曲ですね。
しかし大成功を収めたTHE BLUE HEARTSも1995年に解散してしまいます。
再び真島さんを含むメンバーでTHE HIGH-LOWSを結成しましたが、2005年活動休止。
現在は「ザ・クロマニヨンズ」で活動している甲本ヒロトさん。何度も解散を繰り返しながらも音楽活動を続ける彼をこれからも応援していきたいです。
荒牧陽子
荒牧陽子さんは、岡山県岡山市出身の歌手・ものまねシンガーとして活動しています。
元々は、シンガーソングライターとして活動していたのですが、オーディションになかなか受からず、その間はカラオケのガイドボーカルの仕事をして生計を立てていました。
すると、ガイドボーカルの声があまりにも本物そっくりだとネット上で話題になり、テレビ番組「スタードラフト会議」に出演しました。それをきっかけに、ものまねシンガーとしてブレイクすることとなったのです。
ポップス・ロック・演歌・洋楽・ジャズなどあらゆるジャンルの歌を歌うことができるという荒牧さん。
ものまねのレパートリーも豊富で、わずか一年の間にレパートリーをなんと50個以上も増やしたといいます。その一つ一つが高クオリティで本人そっくりだったので驚きです。
当時、青木隆治さんがものまねシンガーとしてブレイクしていたため「女・青木隆治」と紹介され話題になりました。
鼠先輩
岡山県の赤磐市で生まれた鼠先輩。本名は杉村佳広さんというらしいです。
ムード歌謡歌手でありながらも、パンチパーマでヤクザ風のスーツにサングラスというインパクトある見た目。
それに加え「鼠先輩」という変わった名前をしていますから、一発で印象に残ってしまいます。
そんな彼が、なぜ鼠先輩という珍しい芸名になったのか気になりますよね。
彼がかつて中華料理屋で働いていた際に、彼の何事も空回りしてしまう姿がハツカネズミを連想させたため、先輩から「ネズミ」と呼ばれていたそうです。
そして後輩からは「ネズミ先輩」と呼ばれていたらしいのですが、それが印象に残っていたためにそのまま「鼠先輩」という芸名にしたそうです。
そんな彼の代表曲は2008年にリリースした「六本木〜GIROPPON〜」という一曲です。
怖そうな見た目とは裏腹にMVではお茶目な動きをしながら歌っており、独特のメロディーも相まってクセになってしまいます。ぜひ一度聴いてみてください。
田中勝己
田中勝己さんは、岡山県笠岡市出身の作曲家で、主に人気ゲームのBGMなどを作曲している方です。
様々なゲーム音楽を作曲していて、「電人アレスタ」というシューティングゲームではアメリカのゲーム雑誌で最優秀音楽賞を受賞しました。
特に「ぷよぷよDX」「ぷよぷよSUN DX」「ぷよマン」など、ぷよぷよシリーズを通して数多くの曲を制作しています。
アーティストとしても「灼熱のファイヤーダンス」「ずっと/そばに/いるよ」などのシングルを発売しています。これらはぷよぷよのCMソングとして制作されました。
ぷよぷよシリーズをプレイしたことがあるという方は、聴くとすごく懐かしい気分になるのではないでしょうか。
BOSE(スチャダラパー)
BOSE(MCボーズ)さんは岡山県の勝田郡勝央町出身のラッパーです。
彼はHIP HOPグループ「スチャダラパー」のメンバーとして活動しています。
なんとスチャダラパーのメンバーであるANIさん(兄)と SINCOさん(弟)は実の兄弟なのです。
また、元メンバーである亀井さん(兄)とBOSEさん(弟)も実の兄弟であり、スチャダラパーは2組の兄弟たちで結成されたHIP HOPグループなのです。
本メンバーの亀井さんはグループを脱退して、今は絵描きとして活動しているそうです。
グループとしては、1994年に小沢健二さんと共演した「今夜はブギー・バック」が50万枚を超える大ヒットを記録し、ヒップホップというものを世間に広めるきっかけとなりました。
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藤井 風(ふじい かぜ)
2019年にデビューした藤井 風(ふじい かぜ)さんは岡山県浅口郡里庄町出身のシンガーソングライターです。
YouTube投稿したカバー曲の動画が注目を浴びたことで頭角を現した藤井さんは、音源をリリースする前にもかかわらず大規模ホール公演をソールドアウトさせてしまうという偉業を成し遂げ、音楽業界内で驚異の新人として話題になりました。
音楽の才能だけではなく、長身&イケメンと容姿にも恵まれており、これからの活躍がもっとも期待されるアーティストのひとりです。
2020年5月には待望のファーストアルバム『HELP EVER HURT NEVER』のリリースが予定されています。
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おわりに
いかがだったでしょうか。
岡山県では様々な分野の有名アーティストが誕生していますね。
今回ご紹介した中で気になるアーティストもいたのではないでしょうか。
それでは今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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