ボカロP・コラボ楽曲 【楽曲解説】ボカロP同士が生み出す化学反応! 珠玉の10曲を徹底解説

ボカロP・コラボ楽曲 【楽曲解説】ボカロP同士が生み出す化学反応! 珠玉の10曲を徹底解説

2022年4月、ボカロP ぬゆりのソロプロジェクト・Lanndoが、同じくボカロ音楽出身のアーティスト・須田景凪とコラボした楽曲のMVをあげた事が話題となったボカロ界隈。

さらにその数日前にはナユタン星人総勢24人のボカロP・絵師とコラボしたアレンジメドレーをあげた事で、ボカロファンをわかせました。
昨年もボカロP同士がコラボした楽曲を収録したアルバムが発売されたりと、近年じわじわとボカロP同士のコラボ楽曲が増えてきた印象を受けます。

そこで今回は、そのようなボカロP同士のコラボ楽曲に注目してみました!

ぜひ聴いてほしいコラボ楽曲全10曲を紹介・解説してします

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ボカロPのコラボ楽曲おすすめ10選

Gimme×Gimme / 八王子P × Giga

ボカロP 八王子PGigaによるコラボ楽曲。なお彼らのコラボ楽曲ではありますが、作詞担当として八王子Pの妹である作詞家のq*Leftも参加しています。
公開日は2019年10月26日。八王子Pのミニアルバム「GRAPHIX」の収録曲として制作された、初音ミクと鏡音リンのデュエットソングです。

圧倒的な音圧を持ったテクノソングを作る事に定評がある八王子Pと、ゲームBGMなどのアレンジやミックスを手がけてもいるGiga。
本作は、そんな2人の作曲・編曲家としてのセンスが最大に活かされたテクノソングとなっています。

シンセサイザー等の電子音がふんだんに使われた、お洒落な旋律。
ゆったりとしたテンポでありながら非常にノリのよい楽曲にも仕上がっており、ダンスミュージックとして高いクオリティを持った1作となっています。

ニコニコ動画での再生回数は200万を超えており、YouTubeでの再生回数も2000万回を超えています。
驚異の人気を誇るコラボ楽曲です。

サクラノタトゥー / ピノキオピー × 一二三(ひふみ)

ボカロP ピノキオピー一二三によるコラボ楽曲。初音ミクと音街ウナのデュエットソングでもあります。公開日は2021年10月15日です。

本作はコンピレーションアルバム「キメラ」の収録曲として制作されました。
この「キメラ」は総勢12名のボカロPがあみだくじで決まった組み合わせで楽曲を制作するという、とんでも企画で制作されたアルバムです。ピノキオピーと一二三も、例に漏れずあみだくじで決まった組み合わせとなっています。

ピノキオピーらしい皮肉と、独特な言葉遊びで満ちた歌詞と和風ロックを得意とする一二三らしさを感じる旋律が魅力的な本作。
2人の得意が活きた正に「コラボ」と呼ぶに相応しい作りの楽曲です。

なお、本作のギターは一二三が担当しているとの事。サビでもバックコーラスをピノキオピーが担当しています。
ボカロP本人の演奏・歌唱にも注目のコラボ曲です!

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ゴージャスビッグ対談 / ピノキオピー × 鬱P

ボカロP ピノキオピー鬱Pによるコラボ楽曲。
歌唱担当ボカロは初音ミク。公開日は2014年2月7日です。

公開当時の人気ボカロP達による「夢の共作」をテーマにしたコンピレーションアルバム「MIKU-MIXTURE」への収録曲として制作されました。

大御所Pともいえる2人の有名ボカロPによるコラボ楽曲
ラウドロックを得意とする鬱Pの作風が活きた荒々しい曲調に、「対談」をモチーフに作られた、ピノキオピーならではの辛辣な価値観がふんだんに詰め込まれた歌詞がとても印象的な1作となっています。
ピノキオピーのイラストと実写映像を合わせて作ったMVも独特で面白いと評判です。

なお、本作にはピノキオピーが調声した初音ミクと鬱Pが調声した初音ミク、2パターンが使用されています。
それぞれに異なった声のミクとなっていますので、ぜひ聴き比べてみてください!

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