まふまふ – 【紅白出場決定】スター歌い手の提供曲・タイアップ曲10選を徹底解説

まふまふ – 【紅白出場決定】スター歌い手の提供曲・タイアップ曲10選を徹底解説

2021年11月19日、紅白歌合戦への初出場が決まった事で話題となった、ネット発のアーティスト・まふまふ

歌手として、一体どのような活動を行っている人物なのか、きっと多くの人々が注目している事でしょう。

ですが、実は歌手だけではなく、作曲作詞家としても活躍する音楽家でもある事をご存知でしょうか!

ゲームアニメCM、さらには誰もが名を聞いた事がある筈のあのアーティストにまで、「音楽の何でも屋」として様々な楽曲提供を行っているのです!

そこで今回は、まふまふがこれまでに作り上げた「提供曲」の中からおすすめのものを10曲紹介していこうと思います。

まふまふの「作曲作詞家」としての面に、大注目した楽曲まとめ記事です!

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まふまふとは

まふまふの音楽活動が開始されたのは、2010年頃。
「歌ってみた」と呼ばれる動画配信を行う「歌い手」としてデビューしました。

驚異のハイトーンとその真逆を行く低音ボイスという、驚きの高低差を持つ歌声で多くの人々を虜にし、デビュー早々から注目を浴びる存在に。2021年11月現在は、ネット音楽のトップに君臨する人気を誇るアーティストとなっています。

また歌い手としての活動だけではなく、オリジナル曲を歌うソロの歌手として、さらには同じく歌い手の1人であった・そらると組んだユニット「After the rain」のメンバーとしても多くの活動を行っています。

楽曲の提供を始めたのは2013年頃
歌い手活動の中で出会った歌い手達を中心にアルバム等への楽曲提供を行っていくようになります

2014年頃からは、次第にゲームやアニメへの楽曲提供も行っていくようになり、まふまふの作曲作詞家としての活動がさらに活発化
その幅広い活動内容から「音楽の何でも屋」という肩書がつけられるように、歌手としてだけではなく、作曲作詞家としても名を馳せていくようになったのです。

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まふまふの提供曲10曲を紹介!

エフピーエス / そらまふうらさか

ゲーム「荒野行動」の1周年記念コラボソングとして、制作・提供された楽曲。

歌唱を担当しているのは、歌い手グループ・そらまふうらさか
まふまふを含む、4人の男性歌い手のグループです。

ゲームが大好きな歌い手達で構成されたグループでもあり、本作はそんな彼らが「荒野行動」のような、バトルロワイヤル系のゲームで遊ぶ姿を歌った1曲となっています。

疾走感溢れるハードロック調の楽曲となっており、メロディーの中にはゲームをイメージしたと思われる8bit音銃撃音のようなSE音なども多く取り入れられ、臨場感溢れる1作に仕上げられています。

歌詞の内容もライトな言葉並びでありながらチームでバトルロワイヤルに挑むそらまふうらさかの姿がありありと目に浮かぶ緻密性があり、まふまふの高い作詞センスが伝わってくるものとなっています。

さらに、歌詞の合間合間には、そらまふうらさかのメンバーが考えた寸劇が挟まれており、これにより一層情景を想像しやすい1曲に完成しています!

笑いあり、手に汗握る展開あり!
まふまふ、ひいてはそらまふうらさかのゲーム愛を感じられる楽曲です!

アルターエゴ / まふまふ

大人気スマホアプリゲーム「IdentityV 第五人格」(通称:第五人格)の2周年アニバーサリーソングとして制作・提供された楽曲。
本作の歌唱は、まふまふ自身が担当しています。

楽曲が提供された「第五人格」は、敵を追う側のハンターか、それとも逃げる側であるサバイバーかを選択して遊ぶ、4vs1の非対称型マルチプレイゲームです。
緊迫感あるゲームシステムに加え、オカルトチックな世界観が人気を博し、2021年11月現在も多くの人がプレイする大人気アプリゲームとなっています。

まふまふ曰く、本作を制作するにあたり「疾走感のある曲調で作ってほしい」という依頼を受けた事が明かされています。

その結果、本作は掟破りの疾走感を持つ超ハイテンポソングとして完成!

特に始終ハイテンポで細かい音を紡ぎ続けるピアノの旋律は、ファンの間でも話題でもピアノ奏者泣かせとして話題に挙げられる事が多く、果たしてライブで演奏する事はできるのかと危ぶまれる程の仕上がりを見せています。

また歌詞の中には「第五人格」のゲームシステム世界観を連想させる歌詞が多く盛り込まれており、本作が「第五人格」の為の楽曲である事が深く伝わってくる内容になっています。

第五人格の世界観を見事に表現しきった、疾走感の溢れるダークソングです!

それを愛と呼ぶだけ / まふまふ

NTTドコモのドコモの学割キャンペーンソングとして制作・提供された楽曲。
同キャンペーンにて制作された、Web動画「カンナとミナミの卒業」のテーマ曲として使用された楽曲となっています。

ピアノの旋律に合わせて始まる、静かな出だし。後半に行けば行くほど激しい盛り上がりを見せていく楽曲構成は、近づく「卒業」というワードに心揺さぶられるカンナとミナミ、2人の少女の繊細な心情を緻密に描き出したかのような印象があります。

それでいて、スッと静かに波が引くように音が消える終わりは、「卒業」というワードが持つあっけない終わりの時、後に残る空虚感を演出しているようにも思えます。

美しくも儚い卒業ソングだといえるでしょう。

最終宣告 / まふまふ

「専門学校HAL」の2020年度のCMソングとして制作・提供された楽曲。

本作はまふまふ曰く、「若い方ほど刹那的に生きがちかと思います。本心と向き合い、たった一度きりの人生を謳歌して欲しい」という自身の想いを込めた楽曲であるとのこと。

このような、「人生」や「生き方」といったものに対する想いを込めたまふまふの楽曲は、これまでにも数多く発表されてきています。
ライブや動画配信などでも、これらの楽曲内容に通ずる発言を本人が行う事もあり、この「想い」が彼の音楽活動を支える大事なものとなっている事が伺い知れます。

そんなまふまふの大事な想いが深く詰め込まれた本作。
パワフルかつエネルギッシュな疾走感溢れる旋律に載せて鳴り響く、まふまふのハイトーンの勢いには、圧倒される事間違いなし!
楽曲に込めたという想いを聴く者に全力でぶつけるかのように力強く叫び歌うまふまふの声に心揺さぶられる1作となっています。

まふまふの音楽活動の根底にあるものを感じられる提供曲です!

禁忌と月明かり / 工藤静香

女性アーティスト・工藤静香に提供された楽曲。
工藤静香の活動30周年を記念して制作されたアルバム「凛」の収録曲として制作されました。

バンドサウンドで奏でられる、疾走感溢れる旋律が特徴的な和ロックソングとなった本作。
ですが、そんな特徴とは裏腹に、歌詞に綴られているのは疾走感と真逆の「切ないラブストーリー」となっています。

「禁忌」というワードを題材にした、切ない恋愛ものとなっており、抽象的な表現で綴られた歌詞には、聴いてるだけでその背景に隠された物語を想像させられる、不思議な力が備わっています。

どこか懐かしさ哀愁を感じる和ロック調の楽曲である事もまた本作が持つ切なさを増幅させている1つの要因なのでしょう。
そこに工藤静香のパワフルな歌声が加わる事で、歌詞に込められた切なさがより激情的に伝わってくる1作となっているのです!

工藤静香の力強い歌声が持つ魅力と、まふまふの楽曲センスが見事に合わさった、聴く者の心を揺さぶる激情的な恋愛ソングです!

不完全なモノクローグ / 佐香智久

BLアニメ「抱かれたい男1位に脅されています。」OPとして制作・提供された楽曲。

本楽曲は、まふまふと同じく歌い手出身の歌手・佐香智久と共に制作した楽曲となっています。
歌唱自体は佐香智久が担当しており、まふまふは作曲編曲を担当しました。

とはいえ、本作もまたまふまふらしさで溢れた1作である事は変わらず!

速いテンポで奏でられる、バンドサウンド電子音を混ぜて作られた旋律。
そしてサビの盛り上がり時に叫ぶように声を張り上げ伸ばして歌う、佐香智久の歌い方

まふまふのこれまでの楽曲の面影を、深く感じられる1曲となっています。

君氏危うくも近うよれ / A応P

アニメ「おそ松さん」の第2期 1クールのOPとして制作・提供された楽曲。
歌唱を務めたのは、「おそ松さん」の第1期においてもOP歌唱を担当したアイドルグループのA応Pです。

日本を代表する漫画家の1人、赤塚不二夫の人気作「おそ松くん」
主役である6つ子の少年達が大人になった未来の話を描いた「おそ松さん」は、放送開始当初から驚異の人気を博し、社会現象まで巻き起こした人気アニメとなっています。

そんなアニメシリーズの第2期、その最初を飾った本作。まふまふは、作曲家として本楽曲の制作に携わっています。
その旋律は、和ロック風な曲調にピコピコ音が鳴り響くエレクトロな曲調を混ぜ合わせたものとなっており独特でありながらもどこか懐かしさも覚えるアニメソングとなっています。

「おそ松くん」が持つ昭和漫画ならではの懐古感と、その未来を行く「おそ松さん」が見せる現代感が、見事に融合したメロディーだと言わざるを得ません!

カウントダウン / NormCore

国民的人気アニメ「名探偵コナン」の47代目のOPとして制作・提供された楽曲。

歌唱・演奏を務めたのは、シンフォニックロックユニット「NormCore」
ボーカルのFümiは、まふまふ同様歌い手出身のアーティストであり、ネット上では「うみくん」という名で活動している事が明かされています。
まふまふと同じく「高音域」を得意とする「高音系男子」の1人として数えられている歌い手です。

本作は、そんなのFümiの美しいハイトーンが活きた1作。
アニメのOPらしいエネルギッシュさがありながら、大人っぽい、クラシカルな雰囲気も持ち合わせており、そこにFümiの力強く美しいハイトーンが加わる事で、これらの雰囲気がより深められ、非常に完成度の高い1作に仕上がっているのです!

Fümiの歌声にマッチした楽曲に仕上げながらも、アニメソングである事を確かに感じられる、作品作りにまふまふの作詞作曲家としての実力の高さがわかる1作です!

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マチガイサガシ / まふまふ feat.IA

スマホ向け対戦型マルチプレイゲーム「#コンパス【戦闘摂理解析システム】」(略称:コンパス) に登場するキャラクターのテーマソングとして制作・提供された楽曲。

まふまふがボカロPとして制作・提供した1作となっており音声合成ソフトの「IA」を用いた楽曲として制作されています。
なお、まふまふ本人による歌唱版も、後にニコニコ動画・YouTubeにてオリジナルMVと共に公開が行われました。

楽曲の対象となっているキャラクター・ジャンヌ・ダルクは、実在した「聖女」がモチーフとなっているキャラクターです。
戦いを導く女性戦士として歴史上に名を遺した少女であり、ゲーム内でも彼女の逸話・伝承に則った思われる戦闘モーションが多く存在しています。

「聖女」という身も心も清らかな乙女でありながらも、戦という血塗られた空間で名を馳せる事となったジャンヌ。
本作はそんな矛盾した活躍を見せたジャンヌの、戦いにおける心の揺らぎ覚悟そういったものを強く描き出した1作です。
抽象的な表現でありながらも、ジャンヌというキャラが持つであろう複雑な心情が手に取るように伝わってくる歌詞には、涙を誘われる事間違いなしの提供曲です!

1・2・3 / After the Rain

大人気ゲームを原作としたアニメ「ポケットモンスター」(略:ポケモン)、その第7シリーズ目のOPとして制作・提供された楽曲。

本作はまふまふが作詞作曲を務めたものを、彼がメンバーの1人として活動を行っているユニット・After the Rainにて歌唱した楽曲となっています。

ポップ明るい、非常に耳に馴染みやすいアニメソングとして仕上げられている本作。
しかもただ聴きやすいだけではなく、至るところに「ポケモン」で使われてきたSE音が取り入れられており「ポケモン」好きにはたまらない1作ともなっています!

なお本作は、アニメのクールを跨ぐ毎に歌唱を担当するアーティストの変更が行われており、After the Rain以外に、にしかわくんとキリショー(西川貴教×鬼龍院翔)、からあげ姉妹(生田絵梨花×松村沙友理 form 乃木坂46)による歌唱が行われています。
アーティスト毎に新しく編曲し直されている為各アーティスト毎に異なる雰囲気を味わう事ができますよ!

どのアーティスト版のものもYouTubeにてMVが公開されていますので、ぜひ一度、ご視聴してみてください!

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最新情報

「まふまふ トリビュートアルバム 〜転生〜」からAyase×Ado「立ち入り禁止」が初オンエア!

3月30日発売の「まふまふ トリビュートアルバム 〜転生〜」に収録されるAyase×Ado「立ち入り禁止」が3月22日の「YOASOBIのオールナイトニッポンX」で初オンエアされます。
まふまふの活動10周年を記念した同作は、まふまふのオリジナル楽曲を豪華作家陣がリアレンジし、縁のあるボーカリストたちがカバー歌唱する二次創作アルバムとなっており、ファンの間で話題となっています。

2年越しのリベンジ!東京ドーム公演開催決定

まふまふが、過去最大規模となる東京ドームでの公演を6月11日・12日に開催することが決定しました。

同公演は、2020年に開催予定だったものの、新型コロナウイルスの影響により中止され、幻となった東京ドーム公演の3月25日にあわせて発表されたもので、2年越しの東京ドームでの有観客ライブとなります。

まとめ

以上、まふまふの提供曲まとめでした!

意外にも様々な有名どころに、まふまふの楽曲が提供されている事が判明して、驚いた方も多いのではないでしょうか?

ここで紹介したもの以外にも、様々な提供曲がまふまふには存在しています。
気になった方はぜひ、YouTubeニコニコ動画などを通して、まふまふの楽曲を検索してみて下さい!

アッと驚くようなまふまふの提供曲に出会える事でしょう!

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